さほど冷え込まずに済みました。園路は昨夜の雨でしっとりと湿って
気持ちよく歩けました。
さて、冬芽と葉痕シリーズ。今度は外国産の木を中心に集めてみました。

写真はアメリカハナノキ。
アメリカハナノキ、またの名をアメリカハナカエデ。
名前だけでなく、正真正銘カエデの仲間です。プロペラ型の実も付けたし、
秋にはひときわ真っ赤に紅葉していました。
すっかり葉っぱを落とした今はどうかな?
近くに行って見上げると、枝には粒々したものがいっぱい付いています。

冬芽…いえ、花の芽です。
ほら、こんなにびっしり並んでいます。

本格的に葉っぱを展開する前に、木が真っ赤に染まるほど、花びらのない
花を咲かせます。3月の中頃くらいかな。
2009/ 3/30付 「公園の春、経過報告」

お花が目立つからハナノキ。日本にもお仲間は自生していますが、これは
アメリカ産の園芸種だから、アメリカハナノキ。
花盛りには、カエデって名前を忘れちゃうほど、圧巻の景色ですよ。
こちらはベニバナトチノキ。
ヨーロッパのセイヨウトチノキとアカバナアメリカトチノキとの間に生まれた
園芸種。今は葉っぱを落とした太めの枝が空を突っつきそうにそびえています。

2011/ 5/ 4付 「大きな木の芽が開いたら」
枝先の大きな芽が可愛らしいです。

枝の途中の芽も可愛いんだけど…今度またねらってみます。
最近人気の庭木、ジューンベリーは今こんな感じ。

春に咲く花の細長い花びらを思い出させるような 細い冬芽です。
6月頃実る赤い実はジャムにすると美味しいそうです。
こっちはあんまり定着しなかった果物、アケビガキの別名も持っている
ポポーの芽。

チョコ色のベレー帽をかぶった兄弟が並んでいるよ。(^^#)
隣町の公園にはとっても大きな木があるけれど、
いつもおさんぽしている公園のプラタナスはまだまだ貧弱な若木。

でも実はいっぱい下がっています。
ひとつの柄に2つ3つの実を付けるスズカケノキと
ひとつの柄にひとつの実しか付けないアメリカスズカケノキの間に
生まれたモミジバスズカケだから、実の付き方はてんでんバラバラ。
こちらはトゲトゲボールをいっぱいにぶら下げていたモミジバフウ。

枝先の芽を眺めていると、アレ?誰かの視線を感じるよ。(^m^)
寒い日は続くけれど、日差しには春の気配がしっかり感じられます。
風邪ひかないように気を付けて、春が来たらいっぱい楽しみましょうね。
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2009/ 3/30付 「公園の春、経過報告」
2011/ 5/ 4付 「大きな木の芽が開いたら」
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