今年最後の記事も12/25に隣町で撮ってきた写真から。
道ばたで凍り付いていたのは、もう枯れちゃったと思っていた草の葉。

枯れ草ばっかりと思っていたら、結構、青いまま残っているんですね。
全体を見渡すと、この葉っぱはナズナのようです。

冷蔵庫の中の葉っぱなら、霜気ちゃったら復活できないけれど、生きている
草は大丈夫なんですね。帰り道にもう一度見たら、普通に青々していましたよ。
春浅いうちから花を咲かせるには、冬の間にこうして枯れ葉の透き間で用意して
おくことが大切なんですね。
道ばたの木のからんでいたのはセンニンソウ。仙人のおひげみたいな種の毛が
ふんわり広がっていました。

野生のクレマチス、センニンソウ。白い花を眺めたのは秋の初めでした。
寒い日でした。隣町の公園裏の北向きの斜面でも、緑色なのは彼岸花の葉っぱ
くらい。

葉見ず花見ずの別名の通り、花の季節には葉っぱはなく、花が無くなってから
葉っぱが茂ります。
夏から秋の終わりまで、爽やかな白いお花を見せてくれたヒヨドリバナもすっかり
枯れて…

コバギボウシの群落も枯れ色の原です。

楕円のアケビの葉っぱには霜の縁取り。

夏中あんなに元気だったヤエムグラも、寒さに実を縮こませているようです。
でもそんな、霜だらけの北向きの斜面で、春のおなじみさんにたくさん会いました。
まずは、返り咲いちゃったコバノタツナミ。

本当の花期は5月ですから、返り咲きですよね。
それにしてもこんなに寒い日に咲いちゃうって、どういう勘違いなのかしら?
それから、ジロボウエンゴサク。

春 早いうちから葉っぱを広げているのは、過去記事でも取り上げていますが、
年明け前に見つけたのは初めてです。
で、こちらはカラスノエンドウとセリバヒエンソウ。

いやあ、こんなに早くから来春の準備に入っていたなんて、全然気づきませんでした。
やっぱり、なんでも先手必勝なんでしょうか。
お正月の準備に手間取る自分を省みて反省しちゃったりして…(^^A)
帰ろうとして、ぎりぎりで気づきました。そうそう、ジャノヒゲの実がそろそろ
色付く頃よと。
見てきましたよ、蛇の…時には龍のヒゲにも例えられる細長い葉っぱを持ちあげて。

ほらね、綺麗な青い実と、色づきかけの緑の実。
ラピスラズリとトルコ石を見つけちゃったみたいですね。
う〜ん、嬉しいなあ。やっぱり 先手必勝? 早起きは三文の得?
とても寒かったけれど、綺麗なものをたくさん写真におさめて 満足の帰り道。
更にだめ押しのもう一品を発見!

ほら、瑠璃唐草が今にも咲きそう。
冬来たりなば春遠からじ。お正月から新春とはよく言ったもの。もう、道ばたでは
来年の春が動き出していたんですね。
まだまだ、寒い日は続くけれど、懐とかあちこちが 冷え込んでいるけれど、
冬も来るけど春も来る。頑張ろう、また来年も。
そう思って今年の記事を締めくくります。旧年中はお世話になりました。
新年もよろしくお願いします。
最近はコメントを残さずに帰ってしまっていますが、はもようさんの記事にはいつも感心・同感をしています。
来年も、この調子でいきますがよろしくお願いします。
はい、日の過ぎるのが早いですね。
読み逃げはこちらも同様です。
でも、たいていの記事は拝見しています。(^^*)
こんな私ですが新年もよろしくお願いします。