久しぶりに外で遊べた子ども達を置いて、
母5人で、お祭の景品の買い出しに行ってきました。
100円ショップで買い物三昧♪たのしかったぁ〜。\(^▽^)/
無報酬で子どもの相手してるんですもの、たまにはイイ事も無いとね。
さて、つるになる草 第3弾。今日の写真は、今、あちこちのフェンスで
猛烈に花盛りの このつる、オニドコロをご紹介です。

横に広いハート形の葉っぱで、今、たくさんの花の穂を出していたら、
それはオニドコロのおかぶかもしれません。
ヤマノイモ科ヤマノイモ属のオニドコロ。別名をトコロと言います。
有名な植物学者の牧野先生の寄れば、トコロというのは「野老」と書き、
海の「海老」に対する名前だそうです。
横に這う根茎にひげ根が多いのを 老人にたとえたもので、
オニドコロは長寿を願うお正月飾りにも使われるそうです。
ただし、ヤマノイモとは違い、その根っこは苦くて食べられないんですって。
ちなみに西武球団の本拠地 所沢は
「トコロ(野老)生い茂る沢」のコトっていう説もあるんですよ。
美味しい自然薯・ヤマノイモは、葉っぱが2つずつ一緒に付き(対生)ますが、
トコロと名の付くお仲間(オニドコロ、ヒメドコロ、タチドコロの3種)は、
葉っぱが互い違い(互生)に付くんですって。
葉の付いてるところを見て、
葉の軸が2本一緒に生えているのは ヤマノイモで、
葉の軸は1本で、他に花や実が付いてたら、トコロのお仲間かもしれません。
もう一つ、ヤマノイモには これまた美味しいむかごがつきますが、
トコロの仲間にはつきません。
オニドコロの根っこは苦くても、
そっくりだけれど、葉っぱがもうちょっと細い ヒメドコロの根っこなら
食べられるって図鑑に書いてあるので、
ハート形の葉っぱを見るたびににらめっこするのですが、
ハート形の葉っぱの植物って多いんですよね。(^^;)まだ見つかってません。
花の穂が、こう、立ち上がっちゃったら もう、間違い無しにオニドコロです。
そっくりさんのヒメドコロの花は垂れ下がるものなんですって。
まぁ、オニドコロの花でも何かのはずみで下がっちゃっているのも有りますけどね。

オニドコロはおかぶとめかぶに分かれるつる草です。
この華やかなのはおばな。雄花序って言うヤツです。
花のひとつを拡大してみましよう。

おばなには、ちょっと細長い6個の花びら(花被片)があり、すっかり平らに開きます。
立派なおしべが6本有って、こんなにちっちゃいのがもったいないくらい綺麗です。
それぞれがそっくりな 3種のトコロのお仲間ですが、花の形は違うんですよね。
めばなは 後に実になる部分も付いていて重いのか、垂れ下がります。
黄緑色のハート形の葉っぱの影から、可愛い小花ストラップが下がっていたら、
オニドコロのめかぶかもしれません。

結構個性的でしょ。トコロのお仲間のめばなはみんなこんな感じ。
茎と花びらの間に あとで実になる部分がつく形です。
でも先っぽのお花は、やっぱり3種3様で違いがあります。

オニドコロのめばなはおばなとお揃いの 細長い6つの花被片が付いてます。
ぱっと開いて、可愛いでしょ。
この花が秋になると実になって、その後、冬枯れの雑木林やフェンスで、
こんな殻になっています。

ヤマノイモの実の殻よりも、ちょっと細長くて、ユリのようでしょ。
ヤマノイモは、うちの方では もうちょっと後で咲きます。
真緑に白い花で、花びらはほとんど開かないので、丸い玉ころに見えます。
咲いたらまた、ご紹介しますから、このオニドコロと比べてみてくださいね。
今、里山はトコロのつる・葉・花穂の伸び盛りの時期で、あっという間にほかの草木を覆ってしまいますね。
非の打ち所ない丁寧な説明、よくわかりました。これでトコロの観察を完璧にできます。
また「写真で勝負」の種ができてしまいました。
はもようさんの記事に、ひろしさんのコメントはいつも楽しい〜〜〜わ♪
その後ろからノコノコ付いて回っているかえで☆です…ウフフ!
私も、昨日もこの雄花の画像を取って来ました〜よく読んでどれが該当するかお勉強してみます!
お返事遅れました。
今、つる草の伸びっぷりがすごいですよね。
頼もしいって言うか、凄まじいって言うか…。
そのなかでも、トコロの仲間ってよく似てますよね。
私、図鑑ではよくわからなかったので、自分の理解のために
今まで撮った写真をまとめてみました。
これで、他のお仲間も並べられればいいのですが、近所では
見あたらないんですよねぇ。
ひろしさんと舞岡公園の森に期待していますよ〜。
よろしくお願いしますね。“\(^^)〜♪←おいっ!
…と言っても、今お出かけ中でしたね。
何か…、楽しんでいただけたようでなによりです。(^^#)
それもこれも、ひろしさんのおかげです。たぶん。( ^。^)おほほ
え〜?!私の写真でおべんきょしても大丈夫かなぁ?
手元の図鑑には、ヒメドコロの花として、
花びらが「すっかり平ら」を通り越して、
反対側(茎の方)へ そっくりかえった写真が載ってました。
タチドコロのお花は、はっきりと色が違って、黄色いんですって。
そんな花を見かけたら、ぜひ、ブログで見せてくださいね。←こらこら
お出かけはどうだったのかしら?おみやげ話♪楽しみにしてま〜す。
この葉っぱは、よく見るものですが、トコロ??・・・意外でした。
自然薯かなあ・・・と思っていたものですが、勉強になりました。
私の周りでは、この、オニドコロの葉っぱが一番多いですね。
自然薯(ヤマノイモ)は、後日ご紹介しますね。
この記事の葉っぱのお芋は、苦くて食べられないそうですよ。