2006年09月29日

9月に出会った虫

花だ実だと歩いていると、どうしても虫が目に入っちゃうんですよね。
…いやぁ、息子の運動会の日、本当に飛び込んで痛い目に遭いましたが、(^^A)
そう言うことではなくて…。
ちょっと載せてみますね、虫の写真。
そんなにグロテスクなものはありませんが、お嫌いな方は素通りしてください。
最初は、ツクツクボウシから。

06_0929_tukutuku.jpg





盛夏過ぎから秋深まるまで、
意外に長い間鳴いている ちょっとスマートなセミ、ツクツクボウシ。
この子はもう 自分の一生分を生きたようで、地面に落ちていました。
まだ息があるうちに 写真に撮ってみました。
お日様を受けて、羽の金属光沢が一層浮かび上がり、すごく綺麗で、
ちょっと せつなくなりました。

子孫はちゃんと残せたのかな?
来年もこの林で、君らの子ども達の声を聞きたいです。




春から夏にかけて、何度か見に来たサルトリイバラ。
その幼樹にトンボがとまってました。

06_0929_tonbo.jpg

黄色っぽい体は、これから赤くなる雄なのか、
黄色っぽいままの雌なのか…?
透き通った羽に 茶色の帯。
鮮やかに浮き上がる ふちのワンポイント。

ミヤマアカネかなと思います。
雄は真っ赤な赤とんぼになるそうですが、これは♀なのかな?
確かめる暇も与えずに飛んでいってしまいました。






ノブドウの葉の上でお食事に余念の無いのは、マメコガネ。

06_0929_mamekoga.jpg

この子はホントになんでも食べますねぇ。
いつもおさんぽしている公園ではヒルガオやヘクソカズラに付いてたし、
北向きの斜面では、羊歯の葉をむしゃむしゃ食べてましたよ。


最近、外来種と言えば、自然を荒らす悪者扱い。
日本の自然は美しくて繊細で、もともと居た種は優しくて か弱いのに、
よそから来た奴らはたくましくて図々しい…なんて思ってません?

でもそれは「外国」へ行っても同じ事。
今、アメリカで作物を食い荒らすとして悪名をとどろかせているのが、
このマメコガネ。その名も「日本(の甲)虫:ジャパニーズ・ビートル」。
日本人もテント毛虫の「アメリカシロヒトリ」には迷惑してますが、
お互い様っていうところでしょうか。(^^)




喰うか喰われるかのスリリングな毎日を送っているのだから、
葉っぱの上で、しばし瞑想している虫に会えるのは、
とってもラッキーなことと思います。

06_0929_zomusi.jpg

ずんぐりむっくりした、パンダ模様の虫。
長いお鼻が ゾウムシの仲間だよって教えてくれます。

クズの茎に卵を産むオジロアシナガゾウムシかなと思います。
近くで 奇妙にふくれたクズのつるを見かけていたもので。
すごくおくびょうな虫で、びっくりするとすぐ、
死んだふりして葉っぱから落っこちちゃうそうです。
カメラに納められて良かった♪

この横顔。何だか、哲学しているみたいですよね。




北向きの斜面で、今回出会ったこの虫は。
何となく、どこかでみたような…。

06_0929_tuyumusi.jpg

あ、あーっ!幼虫ちゃんにお会いしてます。
多分この子は、アシグロツユムシ♪
「舞岡公園の自然」のひろしさんに 教えていただいた虫です。
ビーズ細工みたいなとっても繊細で可愛い子の、
大人になった姿だわ。

へぇ〜大人になっても、なかなかシックで す・て・き。
モテ系かもね。




最後はちょっと大物です。
いえ、虫が大きいんじゃなくて、巣が大きいの。

06_0929_jorogumo.jpg

日の光を受けて、金色に輝くジョロウグモの巣です。
9月に入って、久しぶり歩いてみると、あちこちで蜘蛛の巣を見かけます。
大きな蜘蛛がいっぱい居て、あっちにこっちに巣がかけられて、
ひっかからないようにするのが大変です。

雨粒を宿して、真珠のネックレスに様になった蜘蛛の巣は
綺麗だなって眺めた覚えがあったけれど、蜘蛛の糸って、金色に光るものだったの?
それとも、すぐそばに咲いていたオオブタクサの花粉が付いていたのかしら?

風にゆれていないと、このキラキラ感は伝わらないかもしれませんが、
とってもとっても綺麗でしたよ。
極上の金のレース、素敵なスカーフ。こんなの持ってたら、みんなの視線を独り占めかも。
蜘蛛の女将さん、私にもひとつ編んで下さいな。




虫が好きな方、苦手な方、ここまでおつき合いありがとうございました。

秋は、多くの虫さん達にとって最終ステージ。
ゲームのラスボス(一番強い悪役)並の大きな虫が見られるチャンスです。
図鑑に載っているのは、たいてい、この時期の 成長しきった姿ですよね。
…ということは、今が虫観察の好機です。
ちょこっとその辺の草むらを のぞいてみてはいかがでしょう。





ブログ内関連記事:
2006/07/12付 北向きの斜面の虫



posted by はもよう at 23:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
秋の気配が木々の色づきと虫の音で感じられるようになりましたね。夏の虫から秋の虫へバトンタッチ。いろんな虫の声が聞こえて来ましたね。
Posted by スターアニス at 2006年09月30日 08:39
スターアニスさん、こんにちは。
はい、夏は ジージーいってた草むらの 虫の声が、
リンリンコロコロに変わると、あぁ、秋だなって思います。

もっとも、我が家の近くは リンリン鳴く虫の声が大きくて、
情緒を楽しむドコロじゃないのが たまにきずですが…。


Posted by はもよう at 2006年09月30日 15:02
アシグロツユムシの成虫が見られてよかったですね。
私は「虫ならなんでも」ですが、バッタは識別が苦手で無理に探さないようにしています。
ゾウムシ類は、涼しくなってあまり見かけなくなりました。
Posted by ひろし at 2006年09月30日 20:45
ひろしさん、いらっしゃいませ。

昆虫の名前、教えてくださってありがとうございました。
おかげさまで、アシグロツユムシの成虫も分かりました。
秋になって、虫が身近になってます。
昨夜まで家の中に、何やら鳴く虫がひそんでました。
うちは野中の一軒家じゃないのに。(−。−)
Posted by はもよう at 2006年09月30日 22:16
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