今日も蒸し暑いですね。七夕の昨日、大気中の湿気が雨になって落ちてこない
かなと言ってたらそのとおりに雨が降りましたが、だからといって蒸し暑さが
無くなるわけじゃないんですね。(^^A)残念です。
それでも午前中、ちゃんと歩いてきました。それから午後も、近所の商店街で
みんなが好きなお団子が安くなると聞きつけて買いに行ってきました。お団子
は嬉しいけれど、道中は暑かったです。(^Q^;))ふう。
さて、記事の方は美味しそうな赤い実。待ちに待ってたナワシロイチゴと
ヤマモモの実を見ていただきましょう。

茂みに隠した宝物、ルビーの輝きの木苺。これがナワシロイチゴの実です。
実の熟す過程をつぶさに眺めて記録した年 ↓ もありましたが、
2008/ 7/ 3付 「ナワシロイチゴの実」 実るまでの観察
今年はただただ、綺麗なルビー色の実の美しさを堪能しようと思います。
バラ科キイチゴ属の落葉低木。
苗代の頃(6月)に美味しい実が付く木苺だから、ナワシロイチゴ。
うちの方で、結構、たくさん見られる木苺のひとつです。
こちらはいつもおさんぽしている公園の レンギョウの植え込みにこっそり
紛れている株。目立ちすぎると刈られてしまうけれど、ちょうどイイ具合に
隠れています。知っている人だけがこっそり見られる綺麗な実です。

お花は ↓ 5月の末から6月の始めにかけて咲いていました。
2011/ 6/ 1付 「木に咲く紫の花」 今年の花
そして今はこんな風。

美味しそうですねえ。
結構、枝が長く伸びて、このあとはちょっとつる性植物みたいな姿にもなります。

柔らかい緑で、丸っこい葉っぱがナワシロイチゴの特徴。
お仲間のニガイチゴにも似て居るんですが、葉っぱがねえ、やっぱりちょっと
違いますよね。それにニガイチゴの方がトゲが目立って、細いけど鋭いです。

それから、実は6月の初め、つまりナワシロイチゴがやっと花を咲かせるかな
くらいのタイミングで、既に実っていますし、実った実も、若干オレンジ色に
近く、ルビー色のナワシロイチゴとはすぐに見分けられますよ。
次は、ゴンズイを見に行く、↓ ちょっと離れた雑木林。
2011/ 6/12付 「ゴンズイの花」
ここの林床にも、ナワシロイチゴが実るので、行って写真を撮ってきました。
水色フェンスにからんで、たくさんのナワシロイチゴが実っていました。

写真を撮ったのがちょっと後だったせいかな、熟し切って更に色が濃くなって
いました。
ビックリしたのが、まだ、お花が咲いていたこと。

こんなにたくさん実っているけれど、まだ追加する予定なんだ。

やる気満々だね、ナワシロイチゴのピンクのお花。
ついでにニガイチゴの実も、まだ残っていました。

ナワシロイチゴはフェンスからはみ出ていたけれど、ニガイチゴは奥の方
だったので、近づけませんでした。
因みに、画面左上の葉っぱはゴンズイの葉っぱです。ゴンズイも若い実を
たくさん付けていました。後日ご紹介します。
さて、いつもおさんぽしている公園で次に楽しみな赤い実はヤマモモです。
ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木で、雌雄異株。
だいぶ赤くなってきたので写真に撮ってきました。

綺麗でしょ。素っ気ないお花から出来たとは思えない綺麗な実です。
2011/ 4/26付 「まだまだ花盛り」 公園の木のめばな
2011/ 5/17付 「アオギリの新芽とイスノキ」 隣町の木のおばな

この日は午後からおさんぽに出て撮ったから、ちょっと西日の影響を
受けちゃったかもしれませんが、常緑樹らしい濃い緑の葉の陰に、愛らしい
実がどっさり実っています。
いろんな色が見られる、色づきかけが綺麗ですね。

