2006年08月24日

近所の道ばた

不安定なお天気が続いています、今日この頃の我が家の方。

でも、幸い昨日は、にわか雨に降られることもなく、
またまた、サッカーを見にいってきました。
嫌になるほど暑かったんですけどね。
いいんです。ごひいきチームが好調だから(^^)v

さて、ずっとキャンプ場の話が続いていましたが、
このあたりで我が家の近所の草たちの様子も記録しておきましょう。
まずは露を宿したノブドウの葉から…。

06_0824_nobudo.jpg

キャンプの後片づけが済んで、やっと出かけた早朝さんぽで見つけた
小さな小さな秋の気配です。




台風が吹き込んだ湿った空気のおかげで にわか雨が続き、
水分たっぷりだったのでしょうね。
いつになく この日は朝露が多く宿っていました。
ヤブガラシの葉の縁に、露が付くことは知っていたのですが、
この日はノブドウの葉にも露の水玉が付いていました。

こんな付き方をするのは、
根から吸い上げた水分が多過ぎちゃったときなんじゃないかなと思います。
雨の次の日などに良く見られます。可愛らしいですよね。

ちなみに、キャンプから帰ってきたら、我が家の鉢植えのノブドウの実、
ほんのり色づいていました。早いよ!って。(^^;)
ノブドウの実についてはまた後ほど記事を書きますね。



可愛らしいといえば、ヒメヤブランの花のあとに、プチプチの実が付いていました。

06_0824_himeyabu.jpg

ちっちゃなちっちゃな草なんですけど、今年は草刈りマシーンにかからずに、
実を結んでくれそうです。
図鑑によれば、実の色は大きなヤブランと同じ、黒なんですって。
秋になったら色づくはず。楽しみだな。



キャンプ場にもたくさん咲いていたのですが、白いゲンノショウコも咲き始めました。
お山のキャンプ場に咲いていたのと同じ花。
これと、コバギボウシの2種。こういうお揃いって大歓迎ですよね。

06_0824_gennosho1.jpg

いつもおさんぽしている公園では、何度も刈られてしまって、
去年はとうとう花が見られなかったので、とっても嬉しいです。
去年は、草むらの白い花は、マシーンでしつこく刈られたのに、
山野草の花だんには、わざわざ赤い花の種を蒔いて 育てていたんですよ。

でも私は、この涼しげな白い花が大好きです。

06_0824_gennosho2.jpg

アップで見ると上の写真の花と下の写真の花は 表情がとっても違いますが、
同じゲンノショウコです。
開いてすぐは、上の写真の花のように 紫のおしべが花粉を出して、
おしべの葯が落ちたあとは、
下の写真の花のように めしべの先が赤く開いて、受粉の用意をするんです。
自家受粉を避ける巧みな仕組み。小さくても 精巧に出来ているんですね。



赤だの白だの言いましたが、
ゲンノショウコには、同じ種類とは思えないほどの色違いがあるんです。
東日本に多く見られる白い花と、西日本に見られる赤い花。
両者の中間の ピンクの花が見られる地域もあるようです。

でもどうやら、白い花は暑さに弱いらしく、数を減らしているような気がします。
その上(公園でもそうだったように)赤い花は人の手で育てられることが多く、
図鑑に書かれてきた分布図と現状が あわなくなってきているようなんです。
…というのは私の個人的な感想なんですが、

白い花は草丈も小さく、草刈りからの復活にも時間がかかるのに反して、
赤い花は草丈も大きく、草刈りからも たったの一週間で復活し、
花を咲かせ実を結びます。

公園の花だんに蒔かれた赤い花は 遠くまで種を飛ばして、あたり一面に殖えましたが、
白い花は復活しきれないうちにまた刈られてしまい、去年はとうとう
種を飛ばすにいたりませんでした。
…そんな様子を見るにつけ、大好きな白いゲンノショウコが身近で
見られなくなりゃしないかと不安になります。

去年の秋には、隣町の公園で十粒ほど 種をもらってきて、鉢で育ててるんですよ。
そんなこんなのいろんな意味もこめまして、会えてうれしいゲンノショウコ。
いつまでも咲いてて欲しいな。(^^)



最後はツルボの花。

06_0824_turubo.jpg

いつもの公園へ向かう道の両脇には 雑草の花だんがあって、
…まぁ、花だんと思うのは私だけでしょうが…春にはノビルとツルボの葉が、
競うように伸びてきます。
ノビルは、さんざんモシャモシャしたあげくの夏の初めにポンポン状の可愛い花
ビーズ細工のようなむかごの固まりを付けますが、
ツルボの葉は 何もしないで消えてしまいます。

前からずっと不思議だったんですよね。春先に目立つ、赤い草なんですよ。
でも、花もつけずにどこへ行っちゃうんだろうって。
ツルボは夏の盛り、地上から姿を消して、秋口に花の穂を立てて、
薄紫の花を細長い穂状に咲かせます。

同じユリ科ですし、近い種類ですので、
近づいて良く見ると、ひとつひとつの花はそっくりです。
同じように生えて、違う生き方をして、似たような花を、違う形に付ける。
ツルボとノビル。
植物って、本当に面白いなと思わせてくれる名コンビ。
その絶妙な掛け合いが見られる道ばたの草むらは、やっぱり 花だん ですよね。(^^)


posted by はもよう at 16:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゲンノショウコには、そんな変化があるのですか。今年は庭に咲くはずですので観察してみます。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2006年08月24日 20:12
白花のゲンノショウコは、横浜・舞岡公園でも今年は例年になく少ないような気がします。その理由は、はもようさんの記述のように頻繁な草刈のせいかもしれないな、と一人うなづいています。

一方、赤花のゲンノショウコは昨年まで特定の場所に繁茂していましたが、これはどうも誰かが種子を蒔いた形跡がありました。公園管理者は他地方の植物の移入を嫌って排除していますので、今年は今のところ見ることがありません。

同じ理由で、関西系の白花タンポポも排除しています。
Posted by ひろし at 2006年08月24日 22:27
おーちゃんさん、こんばんは。
ゲンノショウコ♪会えたのがうれしくて写真に撮ったら違う花に見えたので、
よくよく見比べてみました。

良く見たらゲンノショウコは、おしべが先に熟す花でした。
この白い花びらと紫色のおしべの葯の配色が好きなんですよ。
お庭に咲いたら是非、ブログで見せてくださいね。(^^)
Posted by はもよう at 2006年08月25日 23:46
ひろしさん、こんばんは。
舞岡公園でも少ないですか?
定期的に草刈りされるような場所を好む花ですから、
刈られてしまうのは痛し痒しといったところでしょうか。
多年草ですし、丈夫な花ですから、絶えずに咲いてて欲しいですし、
よその土地の植物の種を蒔くのはやめて欲しいものですよね。

Posted by はもよう at 2006年08月25日 23:50
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