暑さもちょっとひと休み。
こう言うときに宿題をまとめてやっておけば、後で困らないのにねぇ。
いつもおさんぽしている公園の水辺には、可愛いピンクの花が咲き始めました。
ミソハギです。

ミソハギ科ミソハギ属。山野の湿地に生える高さ50cmから1mの多年草。
祭事に用いることから「禊ぎ萩(みそぎはぎ)」というのだと図鑑に書いてありました。
ちょっと興味を引かれて、web検索してみましたところ、
ちょうど 旧暦のお盆のころ咲くこの花に水を含ませて、その水を供物にかけるんですって。
お墓へご先祖様をお迎えに行く前に、玄関でミソハギの水をかけておはらいするっていう記述も見かけました。
精霊棚に水をかけるのに使われるのでショウリョウグサとか、ミズカケグサという所もあるそうです。
土地がかわれば、水をかける対象もかわるようです。
お水をかけないまでも、
お盆のころ仏壇に供えるのでボンバナ(盆花)というのもありました。
地方によって呼び名もさまざま、風習もいろいろ。面白いものですね。

まぁいずれにしても、お盆には無くてはならないお花なんですね。
この花が咲いたから、もうすぐ、都会にいった息子達が帰ってくる♪なんいう、
お楽しみの花であったかもしれませんわね。
検索したら真っ先に、石川のミズアオイ先生のページがヒットしました。
とっても詳しく解説してくださるので、いつ見ても勉強になるんですが、
ミソハギの記事も、素晴らしいものでした。
ミズアオイ先生の記事
先生がご紹介下さった本には、ミソハギでお水をかけるようになったのは、
昔の医書では、ミソハギが喉の渇きを止めるのに効くとされているで、
死者の渇きをいやそうしたのではないかという説もあったそうです。
花を濡らして、その水をかける行為に、そんな優しさが含まれていたのかな。
何となく ほのぼのしちゃいました。

ミソハギは人との関わりも濃く、興味深い花ですが、
その花の造りも面白いですよ。
ミズアオイ先生がとっても詳しく教えてくださいますが、
この花のおしべは、短いの6本、長いの6本に分かれて付いているんですって。
で、株によって、めしべが長いもの、短いもの、中くらいのものの3種類有るのだそうです。
自家受粉を避ける工夫で、同じパターンの花の花粉では種が出来ないんですって。

う〜ん、この写真じゃよくわかんないや。(^^A)
ミズアオイ先生の記事は詳しいですよ。興味を持った方には、お勧めです。
葉の付き方は、十字対生。
茎をはさんで、2枚の葉が向かい合って付いて、
…このとき、茎を抱くように葉が付くと、
名前が変わって、エゾミソハギという名前になります。…
次の葉が生えるときには、90度回転して、
角度をかえて また、向かい合って生えるんですよ。
だから茎を上から見ると、こんな風に面白いことになっちゃいま〜す。

葉っぱがいっぺんに4枚ずつ付いている様に見えますが、違いますよ。
2枚ずつ、少しずつ離れて付いているんです。
明日は息子が、小学校最後のプールの日。娘は。部活動最後の日。
最高学年って、そう言うこと多いですよね。
両方とも、無事に悔いなく終われますように。
母は最後のお点前を頂きに、明日、中学校へ行ってきます。
はもようさんの凄いところは、勉強したことを現物で確認することだと思います。
私は「へ〜そうなんだ」で終ってしまって知識として定着しないんです。
でも「写真で勝負」だから、それでもいいか。
「勝負写真」TBさせていただきます。
ひろしさん ヾ(^O^*)オハヨ♪
早速ミソハギのお勉強に来ましたよ〜!またまた、興味深いお話でしたね〜。うーん(^◇^)bグッ!
そして、はもようさんのミソハギ画像は、ミズアオイ先生の記事の中の【長花柱花の花序】ですよ〜(★^ー゚)bネッ♪
雌しべがピョーンと花びらの外に見えていますもの。
私も、昨年のミソハギ画像あるので良く見て見ます〜有難う。m(_ _)m
ずらっと並んだ葉っぱの写真、面白いでしょ?(^^)
図鑑の言葉って難しいんですもの。
せっかく見つけても、
読んだだけじゃ意味がわからない、とんちんかんな私には、
現物とつきあわせてみるのが一番の近道なんですよ。
ところで、ミソハギの記事をTBしたのですが
反映されないようです。
2回挑戦したので、もし、時間差で2つ着いたら、ごめんなさい。
「勝負写真」♪
素敵すぎて負けそうです。特に、一枚目ね。(^v−)〜☆
やっぱりあれ、めしべの先ですよねぇ。
一枚目はまぁ、なんとかわかるけど、
お花をアップにした4枚目では、花びらの汚れ(シミ)みたいですけど。
で、ひろしさんの勝負写真のミソハギは、長いおしべが目立つから、
【中花柱花の花序】でしょうかねぇ…。
かえで☆さんが写真に撮られたのは、どんなお花かな?