もう熱帯夜の続く季節がが始まったのかと、気象情報を確認しちゃう毎日です。
…辛うじて、最低気温22〜3度まで下がっていますが、もうすでに
とっても寝苦しいです。(><)
しとしと…じゃなくて、ムシムシになった梅雨の後期。
アカメガシワの花が盛りを迎えています。

黄色いポンポンが華やかに並ぶ雄株の花。
覚えていらっしゃるでしょうか。
アカメガシワは春先にスウェードの手袋のような芽と、真っ赤な芽吹きを眺めた木です。
一般的な花の概念を裏切るのが得意なトウダイグサ科の一員。
どんな個性的な姿を見せてくれるかなと思いつつ、花盛りの木を尋ねてみました。
意外って言っちゃ失礼ですかね。綺麗な花でした。

1cmから1.5cmくらいの黄色いポンポンを 円錐形の穂にいっぱい咲かせていました。
虫たちにとっても人気があるようで、ハチやチョウ、ハナムグリなどが夢中でしがみついていました。
彼らの足にけ落とされたのか、地面は散った花ガラでいっぱいでした。

これが おばなひとつ分です。可愛いでしょ。
下の方の枝にはまだ、つぼみも付いていました。
つぼみのそばの若葉が、もう赤くないのが印象的でした。

赤い葉がひとつもないわけではないのですが、赤くない葉も増えました。
ちょっと足を伸ばして、雌株も見てきました。
実は、写真に撮った雄株のそばにも、トゲっぽい実の写真を撮った雌株が有ったのですが、
下枝をすっかり刈られてしまったので、もう少し遠くへ行かねばならず、
記事を仕上げるのに時間がかかってしまいました。
雄花が咲き始めたのは、6月20頃のことでしたから。
雌株の花は、こんな感じ。

めばなの穂は おばなほど大きくはなく、花もたくさんは咲きません。
たいていのめばなで思うことですが…、たくましくてちょっと地味ですね。
近づいてよく見てみましょう。

私のもっている図鑑には、めばなの花柱は紅色って書いてありましたが、
この花のは黄色です。
赤みの薄いのもあるのかな?
日がたつたら赤くなるのかと思って今日まで待ってみましたが、
どうやらならないようです。

はてな?ひとつ つけたままでご紹介します。
図鑑の記述だと、
めばなの『3個の花柱は紅色でそりかえる』そうです。(^^;)
里山ではおなじみの木、アカメガシワ(赤芽槲)。
葉っぱで食物を包んだり、薬、肥料、染料に利用したり、
ものすごく 利用されてきた木なんですね。
今度見かけたら、お礼言っとこうと思いました。
お世話様、アカメガシワの木。(^^)/
ブログ内関連ページ:
アカメガシワ
2006/3/3付 身近な木の芽 その4
2006/4/5付 木の芽いろいろ その2
2006/4/28付 街中で見かけた山の木達
今、山間の道路を走ると、非常によく目立っています。雄花ばかりで、雌花はよく見えませんが、はもよう研究室は親切です・・・(笑い)。
もしかしたら全く別のことを言ってるのかも。若葉は赤いんですけど・・・
あ、やっぱりそちらでもおばなは目立ってますか?
めばなの花の穂は目立ちませんよね。(^^)
そう言えば虫も少なめでした。ちゃんと受粉できたのかな?
おお!うちは研究室ですか?!
じゃあ、もっともっと頑張らないと名前負けしちゃいますねぇ。(^^A)
そうですね。
この木は、突然 芽を出して、あっという間にニョキニョキ伸びるのが得意です。
他にも同じような伸び方をする木は何種類か有りますが、
この花が咲いていたら、アカメガシワですね。
「このきなんのき」の投稿も見てきました。
投稿された写真の方が、私の記事のよりずっと図鑑どおりで、
とっても正しい”アカメガシワのめばなの写真”のように思います。
記事にした木がこの後どうなったのか、見に行かれなくて確認できないのですが、
上↑の状態のめばなが、
ヤマユリ山さんが投稿された写真のようになって、
さらに変化して、
柔らかいトゲに覆われた実になるんだろうと想像しています。
↑私はまだ研究中。見たわけじゃないんですよ。
アカメガシワのめばなは変化が大きくて、表情豊かなのが魅力的です(^^)。
私もタイミングが合えば、その様子を記事にしたかったんですが、
今年は無理のようなので、来年また、挑戦しようと思っていたところです。
ヤマユリ山さんは、その変化中の花に会えたんですね。
うらやましいです。よかったら、その後の様子も教えてくださいね。
来年の参考にしますから♪
コメントありがとうございました。これからもよろしくお願いします。