我が家の方は東ですので、風が少々強まったくらいでしたが、
被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。
今日の写真は7/8にご紹介したマメ科の葉っぱのその後、
ヤハズソウ、ハイメドハギ、ネコハギの小さなお花をご紹介します。

まずは朝露を宿したヤハズソウの葉っぱから。
公園の芝生に、刈っても刈っても生えてくる 小さくて可愛いマメ科の葉っぱ。
葉の先を引っ張ると葉脈にそって矢筈の形に葉がちぎれるのが楽しい
マメ科ヤハズソウ属の多年草です。
大好きな日の光いっぱいの芝生のすきまで、目立たないように
葉を広げていましたが、ここのところ次々に可愛い花が咲き出しました。
ほら!↓

…あら?見えませんね。
これは、私の目の高さにカメラを合わせて撮った写真です。
小さい花って、うんと拡大してしまうと、大きさの感覚がつかめなくて、
実際に草むらで探すときに困るかな?と思いまして、
試みに撮ってみました。
この草の中から花を見つけて、ぐぐっとカメラを近づけるんですよ。
ほらっ!↓ピンクの可愛い花が咲いてたでしょ。

5mmくらいかな。ちっちゃくてもマメ科特有の蝶形の花でしょ。
そのうちに ちっちゃい豆も実るんですよ。
次はハイメドハギ。
マメ科ハギ属の多年草。
まっすぐに伸びた茎が、半ば木の枝のようになるので、
図鑑で調べるときに困りますが、私の図鑑では草の仲間として載っていました。

写真は芝生から立ち上がったところを撮りましたが、
その名の通り、地面に出てからしばらくは地を這うように低く広がっています。
まっすぐな茎には細かい葉っぱをびっしりつけ、秋の初めに白っぽい花を咲かせます。

いつもおさんぽしている公園にも、メドハギがぼうぼう生えた場所があったんですけど、
今は、こっそりと芝生のすきまを匍匐前進する、このハイメドハギしか
見あたらなくなってしまいました。
もともとの種、メドハギは、その茎を占いの道具に使ったそうです。
あの、街角の易者さんが ジャラジャラさせる 細い竹の束・「筮竹:ぜいちく」の元は、
この草の茎で作った「筮:めどき」だったんですって。
「筮:めどき」を作る萩だからメドハギ。何だか神秘的〜な 感じがします。
web検索していたら、沖縄のお盆用品の中にメドハギのほうきと箸が出ていました。
うっかり踏んづけちゃって良かったのかな?(^^;)

元になる種のメドハギは少し赤みの紫色(紅紫色)ですが、
ハイメドハギの花にさした紫色は、かなり青みの強い紫色です。
シックですよね。
地面を這い進むハイメドハギ(細長い葉っぱ)とすれ違うこの↓毛深い葉っぱは…?

はい、この↑丸っこいの♪ わかります?
クローバーじゃないですよ。マメ科ハギ属のお仲間、ネコハギです。
こちらも、目線の高さから、撮影してみました。

お花、写っていますが、色が飛んじゃってよく見えませんね。
はい、もう少し近くで見てみましょう。

ほら、白くて清楚でしょう?赤紫のワンポイント付きですよ。
毛深い葉っぱは 手触りが良いんですよ。
何でかわからないんですが、マメ科の葉っぱが好きなんですよね。
あちこちでマメ科の葉っぱが元気に葉を広げているのを見られるので、
毎日のおさんぽが楽しい今日この頃です。
ブログ内関連ページ:
2006/7/8付 マメ科の葉 いろいろ
ほ〜んとに小さくて、おまけに風が強かったので
シツコク、シツコク撮って、やっとピントが合いました。
翌日、またマメ科の小さな植物を見つけて、
地面に這いつくばって撮りました。
名前を調べなきゃと思ってたら、
はもようさんのトップの写真にあったので、
大助かりです。
ヤハズソウ。
どれもまだ気がついたことがありません。
どこかで見る楽しみが増えました。
おお!メドハギに気付かれましたか。
ヤハズソウもですね。
ちっちゃいけれど、健気にちゃんとマメ科の花の形なんですよね。
お役に立てて良かったです。
私の方は、先日、るなさんのブログで見かけた
高三郎さんにお会いしたので記事を書きましたよ。
また、同じような花を、
似たようなタイミングで見かけることが多くなるかもしれませんね。
そんな時はよろしくお願いしますね。(^^)
あら?!まだでしたか。
今、盛んに咲いてますから、お近くにあると良いですね。
ヤハズソウは、街育ちの私でも 幼いときにちぎって遊んで覚えのある草ですから、
その辺にあるんじゃないかしら。
きっと会えますよ。(^^)