2011年06月24日

つるになる草 まだまだ

昨夜は厳しい熱帯夜でしたよ、うちの方。起きてもなかなか頭が働かず、
ぼんやりしたまま、機械的に家事をこなしました。いやあ、しんどかった。
いよいよ始まった暑さとの戦い。初戦から負けたくなかったので、
昨夜はクーラーを入れずに我慢しました。今日の午後も暑かったけれど、
電気を使わないで過ごしました。
家族が帰ってきたらそうはいかないかもしれないけれど、出来るだけは
がんばってみようと思います。省エネ、節電!p(^へ^)熱中症注意!

さて記事の方ですが、ここひと月くらいの間に3回も特集を組んでも 
まだあるつる性植物。
今度は遅れてやって来た、でも、蔓延る力は他のつるには負けない仲間
…真打ち登場的な?…もご紹介します。

11_0624_yabugarasi.jpg

一枚目は、つぼみが目立ってきたヤブガラシ。






つる性植物のお花にも、派手なもの有り、地味なもの有り、いろいろですが、
こちらはだいぶ地味な方のアオツヅラフジ。

11_0624_aotudura_f1.jpg

オスの株とメスの株に分かれる種(雌雄異株)で、お花数の多いおばなが咲き
始めましたが、解ります?

11_0624_aotudura_f2.jpg

よくよく見ると、複雑な形で、結構凝った造りなんですけど、ちょっと小さすぎ
ますかね。アリさん達はちゃんと承知していて、せっせと通っています。

メスの株にはもっと地味なめばなが付きますが、秋になると青く実って、とても
綺麗です。



あと、いつもおさんぽしている公園にあって、何より地味なのがこのコイケマ。

11_0624_koikema.jpg

ガガイモ科ファンの私だからこそ注目していますが、たぶん誰一人、存在にさえ
気づいていないと思います。

開ききらない 地味極まりない花が咲きます。でも、葉っぱは丸っこくて、
ガガイモの仲間らしい、魅力的で綺麗な葉っぱです。



これからどんどん増えちゃう予定なのは日陰のヤブマメ。

11_0624_yabumame.jpg

山野草の花だんに居座っています。栄養も良いし、すっかりお気に入りで、周囲に
からまりまくっていますが、居候ですよ。秋口に、控えめで青みの強いマメ科らしい
蝶型花を咲かせますが、小さいクズ(葛)の異名を頂いちゃうくらいの繁茂力。
しかも、地上のみならず、地下にも閉鎖花を実らせちゃうという用意周到ぶりで
がんがん殖えます。少しは遠慮しなさいね。



お仲間は日向のツルマメ。またの名は、ヤブマメ(薮豆)にたいしてノマメ(野豆)。
日当たりの良いところが好きで、栽培種のダイズの祖先じゃないかと言われている、
アイヌの皆さんが食べていたと言われるお豆です。

葉っぱが細長めなのが特徴。ここに毎年出るんだけど、まだかなぁ?
探して探して、やっと気づきました。

11_0624_turumame1.jpg

これじゃん。ちっちゃすぎて気づかなかったよ。
周りを探してもう少し大きい葉っぱも発見。

11_0624_turumame2.jpg

ああ、だいぶツルマメの葉っぱっぽくなってます。
ツルマメの繁茂力はヤブマメほどではなくて、公園内でも、ここでしか見られません。
もう少し はびこっても良いんじゃないかな、ツルマメちゃん。




それから、隣町の公園の裏の北向きの斜面で、家を壊したり、駐車場を作って
いた頃、急に広がったイシミカワの群落。今年はすっかり影をひそめています。

そりゃあ、恐いほどトゲトゲのつるですが、会えないとなると寂しいものです。
あちこち探して、やっとひと株、消え残りを発見しました。


11_0624_isimikawa1.jpg

ひとたび外国に出ると 1分で1マイル伸びる草とか、悪魔のしっぽタデとか
呼ばれてやっかいがられているそうですが、


11_0624_isimikawa2.jpg

秋にはとっても綺麗な青い実を見せてくれるイシミカワ。
タデ科の トゲまみれだけど魅力的なつる草です。


〜〜〜〜〜〜2011/07/22追記〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もう一度よく見たら、これ、そっくりさんのママコノシリヌグイでした。
イシミカワは、まだ見つかっていません。今年はもう見られないのかなあ?

訂正いたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追記終了〜〜〜〜〜〜〜





なかなか出会えませんでしたが、いつもおさんぽしている公園で
やっと姿を捉えたカラスウリ。

11_0624_karasuuri.jpg

つややかな葉っぱが多い中、貴重なつや消し。マットでシックなカラスウリです。
夏の夜、白いレースのような花を咲かせるのですが、近所に見せてくれる群落が
無いんですよねえ。



冒頭のヤブガラシと、6/11にご紹介したアマチャヅル。
一緒に生えていたので比較しようと写真を撮ってきました。

11_0624_yabu_amatya1.jpg

白い線で囲ったのがアマチャヅルの葉っぱです。

もう少し拡大してみると、質感が違うのが解りますか?

11_0624_yabu_amatya2.jpg

形はそっくりなんですけどね、ヤブガラシとアマチャヅルの葉。
蔓延る力や迫力が違いすぎるから、現場で見れば迷わないですけど、
並べてみると、こんな風に違います。
ヤブガラシのお花には大きな蝶々や蜂が集まるから、
アマチャヅルには可愛い実がなるから 両方、楽しみです。



どんどん気温が上がって、げんなりする私とは対照的に、公園の緑はますます
もりもり、つる性植物も更に元気になってきました。
植物たちに負けないように、私もがんばるぞ。…はあ。(-。-;)←おいっ!








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2010/10/14付 「つるの途中の花と実」
2009/ 9/15付 「秋の花、さらに」
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2009/ 9/15付 「秋の花、さらに」
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2009/11/17付 「草の実の道」
2009/ 7/12付 「オオカモメヅルとイシミカワ」
2007/11/ 1付 「イシミカワの花」
2006/ 7/24付 「イシミカワの葉」


シリーズ つる性植物

2011/ 6/19付 「オオカモメヅルの花」 オオカモメヅル、テイカカズラ、ガガイモ、カナムグラ

2011/ 6/11付 「つる草たちの季節」 
      ヤブガラシ、ヒルガオ、サオトメバナ、ヤマノイモ、長芋、
      オニドコロ、アマチャヅル、フジ

2011/ 5/24付 「つる性植物の季節」  
      テイカカヅラ、キヅタ、スイカズラ、クズ、センニンソウ、ボタンヅル、ヤブガラシ、
      ノブドウ、エビヅル、カキドオシ、アケビ、タチシオデ、アオツヅラフジ、ツルウメモドキ






posted by はもよう at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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