ない、今日この頃の我が家方面。蝉時雨も本格化し、爽やかで快適な夏を
過ごしています。草むらに近寄ると、ウマオイやキリギリスの声もして、
虫さんシーズン到来だなって思います。
いろんなところでいろんな虫さんに出会います。
この前ご紹介した後、いつもの公園で出会った虫さんを見てください。

7/1道ばたの草に止まっているのはヤマトシジミのカップル。
羽裏にチューリップの模様が並んでいるのがポイントです。
紫陽花の葉っぱの上で見つけちゃった ♪ 大好きなアシグロツユムシの幼虫。

紫陽花の真ん中、小さい方のお花のつぼみがあんなに大きく見えるほど、
すんごく小さい虫ですが、可愛くて綺麗です。

小さいのにどこまでもちゃんと出来てる、虫さんの体って凄いです。
同じお花でもこちらは日陰で咲いてたガーデニア(八重オオクチナシ)。
花びらを開いて夕方から良い匂いをさせます。でも、これは恐いお花です。

蜘蛛が待ちかまえていますから。
よおく見ると…お食事中って解ります。たぶんササグモちゃん。
どれどれ〜ってアップ画像を見たくなったら ↓ をクリック。
ただし、だいぶグロテスクです。苦手な方は見ない方が良いでしょう。
アップ画像
今年…あんまり元気のないマルバアオダモの一本。
本来なら葉っぱで覆われるべき枝がすっかすか。でもそのおかげで、
久しぶりにこの蝶々に会えました。

このサイズじゃ解らないかな。
頭のてっぺんに特徴があるテングチョウです。

7/3のことでした。ちょっと遠かったけど、狙ってみて良かった。
運良く撮れて ♪
幼虫ちゃんのご馳走はエノキの葉っぱで、成虫のまま冬越しするから、
春まだ浅いうちから見ることの出来るチョウチョさんの一種です。
頭の形も変わっているけど、羽の形も独特ですよね。
次は樹液に集まるチョウチョ。
7/17のこと、このくらいになるとおさんぽの時には木の上の方へも
目配りして、樹液に集まる虫さんが居ないかチェックしちゃうのですが、
この日見つけたのはゴマダラチョウの団体さん。

したたるような緑に囲まれた、雑木林のクヌギの木。頭の上の方の枝に
白黒モノトーンの羽がとってもお似合い。綺麗だよ、ゴマダラちゃん。
枝の向こうにもう一匹居るので、ここのは合計3匹。
で、画面右端の羽裏に赤い模様が入っているのは、アカボシゴマダラ。
一部の愛好家にゲリラ放蝶されて以来、生息範囲を徐々に北上させている
南国出身の外来の蝶。
幼虫の時に、元からいたゴマダラの幼虫ちゃんを邪魔する習性があるのを
知って、ちょっと、いじめっ子イメージを抱いていたんですが、
この時は多勢に無勢だったせいか、ひとり離れて樹液吸いの順番待ち。
もう一匹、ゴマダラちゃんが飛んできて合計4匹に。

たまりかねたか アカボシちゃんも強行参入…も、あえなく追っ払われ…
あーんな遠く(白矢印)へ行っちゃいました。

あら、意地悪はアカボシくんで、ゴマダラちゃんはいじめられっ子かと
思ったら、そんなこともないのね。やっぱり、数が多い方が強気なのかしら?
そのうち、枝の裏の方にも回って樹液ポイントを次々発見。

がっつかなくても大丈夫って解って余裕が出来たのか、それともただ単に
おなかがいっぱいになったのか。
今度はアカボシちゃんが合流しても追い出さないで、一緒にちゅうちゅう。

