の混ざる強風の一日となりました。日差しもあるんですが、いつ雨が降るか
解らないので洗濯物はやっぱり部屋干しです。息子は今日、明日の文化祭に
雨が降らないようにって、小さなてるてる坊主を作ってました。荒れたお天
気だったけど、お客さんはたくさん来てくれたのかなあ?
記事の方ですが、今度は8/28に隣町へ行って撮ってきた写真をまた、数回に
わたってご紹介しますね。
まずは隣町へ行く途中の、車道沿いのコミカンソウの群落から。

真夏に咲く、カメラの限界に挑むような小さいお花を見て下さい。
変わり者ぞろいのトウダイグサ科の一員で、並んだ丸っこい葉っぱの下に
極小ながらミカンに似ている小さい実を並べる、元は温室の雑草。
2010/ 8/ 9付 「コミカンソウの群落」
2005/ 9/11付 「コミカンソウ」 基本情報

開花、結実には相当の高温が必要とされる割には、何だか身近な道路っぱたで
群生しています。
温暖化とか、都市部のヒートアイランド現象とか何だか、そう言う言葉を
連想しちゃいますが、まあ、私は素人。良くは解りません。(^^a)あしからず。
葉っぱの並んだ茎を、ぺろっと裏返すと、これがまた、○眼には優しくない
こまっかい花が並びます。
茎の先の方に白いおばな。

元の方に赤いめばなが並びます。

用が済んだらおばなは散って、めばなはミカン色の実になります。

丸こい葉っぱの下に、この実が並ぶと可愛いですよ。
隣町の公園について、さて、どこから見ようかな?なんて歩いていくと、
8月末の ↓ 記事で、裏の「北向きの斜面」のキンミズヒキを載せましたが、
2011/ 8/30付 「秋の気配2」
今度は、園内、コナラの木の下で、ヒメキンミズヒキの群落がお花の
盛りを迎えているのに出会いました。

キンミズヒキほど豪華ではありませんが、可憐で可愛らしい野草です。

姿や葉っぱの形に変化が多いので、見分けポイントはおしべの数。

姫キンミズヒキはおしべの数が少ないことが特徴で 5〜8しかないんです。
このお花は6とか7ばかり。すでに確認済みですが、姫さんです。
今年も綺麗だよ。
よしよしと、また歩いて今度は裏へ抜ける谷筋の道へ…。
木の陰がこくて、雨の後だけ水が流れる枯れ沢があって、なかなか素敵な場所
なんですよ。
思いがけないおなじみの草が咲いていて、お〜久しぶり〜、元気だった?なんて、
声かけちゃいそうになりました。

まだまだはしりのダンドボロギク。
大株にだってなれるけど、今はまだ、膝丈にも満たない一番花でした。
雨が多かったですからね、枯れ沢にもお水が流れていました。
涼しげなお水の側で、今年見そびれていたキツネノボタンが咲いていました。
2009/ 7/ 4付 「キツネノボタンなど」

ピカピカ花びら(厳密に言うとガク(萼))はキンポウゲ科の印。
トゲトゲボールみたいな実にはひっつき虫の仕掛け付き。
牡丹の葉っぱに似ていると、花の宰相の大きなお名前を頂きましたが、
とっても小さい野草です。
北向きの斜面にでるところに、タマスダレが咲いていました。
ヒガンバナ科の白い花。綺麗ですねえ。

そう言えばこの花、以前も台風の記事でご紹介してます。そう言う頃に
咲く花なんですねえ。
そう、この日はヒガンバナ科の…北向きの斜面では…お初のお花に会えたんです。
その話はまた今度、ご紹介します。
とりあえず、今日の所はここまで。良かったらまたお付き合い下さい。
それから、明日、あさっては出掛けてきます。ブログの更新はお休みしますね。
両親、娘と旅行に行くんです。お天気は心配だけど、なに、悪天候なら屋内に
いますよ。子どもじゃないんだから無理はしません。(^^;)楽しんできますね。
ブログ内関連ページ:
2010/ 8/ 9付 「コミカンソウの群落」
2005/ 9/11付 「コミカンソウ」 基本情報
2011/ 8/30付 「秋の気配2」
2009/ 7/ 4付 「キツネノボタンなど」