もちろん真っ赤になったら食べ頃なのですが、赤くなるとどんどん落ちて
しまうので、なかなか、食べ頃を写せません。
落ちたり、傷んだりしやすいのでなかなか流通にはのりにくいけれど、
四国の方では食用として親しまれているそうですよ。
中国では果樹のひとつだと言うし、実が傷みやすいから、果実酒やジャム
などに加工すると良いそうです。
私の周りでは、街路樹として見かけることが多くなりましたが、実が食べら
れると知る人は少なく、落ちて踏まれていることの方が多いのがもったいない
くらいです。
落ちちゃった実を拾い集めてみました。

以前商店街の街路樹で ↓ 撮ったときと、ちょっと実の感じが違います。
2009/ 6/21付 「梅の実の実る頃」
いくつかの品種に分かれるそうだし、何かが違うのかもしれませんね。
詳しくはこちら ↓ の記事とこの中のリンク先をご参照ください。←手抜き
2011/ 2/13付 「モッコクとヤマモモ」
買ってきたお団子の包みから、焦げたお醤油の良い匂いがしています。
今日みんな帰ってくるの遅いんだよなあ。
あんまり待たせると、お団子の数が減ってるかもよ。なんちゃって…。
ブログ内関連ページ:
ナワシロイチゴ
2011/ 6/ 1付 「木に咲く紫の花」 今年の花
2011/ 6/12付 「ゴンズイの花」
2010/ 6/ 1付 「春から夏への道ばた」 花
2008/ 7/ 3付 「ナワシロイチゴの実」 実るまでの観察
ヤマモモ
2011/ 4/26付 「まだまだ花盛り」 公園の木のめばな
2011/ 5/17付 「アオギリの新芽とイスノキ」 隣町の木のおばな
2011/ 2/13付 「モッコクとヤマモモ」
2009/ 6/21付 「梅の実の実る頃」
「キバナノマツバニンジン」
教えていただき、ありがとうございました。
よく見るかんじのお花なんだけど、
どこか違う、でも不明、というふうでした。
やっぱり、はもようさんの観察力、すごいですね。
なにかを知りたい、知ろう、調べようという
意欲、いつも尊敬しています。
ナワシロイチゴ、こちらでも時々見るのですが、
すぐに草刈りされて姿を消します。
あのピンクのお花、花びらが開いているの
見たことがなかったのですが、ここで拝見。
なにやら奥床しい開き方ですね。
あら、いいんですよぉ。ちょうど、私もあのお花を見て、
さて、なんて名前だったかなと…←覚えていた訳じゃないんですよ。
調べている最中でしたから。
ナワシロイチゴは、うちの方ではスキさえあればはびこってくる
なかなかしたたかな雑草です(^v^*)。
ね、せっかくのピンクの花びらなのに直立するだけで、
開かないんですって。面白いですよね。
ご無沙汰しています。
おいしそうな実ばかりですね。
おやつだったですが、最近の方は食べません・・・。
味の好評も欲しい猛暑の夏・・・(笑い)。
今朝、アスカちゃんとお散歩をしていましたら、
いつもの道と違うほうへ引っ張っていきます。
ついていくと、ヤマモモが落ち始めていました。
そろそろだなぁと思っていたのですが、
アスカちゃん、よくわかること。
自分でも探して食べていましたが、
わたしが赤いのをあちこちから選んで集めてきたのを、
待っていて、食べるほうが多かったかな。
帰り道では親子ともヤマモモの香りがプンプンしていました。
しばらくはあの道ばかり通りそうですねぇ
はい、美味しそうです。あ、この辺は、結構お味見する人がいますよ。
この土地がかつて里山といわれていた頃を知っている 人生の先輩たち。
なぜだか食べられる実については、妙に詳しい子どもたち。
それに加えて今年は、急に自然食に目覚めちゃった風の
ご婦人の群れを何度か見かけました。
写真を撮るのに、鳥さんたちと競争していましたが、
どうもライバルが増えそうです。(^^A)
あら、アスカちゃんもヤマモモのファンですか?
良い匂いには勝てませんね。
ふふ、親子でヤマモモの香りかあ。良いですね。(^m^)
アスカちゃん、美味しいものがいっぱい食べられて良かったね。