連休明けの今日は、ちょこっと雲が多めながらもそこそこ良いお天気で、家事も
仕事も捗ったんじゃないでしょうか。
さて、咲きはじめがいくらゆっくりだったと言っても、早くご紹介しないとみんな
散っちゃう金木犀。大急ぎで取り上げましょう。

近所の公園には4種のお仲間が植えられていて、毎年次々咲くお花のリレーぶりを
中継していますが、今年は、ちょこっと出掛けた先で、白いお花のギンモクセイの
写真も撮れたのであわせてご紹介します。
9/30付の記事に載せた9/24の写真では、ウスギモクセイはまだつぼみで…。
10/4付の記事の、10/1に隣町へ行く途中ではキンモクセイがほころび始めていて…

こちらはまた別の場所のキンモクセイ。ちらほら咲きの頃です。
で、10/4には出先でこんな木を見つけました。

アレ?まだ写真を撮りにいけてないウスギモクセイかな?
いや、それにしちゃぁ、色が薄いよ。

これ、なかなか写真を撮れなかったギンモクセイの方ですね。
図鑑の説明ですと、キンモクセイとウスギモクセイはギンモクセイの変種で、
ヒイラギモクセイは ギンモクセイとヒイラギの雑種と言うことですから、
ギンモクセイがオリジナルと言うことになりますよね。

うわあ、思いがけないところで出会えて嬉しいなあ。
澄んだ青空を背景に満開のギンモクセイをカメラに納めることが出来ました。
あとで近所の公園のウスギモクセイと比べてみよう。楽しみ〜 ♪
はいはい、やっとやって来られた近所の公園のウスギモクセイの下。
毎年通い出して、そろそろ10年くらいのつきあいの木ですよ。

ああ、今年も綺麗だねえ。
もうとっくのとうに咲いてました。散らずに待っててくれてありがとね。

ウン、やっぱり、10/4に見かけたのはギンモクセイで、このウスギモクセイとは
違います。

そう言えば、香りは もうちょっと分かんなくなっちゃってたなあ。
でもどちらも、キンモクセイほどは強くないんですよね。
桂花(キンモクセイ)、旦桂(ギンモクセイ)、銀桂(ウスギモクセイ)、中国から
庭木として渡来した3種のモクセイを、みんな写真におさめることが出来たんだ
なあ。う〜ん、良かった(^-^*)。
ん、でもって、同じ日のキンモクセイはと言うと、

花盛りの香り盛り。こんなにいっぱい咲いても、みんなオスの株。
ウスギモクセイ以外は、メスの株がほとんど渡ってきていないので、実を付ける
ことは、ほぼ、無いんですって。みんな片思いのおばなです、気の毒に。
もう一度見てきた10/8の様子。

この翌日からは、気の早い株から徐々に散りだして、キンモクセイの季節は
おしまいです。散った花殻が地面をオレンジ色に染めるのも、それはそれで
風情のある景色ですけどね。
次のバトンを受け継ぐのは、ギンモクセイとヒイラギをかけ合わせた園芸種、
ヒイラギモクセイ。
調子はどお?って覗いてきたら、ちくちくの葉っぱの陰に控えめに つぼみを
用意していました。

更に優しい香りだし、そんなにたくさんは咲かないので、他のお仲間ほどは
目立ちません。
でも、いつもおさんぽしている公園には大株が並んでいるし、近所には生け垣に
利用している場所も多くて、通り過ぎるときにふわっと香ってくれるととっても
嬉しかったりします。
最終走者のヒイラギが咲く頃になると、もう、秋というより初冬の雰囲気が
濃くなって来ちゃいますよねえ。今年も残りわずか。やり残しがないように
頑張りたいものです。
ブログ内関連ページ:
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2010/10/13付 「今年のモクセイリレー」
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