雨は降るし、息子の友達は遊びに来るし、
関東のお盆でもあったので、お参りしたり何だかんだで…、
母親業が忙しくて、なかなか、花だの葉だの言ってられない週末でした。(^^;)
まぁ、でも、みんな元気で、機嫌良く暮らしているんだから文句も言えませんがね。
そんなこんなで、撮りにも行かれず、調べている暇もなくて、
お蔵入りしていたもののほこりを払っての掲載です。
これは、とんでもない名前の花のひとつ、ママコノシリヌグイ。

花は可愛いです。
同じタデ科のミゾソバと同じように、ピンクの金平糖のような花を咲かせます。
ただ、こちらは、その怖い名前が示すとおりに、猛烈にトゲまみれです。
鎌のような形のトゲが、茎にびっしり生えてます。
別名はトゲソバ。
草むしりするのも、ちょっとご遠慮申し上げたくなるトゲトゲしさ。
お尻を拭かれる…なんて考えたら、ぞ〜っとしちゃいます。

葉っぱも、ミゾソバの葉が牛の顔みたいなのんびりした形なのとは違い、
三角で尖っていて、いかにも 機嫌悪そぉ〜な形です。
でもね、このトゲは武装用じゃなくて、周りの草に寄りかかって、
支えてもらうためのもの。だから下向きなんですよ。
攻撃的なんじゃなくて、甘えんぼのちゃっかりさんなの。
そう思ってもう一度お花を見ると、かわいさが増すでしょ?ダメ?(^^;)
もっとお山のほうに行かないと会えないかなと思っていたのに、意外や意外、
身近にたくさん咲いてました。
それと、もう一つ、今年は面白いお話を聞いちゃいました。
この花を一緒に見て下さった ご近所の奥様が、旦那様を見初めた
そもそものきっかけになったのが、この花だったのよ♪って話してくださったんです。
可愛いっと思って、目を留めた花の名前を、しかも こんなに長い名前なのに、
すらすらっと教えてくれたことに感激したのが、そもそもの始まり。
男の人なのに、お花の名前に詳しいなんて素敵♪と思ったんですって。
世の中、何が幸いするか解りませんね。(^^)
きっかけの花のトゲトゲしさとは大違いの おだやかなご夫妻で、
今でも時々ご一緒に、山歩きされたり、お花を見に行かれたりするそうです。
今度お二人でこのお花を見たときに、そんな話を思い出すのかな?
可愛らしくて、すごい名前のママコノシリヌグイ。秋風立つまで咲いてます。
>可愛らしくて、すごい名前のママコノシリヌグイ
おもしろいですねえ・・・。なぜ、このような名前が・・・?? 文字通り・・・ですか?
なお、普段見ておりますが、こうしてアップにすると、乙女のようなかわいらしい花に見えます。
はもようさんのお若い頃なのでしょう!
えっ、えぇ〜?!私の若い頃って…
そんなにトゲトゲしいオンナじゃないですよぉ。(^^)なんちゃって。
ママコノシリヌグイ…ものすごい名前だけれど、その代わり、
一度聞いたら忘れられないですよね。
>そんなにトゲトゲしいオンナじゃないですよぉ。(
とげとげではなく、花でゴザンスよ!
へへっ、解ってて とぼけてみました。(^^)
あわてさせちゃってごめんなさい。
鬼も十八、番茶も…の頃までさかのぼっても、
こんなに可愛かったことはないですなぁ…、ワタクシ。(苦笑)
ははは・・・、幼き頃の面影でしたか(笑い)。