お日様もとうとう顔出さずじまいで一日どんよりしてましたよ。
冬芽と葉痕シリーズ、今回は庭園で育てられる木を中心にご紹介します。
まずは初夏のお花が楽しみなライラック。

アメジストみたいな 綺麗な紫の芽は赤い花の咲く株の芽。
同じライラックでも、こちらは白い花が咲く株です。

ライラック、リラ、ムラサキハシドイ…呼び名の多いのは愛されている証。
香りの良い小花が房状にどっさり咲きます。今年もいっぱい咲いてね。
こちらはいわずとしれた西洋アジサイ。

紫陽花の冬芽と葉痕は 西洋の王様やお姫様のお顔に見えちゃいます。
紫陽花が咲く蒸しあつ〜い日々のことを思うと、今こんなに凍えているのが
不思議な感じです。
こちらは紅葉を楽しむ庭木、ニシキギです。コルク質の翼が出来る枝と小さな芽。

こちらはもうちょっと芽が膨らんでくるとアールデコ調の建造物に見えてくる
ような面白い冬芽です。
緑のジグザグはヤマブキの枝です。

鮮やかな緑色の枝に赤っぽい冬芽がぽちぽち並んでいます。
お花はやっぱり、雨の多い梅雨の頃、山吹色の八重や一重の花を咲かせて
くれます。
こっちのジグザグは茶色の枝に赤い芽。

珍珠梅の別名も持つニワナナカマドのひこばえです。

ナナカマドによく似た濃い緑色の葉っぱと小さな珠の様なつぼみが目立つ花の房。
新芽が赤いなんて、ついぞ思いつかないような庭木です。

実はナナカマドとは違ってほとんど目立たないので、この木に、こんなに
赤いものが付くなんて、お庭に植えていても気づかないかもしれませんね。
お花や紅葉はそれぞれの季節に写真に撮って記事にしています。
良かったら、右の検索窓を使って過去記事の中から、他の季節の姿も見て
くださいね。
次回からは、隣町の公園と裏の北向きの斜面で撮ってきた 冬芽と葉痕の
写真を見てくださいね。
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