ました。残り少ない夏を惜しんでセミさん達は一生懸命鳴いてましたが、
また気温が下がっちゃいました。夏はこのまま終わっちゃうのかなあ。
夏休みも押し迫って参りましたねえ。宿題はお済みでしょうか。さて、こちらは
木の花の宿題、準備中の木の実の様子をさらにご紹介していきましょう。

隣町へ行く途中で見かけた大きなトチノキ。
猛烈に渋いけれど、他の何の木の実よりも美味しそうな外観のトチの実が準備中。
カニ缶てんこ盛りみたいな大きな穂にお花をどっさり咲かせる割には、
2011/ 5/23付 「白雲木と栃の木」
2007/ 5/11付 「ハリエンジュとトチノキ」
枝先の実は3つくらい付けばいい方という、効率無視のトチノキですが、
珍しくとんでもなくいっぱい付いちゃった枝も発見。

そんなに欲張って…、折れなきゃ良いですけどね。(^m^)
隣町の公園にはお花を眺めた 若い木の他にも、
2011/ 6/20付 「栗の花」
とんでもなく上の方で、実だけ付いて、落ちてきて初めて解るって言う
栗の木もあるんです。

小径に若いイガが落ちていました。
小さい栗の実ですが、結構、楽しみにしている人が居るらしく、中身が
拾えることはまれです。
イガだけでも良いんです。秋らしい被写体になってくれれば。(^^;)
どんぐりの準備は着々と進んでいて、この日は、枝で丸みを増すクヌギ
どんぐりをカメラにおさめることが出来ました。

チョッキリ調査員の調査報告、見かけなかったコナラどんぐりの分も
届くようになりました。

あんまり可愛かったから、隣のちっちゃいきのことツーショット。
とんでもない猛暑だったり、大雨だったり、急に気温が下がったり。
いろいろ忙しい今年の夏ですが、木の実の準備は、着実に進んでいますね。
公園裏の北向きの斜面ではヤブツバキの実がつやつやに色付きました。
最近、椿油のヘアクリームのおかげで、すっかり髪の調子が良い私ですが、
さて…ツバキの実って…どうしてこんなに赤くなるんでしょ?

鳥さんへのアピール?
だって…このでかい実をそのまま食べられる鳥さんは居ないし…、
中のタネを食べられる頃にはパカッと開いて、赤いところは見え無く
なっちゃうって言うか、枯れて茶色になっているって言うか
…必要ないじゃんって思うのですが。
動物へのアピール?ツバキの若い実を食べられる動物って居るのかな?
何か他に理由があるのかな。
真っ赤なヤブツバキの若い実。今、とっても綺麗です。
ハクモクレンもへんてこな形の実になりました。
2011/ 3/31付 「隣町のハクモクレン」

お仲間のコブシの実もかなり変ですが、どうしてどうしてハクモクレンも、
かなりの異形っぷり。でも、ギョッとしないで、これで普通です。(^^;)
すっかり実るまで、もう少し 形が変わりますのでお楽しみに。
2005/ 9 /9付 「コブシとハクモクレンの比較 (実)」
いろんな木を見上げて歩くその最中も、優しい良い香りと一緒です。

まだまだ、花盛りのクサギの花。
木の実にしては珍しい 青い実だって楽しみですが、今はこの、優しい香りを
十分に楽しみたいです。
今日も夕方、ヒグラシの声を聞きました。今まであんまり近所では聞かな
かったのに、今年はもう何度も聞いています。何処で鳴いているのか までは
解らないけど、夏の終わりの夕方、ヒグラシの声が聞けるなんて本当に
幸せです。しかも理想的なことに一匹だけ、ちょこっと寂しげに鳴いてくれる
んですもの、有りがたいなあ。
昨日おさんぽに行ったら、ツクツクボウシの抜け殻がいっぱい有りました。
草むらからはジージーにかわって、コロコロルルル…という声が聞こえて
来るようになりました。お山での避暑をおえたトンボの群れも、街まで
降りてきてました。虫の世界にも秋の気配が感じられるようになりましたね。
夏休みの宿題、終わったかな?
ブログ内関連ページ:
2011/ 5/23付 「白雲木と栃の木」
2007/ 5/11付 「ハリエンジュとトチノキ」
2011/ 6/20付 「栗の花」
2011/ 3/31付 「隣町のハクモクレン」
2005/ 9 /9付 「コブシとハクモクレンの比較 (実)」