2011年05月27日

常緑樹に咲く白い花

梅雨のはしりかと思っていたら、本当に梅雨入りしちゃいましたね、関東も。
まだ5月なのに早いな。今まで、梅雨入り宣言したとたんに晴れちゃうことが
多かったけれど、今年はしばらくぐずつくようです。お洗濯はこの間いっぱい
したからしばらくは洗濯以外の家事をがんばろう。

さて、今回の記事は常緑樹に咲く白い花をいくつか集めてみました。

11_0527_sharinbai.jpg

まずは咲き始めたシャリンバイ。バラ科シャリンバイ属の常緑低〜小高木。
暖かい土地の海辺出身の常緑低木ですが、
乾燥と大気汚染に強い性質を買われて、乾いた都会に良く植栽されています。






5/20の記事で、今年はいつも以上に‘やる気'に満ちているところをお見せした
カナメモチのつぼみですが、あれは5/12に撮った写真だったんですが、その後
こんなにきれいに咲きそろいました。

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バラ科カナメモチ属の常緑小高木で、別名はアカメモチ。住宅街でよく見かける
真っ赤な生け垣のあの木ですよ。

いつもおさんぽしている公園にも何本も植えられているのですが、花を見ることは
まれで、ましてや実などは一度、見かけただけという状態でした。


2005/12/21付 「かたち いろいろ」 実

それが、何を思ったのか今年は、一部の木に限るとはいえ、ものすごい満開です。

11_0527_kaname_m2.jpg

赤い新芽の木が白いお花でピンク色にかすんで見えるほどの花の数です。

そして、羽化したてのハナムグリの仲間たちの羽音で、とっても賑やかです。(^^A)

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おしべがピンピンっと外へ向かって開いていて、元気いっぱいです。

赤い若葉に染まるようにちょこっとピンクに見えますが、一応、白い花なんです。


ちょっと日陰で新芽の赤い色が薄くなって、緑になった場所では、こんなに白く
見えますもの。

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今年はこんなに咲くんだから、ちゃんと実って欲しいなあ。



次はクスノキ。クスノキ科クスノキ属の常緑高木。
こちらも木が白っぽく見えるほどお花が咲いています。

11_0527_kusunoki1.jpg

昔のトイレの芳香剤、樟脳を採った木です、葉っぱをちぎると良い香りがします。
大きくなる木なのに、お花は直径5mくらいの小さなものです。以前、クローズアップを
撮ってお花の造りを観察しました。

2008/ 5/25付 「あの木のその後、覚え書き」 花の造りについて

11_0527_kusunoki2.jpg

クスノキはだいぶ原始的な植物でお花も、ちょっと変わった複雑な造りなんですよね。
検索で見つけた専門家さんのご説明では、難しい単語もあって正直よく解りませんでした。

でも、秋に熟す実は黒くてコロコロしていて可愛いです。


それから、常緑樹ドングリの木シラカシ。ブナ科コナラ属の常緑高木。

いつもおさんぽしている公園にはとっても花付きの良いシラカシがあって
お花をいっぱい付けてくれるので、観察しやすくて助かっています。

2008/ 5/23付 「アラカシとシラカシの花」

これは過去記事にも出てきたシラカシ。

11_0527_sirakasi1.jpg

今年もどっさりつぼみを用意してました。

でも気づいたときには、おばなは枯れちゃったあとでした…。(しゅん)

