茶道という、渋めの活動でしたが、3年間熱心に打ち込んできました。
無事に有終の美が飾れるといいなと思います。
珍しく、息子が友達の家に行きましたので、午前中、ちょっとだけ、
いつもおさんぽしている公園をのぞいてきました。
今年、草刈りが少ないので、今まで見たことの無いものが生えてきたんですよ。
それがこの イシミカワ。

イシミカワは、先日ご紹介したママコノシリヌグイとそっくりな、
タデ科タデ属のお仲間さんです。
道ばたや田のあぜ、河原などに生えるツル性の一年草。
ツル性とは言いますが、巻き付くわけでも、巻きひげを出すわけでもありません。
ママコノシリヌグイと同様に、下向きのトゲをどっさり並べた茎で、
他の植物にからみつき、よりかかって伸びるタイプのつる草です。

葉っぱは、可愛くなっちゃうほど 綺麗な三角です。
本当は花のように見えない花や、お皿の盛ったお団子のようにつく実の姿が
楽しい草なのですが、今はまだ葉っぱだけです。
しかも、今日、写真を撮ってる私の横に草刈り隊のおじさんが居ましたから、
私が立ち去ったあと、刈られちゃっている可能性 大!なんですよね。
花も実も、見られそうもないのは残念ですが、
ママコノシリヌグイとよく似てるけど、ちょっと違う、
見分けのポイントのひとつをご紹介します。

ね、すごいトゲトゲでしょう?このトゲが、もれなく付いてくるんですもの、
たまんないですよね。
しかも、からみつかれているのは、ヤブガラシです。
嫌われ者の絡み合いか…。あー、もう、絶対刈られちゃいますよね。
それはさておき、
イシミカワとママコノシリヌグイの葉は、よく似た三角形ですし、
よく似たトゲトゲっぷり。
違いは 葉と葉の軸の付き方です。
イシミカワの葉は、葉の軸が葉の途中に付くんです。
2枚目の写真の表から〜に続いて、
3枚目は裏側から…。
4枚目はちょっと引っ張ってみました。

ほら、明らかに、葉の途中から葉の軸が出ているのがわかりますか…?
比較対象のために、ママコノシリヌグイを再度眺めてみます。

ね、葉っぱのはじっこから、葉の軸が出ているでしょう?
イシミカワが面白い葉っぱの付き方をするってことが、
わかっていただけるといいのですが…。
花と実が見られそうもないので残念ですが、
面白い葉の付き方を見られただけでも有り難かったです。
はあ、また、雨脚が強くなり始めました。
梅雨明けいつでしょうね。
今年も葉が目立つようになったのですね。
こんど様子を見に行ってきます。
今年はどうか、これから散策・探索してきますね。見つかれば、また報告します。
花はまだ見たことがないので、楽しみです。実は色々の色がついて綺麗ですよね。
そうそう、問答形式の楽しい記事を見せていただきましたっけ。
開ききらない花、果肉ではなくて花被が厚くなって出来る
きれいな実とその中の固い種…いろいろ勉強になったのでした。(^^)
花や実まで見られれば良かったのですが、
今朝、通りかかりましたら、すっかり刈り取られたあとでした。
またどこかで会いたいものと思っています。
ひろしさんもイシミカワの写真を撮っていらっしゃるんですね。
いいな。(^^)
実を見ているのなら、きっと花も一緒に見ているはずですよ。
それくらい目立たない花ですもの。
私は刈られない場所で出会えますようにと
希望を捨てずに探してみます。
お皿に盛ったお団子みたいな可愛い実。この目で見てみたいです。