2006年09月30日

カマキリの脱皮

遅くなってしまったけれど、私にとっては大発見なんだから、
ちゃんと記事に残しておこうと思います。
脱皮中のカマキリに出会っちゃった時の話♪

9月の始め、隣町の公園に行ってみましたら、
はじっこの私のお気に入りスポットが、
…簡単に言えば、手入れが行き届かなくて野草がたくさん見られるあたりが…
オオブタクサとアレチウリに占領されていました。


06_0930_h_kamakiri1.jpg





子ども達の夏休み中、私が一度も来られなかった間、ここは
とんでもないジャングルになっていたようです。
周り中、蜂だのバッタだのハムシだのが、ブンブン、モゾモゾ、チキチキしています。

半分だけ草刈り機が入って 草が短く刈られていたので、恐る恐る近づいてみると、
境目あたりに、見上げるほど背の高い 
オオブタクサとアレチウリの絡まり合いがありました。



この、オオブタクサの枝に 脱皮中のカマキリがぶら下がっていたんです。

06_0930_h_kamakiri2.jpg

大きなお腹♪ ハラビロカマキリで良いのかしら?
草むらに君臨する 肉食の王(ことによると女王)でも
身動き取れない 一番危険な時間帯に、
こんなでっかい怪物(私のことです)に見つめられちゃったら、
さぞや こころ細かったでしょうね。(^^;)


でも、めったにない機会ですもの、じっくり観察しちゃいました。

足下にはまだ、脱いだ皮が付いています。
良く見ると、脱いだ皮の方はしっかりと葉や茎をつかんでいますが、
緑色の新しい足は、まだ一本も葉や茎に届いていないんですよね。

06_0930_h_kamakiri3.jpg

多分、お腹の先だけで、体全体を支えているんだと思います。


私の持っている虫の本には、
オオカマキリの脱皮の様子が連続写真で載っているのですが、
それによれば 下を向いているのは、
殻を脱いでから、新しいからだが固まるまで…でした。
体が少し固まって来ると今度は 新しい足で向きを変え、
上を向いて、羽が伸びきるのを待つようです。

…ってことは、このカマキリも、まだ、
新しい足では茎にとまれないほど 体が柔らかかったのかな?



背中には 縮こまった羽。

06_0930_h_kamakiri4.jpg

ちっちゃいのが2対あります。エンゼルみたいで可愛いでしょ。
カマキリは幼虫も成虫もほとんど同じ姿で、
「不完全変態」と言う成長の仕方をしますが、それでも、
最後の脱皮の時には、今までにない大きな変化があります。
それがこの、羽なんです。

前羽と後ろ羽。2対の羽で、ぐっと活動範囲が広がります。
一緒に生まれた数百の兄弟のうち、ここまで生き延びたのはほんの一握り、
しっかり狩りをして栄養を付け、子孫を残すという最後の大仕事のための
特別な装備がこの羽です。



ここまで来て、無駄死にしたくないですよねぇ。
大きな目の中の小さな瞳が、心配そうにずっとこっちを見ています。

06_0930_h_kamakiri5.jpg

はいはい、そろそろ私も退散しますよ。
この公園には、獲物も伴侶もたくさんいるよ。しっかり命をつないでね。
とりあえず、残りの草刈りが始まったら、自慢の羽で飛んで逃げるんだよ。

オオブタクサもアレチウリも、増えてもらっちゃ困る植物なんですけれど、
虫たちにとっては 安心な宿り、豊富な食料 なんでしょうね。
とにかく、ものすごくたくさんの虫がいました。

良かったような、困ったような…複雑な顔で公園を後にした、
9月はじめの暑い日のことでした。


posted by はもよう at 14:53| Comment(7) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさんの本領発揮の観察記、楽しく読みました。私には、この根気が欠けているのですね。
Posted by ひろし at 2006年09月30日 20:49
ご無沙汰しています。
すごい貴重な瞬間の写真を見せていただき感謝です。
カマキリも、見られたのが、
はもようさんで良かったとホッとしているのではないでしょうか。
私の息子に見つかったら、とりあえず、
後で逃がすにせよ、
捕獲されること間違いなしですから。。。
Posted by bigtree at 2006年09月30日 20:59
ひろしさん、こんばんは。
根気…があるなら、最後まで見届けたいものですが、
途中で断念しちゃいました。お昼だったし♪
きっとちょっと運が良かっただけだと思います。

あの子、無事に大人になれたかな?
Posted by はもよう at 2006年09月30日 22:23
bigtreeさん、こんにちは。
ね、ね、すごいでしょ。
ちょっとのぞいたらそこに居たんですよ。ラッキーでした。

うちの息子だって同じでしたよ。でも、この間は、
建物の外階段に飛び込んで来ちゃったカマキリを
そっと草の上に逃がしてました。成長したんだなって思いましたよ。(^^;)
Posted by はもよう at 2006年09月30日 22:55
こんにちは。
おおお@v@!ラッキーでしたね!
写真からはもようさんの優しい眼差しが伝わります。
僕も最初の方の記事で飼っていたハラビロカマキリの観察、色々書きました。ほんとすごいですよね〜^^
Posted by 006 at 2006年10月01日 14:17
006さん、こんばんは。
そちらのブログへいって過去ログ探して読んで来ちゃいましたよ♪
2004/8/22の記事。
いやぁ、力作レポートでしたわ。すごいすごい。

肉食の昆虫飼うのって大変だったでしょ。うちは草食でも大変でしたもの。
でも、結論には同感。
やっぱり、好きなら その生き物の望むように、野生の姿にしてあげるのが一番。
ただ、それを知るには 飼うなりなんなり、とにかく身近に関わってみなくっちゃだし、
昆虫はそう言う点では手軽ですよね。

生き物が好きだからこそ、その ありのままの姿を好きでいたいです。
手元に置いて、所有しようとは思わないです。

良いもの見せてもらっちゃった♪ありがとうございました。
Posted by はもよう at 2006年10月01日 23:38
こんばんは。わざわざありがとうございます^^
なんか生意気なこと書いた気が・・・*-_-*
でも共感してくれると思ってましたよ^^
ただそれは正論で、人それぞれ色んな事情がある場合もあるだろうとも今は思います・・・ってなんかそんだけ年とったみたいな言い方でイヤダー(><)
Posted by 006 at 2006年10月03日 19:58
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