11_0527_sirakasi2.jpg

もうちょっと早く気づけば良かったなあ。

でも受粉済みのめしべの様子は観察できます。

11_0527_sirakasi3.jpg

今年出たばかりのまだ緑色の枝。根元に房状のおばなが付いて、枝の先、葉っぱの
付け根あたりにめばなが付いています。これが今年の秋にどんぐりになる部分です。



いえね、この日、シラカシの花を見に行こうと思ったのは、公園についてすぐ、
懐かしい匂いを嗅いで、スダジイの花が咲いたに気づいたからなんです。

今、盛んにしていますよね。カシやクリの 花の匂い。

スダジイも、5月の初めの花の穂が立ったところから注目していました。

11_0527_sudajii1.jpg

何だか模様みたいで、装飾的で綺麗だなと思ったんですよね。


10日ほど経ってた5/18に、公園に入ったとたん、あの独特な匂いに気づきました。

11_0527_sudajii2.jpg

スダジイのおばなは白っぽくてひも状で垂れ下がってます。めばなは枝や葉の
付け根から上向きにツンツン立っています。

スダジイは2年かけて実るどんぐり。去年受粉した分は これから大急ぎで
どんぐりになります。スダジイのどんぐりは、生でも食べられるアクの少ない
どんぐりなんですよ。



最後のハクチョウゲ(白丁花)はアカネ科ハクチョウゲ属の常緑小低木。
お花の直径が1cm程度、葉っぱは長さ1〜3cmの小さい木です。

11_0527_hakutyo_ge.jpg

でも、葉っぱの斑の入り方を楽しんだり、一重だけでなく、八重のお花も
楽しんだり、庭木や生け垣として良く植栽されているそうです。
小さいけれどなかなか凝った造りのお花ですよね。







ブログ内関連ページ:
シャリンバイ
2010/ 5/26付 「垣根の白い花」
2009/10/16付 「イヌツゲとシャリンバイの実」
2009/ 5/13付 「コゴメウツギなど」 シャリンバイ 基本情報
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2010/ 5/15付 「垣根のお花(カナメモチ)」 カナメモチ
2005/12/21付 「かたち いろいろ」 実
クスノキ
2010/ 5/12付 「落ち葉の季節」
2009/ 5/18付 「クスノキ、カルミアなど」
2008/ 5/25付 「あの木のその後、覚え書き」 花の造りについて
2006/12/10付 「クスノキの実」
2005/ 9/10付 「台風で落ちた実と葉(クスノキ)」
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2008/ 5/23付 「アラカシとシラカシの花」
2008/11/15付 「常緑樹のどんぐり」 シラカシ、アラカシ、スダジイのどんぐり
2007/ 8/ 3付 「樫の木どんぐりの今」
スダジイ
2008/11/15付 「常緑樹のどんぐり」
2008/ 5/19付 「スダジイの花」
2005/ 9/ 8付 「どんぐりの木の様子」 スダジイの若い実
ハクチョウゲ
2007/ 5/26付 「公園の白い花」 ハクチョウゲの花





今年の「木に咲く白い花」
2011/ 4/30付 「名残のヤエザクラ」 ウワミズザクラ
2011/ 5/ 2付 「木の花 ぞくぞく」 ニワトコ、ニガイチゴ、オトコヨウゾメ
2011/ 5/ 7付 「ミズキ 開花」 ミズキ、白いライラック、コデマリ
2011/ 5/ 8付 「マルバアオダモの花」
2011/ 5/10付 「サワフタギの花」
2011/ 5/18付 「隣町の白い花1」 アオハダ、マルバウツギ、カマツカ
2011/ 5/19付 「隣町の白い花2」 コアジサイ、コゴメウツギ
2011/ 5/20付 「エゴノキの花」 ノイバラ、エゴノキ、エゴノキ、ハリエンジュ、ヤマボウシ
2011/ 5/23付 「白雲木と栃の木」
2011/ 5/25付 「ガマズミとネジキ」 ガマズミ、アオハダ、ネジキ、おまけのナツハゼ
2011/ 5/26付 「ウツギ談義」

これまでの  シリーズ 木に咲く白い花

2010年版 ↓ この記事から
2010/ 7/ 3付 「リョウブ 開花」

2009年版 ↓ この記事から
2009/ 6/29付 「リョウブの花」

2008年版は ↓ この記事から
2008/ 6/29付 「リョウブの花」

2007年、2006年版は ↓ こちらの記事から。
2007/ 7/ 2付 「リョウブの花」




posted by はもよう at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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