昨日のニュースで、旭川に平年よりは遅い雪が降るようすが紹介されていました。
カレンダーを見れば昨日は11月も半ばで七五三の日。
あっちこっちの木々が色付いて、色とりどりの季節になりましたね。
いつもおさんぽしている公園を越えた先にある とある雑木林で撮ってきた
写真シリーズ3回目。今回は色づきかけの薮を、絵でも眺めるようにのんびりと
味わってくださいね。
赤い実下げた これはゴンズイ。

実の様子はもう 先月 取り上げていますが、そろそろ紅葉も始まりました。
常緑樹にしか見えないですよねえ、このつやつやの葉っぱ。
実を撮って、記事載せようとして気づきましたよ、もう10/13にご紹介している
ことに。
2011/10/13付 「ゴンズイの実」

先月は緑一色だった葉っぱが、そろそろ渋い赤に変わってきました。

この後、赤がだんだん明るい色になって、最後は色が抜けて黄色くなって散るんです。
年中緑の 素っ気ない常緑樹みたいな顔をして、こっそりいろんな色に色変わりして
散るゴンズイ。なかなか侮れないやつですわ。是非、一度ご注目下さい。(^v^*)
2010/12/ 8付 「ゴンズイの紅葉」
2つ前の記事でご紹介したナツヅタと同じ場所ですが、他のつるも もちろん
からんでいます。

こちらのカラフルなのは葉っぱの様子からどうやら(近づけなくて確かめられない
のですが)エビヅルみたいです。
撮った画像を拡大してみても…

くるくる巻いた巻きひげが見えますし、ノブドウらしいカラフルな実が見えないし…。
エビヅルでしょう、たぶん。
ほかにも、黄色く色付くヤマノイモの葉っぱやずっと緑のシロダモの葉など

ちょこっと小さめの葉っぱがいろんな色に色付いて薮の笹や枝にからんで、本当に
絵のようです。
下の方はナンテンの赤い実ですね。

難を転じる縁起物。

じゃあ、どっさり眺めて、日本中の、いや世界中の「難」を「福」に転じていただき
ましょうか。雑木林の林床、ナンテンの大群生。
丈夫で良く増える木なんですね。たくましいや。あやかろう。(^人^) 「福」来い!
最後はノイバラの実。

野生のローズヒップ。可愛い赤い実です。綺麗に色付きました。
関係者以外立ち入り禁止の 大きな施設の中なので、フェンスの外側から、
動物園の檻の動物を見るがごとく 雑木林を観察できる私にとっては有り難い場所。
図鑑や植物園とはまた違った、自然林というとちょっと大げさですが、それでも、
頻繁すぎる草刈りにガッカリさせられることもなく、生活しているありのままを
眺めることが出来て、本当に興味深い場所です。いつまでもそこではびこっててね。
また来るから。(^v^*)
ブログ内関連ページ:
2011/10/13付 「ゴンズイの実」
2011/ 7/12付 「アカメガシワとゴンズイの今」
2011/ 6/12付 「ゴンズイの花」
2010/12/ 8付 「ゴンズイの紅葉」