の猛暑にはならず、風も良く吹いて過ごしやすいです。
ああ、でも、風のせいで家の中、じゃりじゃり。息子が帰ってきてさらに
じゃりじゃり…。後でぞうきんがけしよう。
何だかねぇ、先週は、台風も来ていたし、細かい用事もあったしで、
なかなかヤマユリを見に行かれなかったんですよ。やっと出掛けられたのは
7/22。結論を先に言っちゃうと、盛りを過ぎていました。(^^;)

でも、あきらめきれなくてあちこち歩いて探してきました。
隣町の公園と裏の北向きの斜面で撮ってきた写真、見てくださいね。
1枚目の写真は、いつも撮っている北向きの斜面の花じゃないんですよ。
いつもの花は立っていませんでした。
ちょこっと奥に、一本に4輪の花をつけた大株が揺れていましたが、
残念、ちょこっと盛りを過ぎていました。

もう花びらの間が開いて、今にも散っちゃいそうです。
台風が来る前に見に行くべきでした。でもまあ、これだけ撮れただけでも
良しとしなきゃダメかな。
あたりはすっかり草刈りされていました。

不思議なのが、ユリがあったよなって所だけしか刈られてないんですよ。
ヤブカンゾウは、まだ、いっぱい咲いてましたもの。
どういうことなのか、誰か教えてくれるなら伺いたいところです。
すっかりヤマユリが無くなった斜面に「カタクリを保護しています」って
言う札ばかりが目立っていました。ヤマユリは〜?
ちょこっと離れた場所でオニユリのつぼみを見つけました。

いつもおさんぽしている公園ではもう咲いているけれど、北向きの斜面では
これからなんですね。ヤマユリとオニユリのツーショットを撮った年もあった
んだけどなあ。
まあ、この日は今年まだ出会ってなかったスズメウリを見つけたり…

ミズヒキが咲いているのに気づいたり…

薮の中のアマチャヅルの葉っぱが可愛かったりしたんですけれど…。

それでもやっぱりあきらめきれなくて…いつもは行かない方へ回ってみること
にしました。
そうしたらね、あったんですよ。ヤマユリの株が点々と。
やっぱり野の花なんですね。自力で繁殖して、あちこちに芽を出していたんです。
観賞用の豪華なお花並みの大きな花で、ヤマユリが野草だってことをうっかり
忘れそうになりますが、野草なんですよねぇ。
日本は、こんなに綺麗な花が無造作に野山に咲く 夢のような国なんですよ。
ナデシコも誇りですが、ヤマユリも自慢できますね。(^^*)
ここで、1枚目の写真を撮りました。
雑木林の木々の透き間からのぞいていた、ヤマユリの大株。
近くまで行きたかったけれど、近づけない場所に咲いていました。
でも、私が近づけないってことは他の人も…ってこと。草刈り隊に出会わないで
そこで咲いててね。出来たらこの辺いっぱいに 咲き誇れるくらいの
たくさんのタネを蒔いてね。
さらに数m先、今度はうち捨てられた花だんで…すっかりたくましく
なっちゃったキキョウと。

隣の実は…ジャーマンアイリスかなんかでしょうか。それともユリの実?

遠くて、邪魔ものをどかせなくて、いろんなものが前をふさいでいますが、
お花はまだ咲いたばかり。つぼみも付いてます。
同じ場所の続き。100mも歩いたかなあ。
今度は若い株かな、お花はひとつだけ。お日様の光を受けて、光ってました。

道を回り込んで、横からもう一枚。

相変わらず、だいぶ遠くに咲いているんですが、贅沢は申せません。
今まで、あんまり来なかった方だけれど、こっちへも回れば良かったなぁ
なんて反省しつつ…。
北向きの斜面は終わり、涼しい木陰の坂道を登ります。坂の上は隣町の公園。
園内を歩いて、行きに ちょっと気になった葉っぱを撮りに向かう途中で
百合の花の香りに気づきました。
そうしたら、ビックリですよ。園内で初めて、ヤマユリを見つけちゃいました。

ずっと前にはサルトリイバラの花を撮り、最近ではテイカカズラの花を
撮った薮の中で、ヤマユリがうつむいて咲いていました。
何度も通った場所だけれど、初めて見たなあ。ここでも近づけなくて、
いろんな邪魔者が写り込んだ写真を撮るしかなかったのですが、
良い香りだけはしっかり届きます。しあわせ〜。(〃▽〃)〜♪
今年は、いつもの場所では撮れなかったけれど、他の場所でも咲くんだって
ことが解って嬉しかったです。
もっともっと増えて欲しいなあ。そして今度は、オニユリを撮りに行かれる
と良いなあ。頑張ろう。
ブログ内関連ページ:
2010/ 7/17付 「今年のヤマユリの花」
2009/ 7/12付 「ヤマユリ 開花」
2008/ 7/24付 「オニユリとヤマユリ」
2008/ 7/18付 「ヤマユリとヒヨドリバナ」
2008/ 1/14付 「花のあとさき」 実のカラ
2007/10/16付 「オトコエシ?のその後」 若い実
2007/ 7/21付 「ヤマユリ」
2006/ 7/12付 「北向きの斜面の花」