娘は、部活の仲間にキャンプのおみやげを渡しに行きました。
暑さも少し落ち着いて、セミしぐれが心地良く聞こえるようになった室内では、
息子と友達がのんびり遊んでいます。
さて、今日の写真は、キャンプ場で撮ってきたタニタデです。

初めての出会いは2004年、2度目の戸隠。
まだ、web日記を付けていたころです。
キャンプ場を走る小さな溝の端で見かけた可愛いツブツブ♪
思わずしゃがみ込んで写真に撮りました。
手元の図鑑には載ってませんでしたが、webで調べて、
タニタデ(谷蓼)という名がわかりました。
タデとはいいますが、アカバナ科ミズタマソウ属。
山地の湿ったところに生える多年草です。

ちっちゃいです、
細い茎の両脇に、ミリ単位の花と実が並んで 揺れやすく写しにくいです。
でもね、一面の緑の中に
赤みを帯びた花の穂があるのって魅力的♪なんですよねぇ。
誰も見向きもしないような草むらにうずくまって、
ピンボケ写真を量産です。(^^;)
かわいくて極小の ポンポンのような実に満足していたら、
何とこの花、ガクも花びらもおしべも みんな2つずつ なんですって。
2つずつの花って、とっても珍しいそうです。
そんなことがわかっちゃったら、今度はちゃんと撮ってこなくちゃね。
…ということで、これ↓がお花アップです。

もっと小さいポンポンのようなめしべ以外は全部2つずつ。
花と茎の間の部分(子房?)が、つぼみの時から毛深いんですね。
手元の図鑑の写真はもっとずっと赤みが薄いんですが、
ここ、戸隠で見たタニタデはみんな赤みが濃くてよ〜く目立ってました。
珍しい花が実ると、2.5mmくらいの小さな実になります。

茎にも赤みが差していて、葉っぱまで 2つずつ向かい合って付く形(対生)。
この毛深い実に、雨粒や沢の水がかかったら、水玉の固まりになって
キラキラ光るんでしょうね。何とかカメラに納めてみたいものです。
帰る日の道ばたで、赤みの差していないそっくりさんを見つけました。
あわてていてちゃんと撮れなかったのですが、
草丈は、タニタデよりちょっと大きめ。
葉脈のデコボコが強めの葉っぱに白い花。

属の名前にもなっている ミズタマソウじゃないかと思います。
今度はもっとちゃんと撮ってこなくっちゃ。
サイト内関連ページ
2005年度版
1日目・2日目
3日目
4日目
web日記には2004年度版と2003年度版も
あります。
去年出会った草花たちの記事は
「山で見た木や花」のカテゴリーにまとめてありますよ。(^^)
2006年度版は
1日目
2日目
3日目
4日目ですね。
【関連する記事】
タニタデ、初めて聞く名前です。
ミズタマソウは、先日知らない花の中にありましたので、あとでTBさせていただきます。
わぁい、TBありがとうございます。
ミズタマソウには会えたんですね。
タニタデは、ちょっと赤くて可憐な感じですよ。
いつか会えると良いですね。
湿っぽいところが好きだそうです。
色は違うけれど花の構造はミズタマソウにそっくりですね。
ミズタマソウは近所の林にも咲いています。
今日は小雨模様で涼しい日で(^。^;)ホッ!と一息ですね♪
又ゆっくりデジブラ散歩・ブログ巡りを楽しめると良いですね♪
可愛いタニタデ…大好きです。TBさせて頂きました(*´ー`)ニコッ
タニタデは渓流沿いに咲く花だそうですので、
一般の図鑑には出てないこともあるようです。
ミズタマソウが咲いているなんて良いですね。
毛深くてコロコロした実がホント、可愛いですね。
子ども達を送りだしてすぐ、近所をおさんぽしてきましたよ。
キャンプ場で撮ってきた写真の整理もつかないうちに
また新しい写真撮ってどうすんだ!(−”− )って気もしますが、
追々記事を書いていきますのでよろしくお願いします。