今年は、いつもおさんぽしている公園の草刈りが のんびりペースに戻ったので、
(去年は悲しいほど、刈られました。)
いろんな草たちが 思い思いに葉を広げています。
中でも特にお気に入りをご紹介しますね。今回の記事は 緑一色ですよ。

一枚目の写真、真ん中にあったハートの形の葉っぱは…?
カタバミ ですよね。

ハートが三つ。愛らしい形ですよね。
カタバミは、カタバミ科カタバミ属の多年草。
じゃ、周りの葉っぱは?……クローバーですか?…(^^)
クローバーはマメ科シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草。
違うところの花と合成しちゃったからちょっと不自然だけど、
クローバー(シロツメクサ)の花と葉っぱは↓こんなです。

じゃあ、一枚目の写真、カタバミと一緒の葉っぱは何?

はいっ、マメ科ハギ属の多年草、ネコハギです。
今ではあまり数が多くないのですが、「イヌハギ」というのがあって、
それに対して付けられた 名だそうです。
丸っこい葉っぱが三つずつ。
写真ではわかるでしょうか?細かい毛がいっぱい生えていて、
触り心地のいい葉っぱです。
獣のイメージしかわかなかったのも 納得〜♪の手触りです。
日の良く当たるの芝生の上に どんどんひろがっています。
秋には白い花が咲きます。
じゃあ、こっちの写真。
機嫌良く広がるシロツメクサ。葉っぱに白い模様がでているから、
わかりやすいですね。

で?ところどころに混ざっている、細長いマメ科の葉っぱはな〜んだ。
これはヤハズソウの葉です。

マメ科ヤハズソウ属の
葉っぱを引っ張ると葉脈にそって、ヤハズ(矢筈)にちぎれるのが、
その名の由来です。
ほらね。

そっくりさんも居ますよ。

マルバ ヤハズ ソウです。可愛い葉っぱでしょ。
で、ヤハズの証拠はこちら。

ヤハズソウ属のお仲間は東アジアにこの二種類があるだけなので、
ハギ属に含めようという考え方もあるそうです。
ヤハズソウの方は地面にぺったり伏せて広がるけれど、
マルバヤハズソウの方は、本当にミニサイズの萩の木みたいな姿になります。
両方とも、秋風立つちょっと前、夏の終わりから花を咲かせはじめます。
濃いピンクの花も、やっぱり綺麗ですよ。
このほかにも、メドハギとハイメドハギも、ただいま勢力拡大中です。
可愛くって、綺麗で、丈夫でよく繁るマメ科の葉っぱ。
大好きなんですよね。
緑一色の記事におつき合い下さいまして、ありがとうございました。
でも、葉っぱも表情豊かで見ていて飽きないでしょ。いかがでした?
3つの葉にも、いろいろあるんですね。
やっぱり少数でまとめるにはデザイン的に3枚が落ち着くかなぁ…植物にはまた別の理由があるのかもしれませんが。
でも葉で植物が分かると、花が咲く前から楽しめていいですね。
う〜む。どこかで見た葉だ。
…ときおり足をとめて首をひねっております(笑)
motoさんのブログのカワラケツメイかもの葉っぱの写真も素敵でしたね。
マメ科の葉っぱには、何故か強く惹かれるものがあって、
草原を歩いていても、ついつい目がいっちゃうんですよ。
今回の記事の葉も、覚えようとしたわけではなく、
ついつい目がいっちゃうので、自然に覚えた葉っぱ達です。
ああ、これどこかで見た葉だわ…なんて、毎回思っていますとも。
…で、思い出せないの。(^^;)←だめ