昨日の午後、都心にいたんですよ。窓のない場所に居て、気づいたら
もう激しい吹き降り。電車は止まっちゃうし、危なくって外へは出られ
ないしで、商業ビルの中で3時間ほど足止めされました。
まあ、周り中、飲食店も椅子もいっぱいあるから、籠城するには良い
場所でしたけどね。私は外食、残る家族には娘が夕食を作ってくれました。
電車が動き出してから帰宅、最後の数駅分は、お迎えに来てもらいま
したが、何だかんだでだいぶ夜遅くなっちゃいましたので、ブログ更新は
お休みしました。
さて、記事の方は先週(9/17)隣町の公園。

気の早い紅葉を見つけました。アメリカハナノキかな。
きっと今日もすんごいことになっていると思うんですが、この日も公園は
雨上がり。朝、にわか雨があったんですよね。
まず見つけたのはコブシの実。

へんてこな形だった実の さやが弾けて朱色の実が細い糸に吊られて
ぶらぶらしています。中には、腎臓やハートの形の茶色いタネが入って
居るんですよ。
クヌギの木の下にはチョコレート色になったどんぐりが落ちていました。

まだそんなに太った実ではないけれど、やっぱりちょっと気の早い秋の色。
こちらはアラカシ。まだどんぐりはちっちゃいですね。

太めの葉っぱ、先っちょだけの粗いギザギザ…がアラカシの葉っぱの見分け
ポイント。でも、よく混植される シラカシとの中間種が増えている気配。
迷うのはもう嫌だから、アラカシの特徴が良く出ている葉っぱしか写真に
撮らないことにしています(^^;)。
繊細なデザインなのは、モミジバフウの実。

ちょこっと サイドボードとかに転がしておいたら、立派なオブジェですよ。
台風シーズンの今なら、未熟な青い実も落っこちているかもしれませんね。
そうそう、強い風が 公園のダイオウショウ(大王松)の枝を折ってしまった
んですよね。めばなから観察していた枝だったから、とっても残念だったの
ですが、公園を半周してバックヤードの方へ行ったら、折れた枝が短く
切られて積んで、片付けてありました。これはチャンスかも。

はい。(^▽^)チャンスを生かして、折れた枝の間からまだ開いていない
ダイオウショウ(大王松)の松ぼっくりゲットです。ダイオウショウ
としては小降りですが15cm越えの堂々たるお姿。お宝です。
カツラの木の下に散り敷いた落ち葉からはお砂糖を焦がしたような甘い香り。

見上げると、やっぱり、気の早い枝が一箇所だけ黄葉していました。

レモン色の秋の装い。丸こいハートのカツラの葉っぱです。
いつものおさんぽコースを一通り回ってきて、ミヤギノハギ(宮城野萩)が
咲き始めたことに気づきました。

ヤマハギと違って、秋にならないと咲かないお花。

しゅっと細めの葉っぱが特徴的です。
まあ、近所で見かける萩の花は、たいてい↓丸い葉っぱのヤマハギですが、

ミヤギノハギも良いものですよね。
台風あとの様子も気になるから、また公園を見に行きたいし、行くんだ
ろうけれど、まだ、先週の写真が残っているのでもうちょっとお付き合い
下さいね。次の記事はたぶん秋のお花と草の実です。
ブログ内関連ページ:
2010/11/11付 「外国産の木の紅葉」
2005/ 9/23付 「ミヤギノハギ(宮城野萩)」
2009/ 9/24付 「9月の花木」