冷たく重たくなってきました。週末はぐっと冷え込むそうです。どちら様も
風邪をひかないようにご注意下さいね。
今日から隣町の公園と裏の北向きの斜面で撮ってきた冬芽と葉痕シリーズを
見ていただきましょう。
風はあったけれど良く晴れた2/12の午前中、隣町の公園で写真を撮ろうと
家を出ました。途中で見かけたメタセコイア。この日気づいたのは、

つぼみが付いていたこと。
三角の樹形で背の高いメタセコイア。春先に地味な花を咲かせますが、
まあ、高い高い木の 上の方にしか付かないので、普通の人は気づきません。
図鑑と首っ引きの 私みたいな物好きだけが…あ、こりゃ失礼…見上げて
ほら ↓ これだよ と 写真に撮ってみたりします。

枯れ葉と区別が付きませんね。(^^;)
粒々したつぼみがどっさり付いたおばなの花の穂です。
図鑑に、大きさ5mm程度と書いてあるめばなは、さすがに地上からでは
見つけられそうもありません。
途中の道にはそれから、花から実までのユニークな成長ぶりを観察した
アオギリと白い実が付くナンキンハゼが隣り合わせて立っています。

左がナンキンハゼで右がアオギリです。
空が青いなあ。
アオギリの冬芽はベルベットのような裸芽。

大きな葉っぱが落ちたあとの葉痕は大きいですね。これから温かくなって、
お座布団サイズの大きな葉っぱが芽吹く姿は、なかなかの見物ですよ。
道ばたの薮には、去年はびこっていたクズのつるが残っていました。
見かけたら、是非一度、葉痕にご注目ください。
笑っちゃいそうな ↓ こんな顔していますから。

グリーンモンスターと呼ばれ恐れられちゃうほど勢いの良いクズの、
葉が落ちたあとってこんなに…(^m^)…脳天気な顔していたのね。
こちらも、もてあまし気味なくらいはびこるタイプのニワウルシ。

大きな羽状複葉が落ちたあとは、笑いだけ残して姿を消す チシャ猫の
口の形みたい…ニヤニヤニヤ。
かわって 冬芽と葉痕の中でもとびきりのカワイイ系、ニワトコの芽です。

眠っているような、ほほえんでいるような可愛いお顔と大きな芽がチャーミング。
春、誰より早く芽吹いちゃいます。ひょっとして今頃はもう…。
こちらにも可愛い葉痕発見です。スエードのような質感。
これは真っ赤に芽吹くアカメガシワの冬芽ですね。

いつもめばなが付くのを目撃している木には ↓ こんな冬芽が付いていました。

青空見上げて、本体の枝を遠くに入れてのワンショット。
この芽が、春には赤く芽吹いて、夏には緑の葉になって、秋には黄色く
色づくんですから不思議ですねえ。
さて、そろそろ隣町の公園が見えてきましたよ。続きはまた今度。
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