HPを始めようと写真を集めていた 10年近く前に、一度見かけた後、
随分長い間、ゴマダラチョウを見ていなくて、それなのに最近、アカボシ
ゴマダラは目に付いたりして…。
元から居たゴマダラチョウはもう居なくなっちゃうんじゃないかと、心配した
年もあったんですが、今年もこんな元気な姿を見られて嬉しいです。
アカボシくんにも罪はないのですが、出来たらあんまり栄えないで、
いつか故郷の南の国へ帰って欲しいし、
ゴマダラちゃん達が楽しく暮らせるように、樹液のでる大きな木をいっぱい
育てて欲しいです。
最近、我が家の窓に入ってくる虫の声が減りました。
赤ん坊を寝かしつけていた頃は耳が痛くなるほど鳴いていたのに。
蝉時雨もボリュームダウン。
かとおもえば、外来で南方系なんて言う虫がいやに目に付いたり…。
ちょっとずつ環境が変わってきているのを肌で感じます。
虫たちはその小さい体でいち早く、環境の変化を体現してくれる存在です。
虫さんが栄えない土地が、人にとって住みやすい土地な訳ないです。
受粉を助ける虫さんが居なければ、絶えてします植物もいっぱいあります。
薮で写真を撮っていると蚊に喰われるのが嫌だけど、虫が居なくちゃ
面白くない。頑張れ、虫さん。
次回は隣町で出会った虫さんたちを見てくださいね。
ブログ内関連ページ:
前回までのあらすじ
2011/ 6/29付 「6月に出会った虫たち 1」 隣町の公園
2011/ 6/30付 「6月に出会った虫たち 2」 近所の公園
アシグロツユムシ成虫
2006/ 9/29付 「9月に出会った虫」
ササグモ
2009/ 9/22付 「ジョロウグモの夫婦」
ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ
2011/ 5/30付 「5月に出会った虫たち」 アカボシゴマダラの幼虫
2010/ 9/ 9付 「ゴマダラチョウなど」
2010/ 8/25付 「樹液に集まるチョウ」
2009/ 7/26付 「蝉、蝶、蜻蛉」
2008/ 8/ 4付 「ゴマダラとコムラサキ1」
2008/ 8/ 5付 「ゴマダラとコムラサキ2」
2007/10/10付 「蝶2種」
当地では、じきに「シャーシャー」とうるさく鳴き始めるころです。
はもようさんの住んでおられるところには、きれいな蝶がたくさんいますねぇ
でも、きれいといって喜んでばかりはいられないのですね。
南方系の蝶がきちんといるべきところに帰ってくれることが、
あるべき姿なのですね。
そういいましたら、小さいころはツマグロヒョウモンなんて蝶は
いませんでしたものね。
最近は幼虫をあちこちで見かけます。
気温の低いこのあたりでさえもですから、
考えたら、恐ろしくもあります。
でも今年の夏は天候不順で台風後、様子がおかしい・・。
はもようさん、次回の虫たちも楽しみにしてますヨ♪
ああ、クマゼミですか。
原爆慰霊の日に、中継の後ろでいつも鳴いているセミですね。
幸か不幸か、我が街にはまだ来ていないようです。
数年に一回くらいの頻度で、あれ?って思う鳴き声を聞きますが、
迷ってくるくらいで定着はしていないようです。
いや、来なくて良いです。(^^A)
西日本、暖地のセミでしたが、
北上を続けてとうとうそちらへ到達してたんですよね。
大きくてパワフルで、うるさそうですねえ。(^^;)
はい、じつは写真に撮ったのより ずっとたくさんの
綺麗なチョウチョやトンボが目の前を通るのですが、
ちっとも写ってくれないんです。(T^T)泣
ちょっとは止まってポーズするように言ってくださいよ。←無理!
はい、ツマグロヒョウモンも、最近見るようになったチョウチョですよね。
夏の高温もさることながら、冬冷え込まなかったり、
冬越しの場所があったりすることが大きいみたいです。
蝶やトンボくらいならまだ良いけれど、
嫌げな害虫やばい菌なんかが死滅しないで生き延びたら怖いですよねえ。
節電も大事ですが、ストップ温暖化!も忘れないで
頑張りたいと思ってます。p(^へ^)
わお、家の隣が雑木林ですか?
良いなあ、家にいながらにして観察し放題ですねえ。
うらやましい。←こらこら。
そちらではもうクマゼミがシャアシャアいって居るんですねえ。
うちの方はアブラゼミとミンミンゼミとニイニイゼミのコーラスです。
虫さんの記事、お楽しみ頂けて居るみたいで良かったです。
次は隣町の虫さん。
その後も、身近な生き物の記事が多めになる予定です。
良かったらまた見てやってください。
ヒヨドリの雛ちゃんたち、無事に巣立ったみたいですね。
お見守り役お疲れ様でした。
可愛い写真を見せてくださってありがとうございました。(^▽^)ノ