街中の道ばたでは、アカバナユウゲショウというお仲間が見られますが、
同じアカバナ科でも、あちらはマツヨイグサ属、南米出身の帰化植物で、
こちらはアカバナ科アカバナ属、山地の湿り気のあるところに生える多年草です。
キャンプ場のそこここを流れる溝や小川の縁に点在していました。

ユウゲショウよりずっと淡いピンクの可憐な花です。
この花、厳密に言うと、
記事にしていなかっただけで、出会ったのは去年のことでした。
キャンプの最終日に子ども達が川遊びをしたときに、退屈しのぎに
その辺をうろうろしていて見つけました。
可愛い花とアブラナのような棒状の実を写真に撮って、家に帰って調べました。
だから1枚目と2枚目の写真は去年のものです。

可愛いでしょう?
花はユウゲショウよりはずっと薄い色ですが、直径は5mmから1cm弱。
心なしか大きいように感じました。
他にも、属の名前になってるアカバナというそっくりさんも居ますけれど、
イワアカバナのチャームポイント(特徴)は、なんと言っても
花の中央のまぁるいめしべ。
図鑑通りだと
「めしべの柱頭」が丸いのが、イワアカバナの見分けのポイントです。
解りやすいように、今年はアップで撮り直してきました。

真ん中がヘコんだ4枚の花びら、ポコンと飛び出たまあるいめしべの先。
本当に可愛らしい花でしょう?
そっくりさんのアカバナは、「めしべの柱頭が棍棒状」なのだそうです。
そっちも見てみたいなぁと思っています。
サイト内関連ページ:
去年出会った草花たちの記事は「山で見た木や花」のカテゴリーにまとめてあります。(^^)
今年の分も少しずつ仲間入りしてます。
キャンプ中の家族の様子を記した記録のほうは、
2006年度版が、
1日目
2日目
3日目
4日目です。
2005年度版は、
1日目・2日目
3日目
4日目に載ってます。
web日記には2004年度版と2003年度版もあります。
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ベビーピンクって言うのか、とっても柔らかい色のお花です。
ヘコんだ花びらも可愛いでしょ。
5枚有ったら桜になっちゃうところだけれど、4枚なんですよね。
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今頃は赤くなっているかもしれません。