2011年05月11日

艶を競う花たち

昨日の午前中は少し晴れ間があったけれど、今日は朝から雨ですね。気温も下がり
ました。風邪、ひきませんでした? お気をつけ下さいね。

今日、出先で気がつきました。せっかく写真を撮ったのに、もう終わってしまい
そうなお花がありました。急いで記事にしなければ。
今日は、このブログにしては珍しく華やかな園芸種の競演と参りましょう。

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咲き出したタニウツギと終わりかけの牡丹、おまけで薔薇をちょこっと見てください。








白い花ばかりが花じゃないと言うことで、今回は濃いピンクの花ばかりを並べました。

綺麗でしょ? 公園じゃなくて、近所の花だんに植えられていたんです。

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品種を調べるのはあきらめました。でも、ほんと、とっても綺麗でした。
そういえば、薔薇の季節もやってきていたんですねえ。


さてさて、今日のメインのその一はこちら。
公園の管理人さんが付けてくれた名札では「タニウツギ」。
でも、ベニバナハコネウツギって言うのがあることを知って、

2010/ 5/31付 「ハコネウツギの花」


見分けポイントはお花の横顔。すんなりしているのはタニウツギで、
角張っているのはハコネウツギのうち、色変わりを封じられたベニバナハコネウツギ…って
確認するように3箇所で写真を撮って…あれれ?

1箇所目…時々カルガモちゃん一家がくつろぐ池のそばの植え込みの花。

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はい、横顔…

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うん、文句なし。こんなに角張って、ハコネウツギに花とそっくりなのに
色変わりしない、紅花ハコネウツギ。うん、確認っと。


次は時々カワセミ撮りのおじさんが立っているカツラの木の下。
ここでもたくさん咲いてました。

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うん、ここのお花は…角張ってる? すんなり? なんか…微妙だなあ。

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ここには公園が出来たばかりの頃、「タニウツギ」って言う名札が立って
いたんだけれど…。


そして、池の反対側。ユリノキやメタセコイアの下。
ここには古い名札がしっかり残っています。名札の文字は「タニウツギ」。

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そう言われてみると…そこはかとなくお花の横顔も…

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すんなりしちゃっているような…。

意外にわかんないものですね。
どの花見ても綺麗なんだから、どうでも良いっちゃ良いんですけどねえ…。


で、これより薄い色のタニウツギはまだ、固いつぼみでした。
それから普通の、白く咲いてだんだん色変わりする、私が一番好きな
ハコネウツギに至っては、つぼみさえ目立たないほどでした。

過去記事見ても、開花はあと半月くらい後ですものね。
紅花ハコネウツギについて、またちょっと解っちゃいました。なるほどねえ。




さて、もう一種も、かなり艶やかですよ。こちらは近所の花だんに咲く牡丹です。

11_0511_botan1.jpg

豪華ですよねえ。
直径20cmくらいの中輪です。中国では花の王とたたえられるそうですが、
まあ、王者の風格は、感じますねえ。
お花の時期は5月の初め…大変! もうほとんど散っちゃっています。


近所の方と話していて、牡丹で良いのよね、あれ? 芍薬だっけ? なんて
話になって、ちょっと記憶を整理してみました。

美人のたとえは「立てば芍薬、座れば牡丹。歩く姿は百合の花。」でしたっけ。
…ってことは、バランス的にお花が大きいのが牡丹と言うことになりますが、
牡丹と芍薬、お花は似ているから、ちょこっと小振りだと迷いますよね。

でもね、決定的な違いがあるんです。両者とも同じボタン科ボタン属の植物ですが、
牡丹は木の仲間で、芍薬は草の仲間なんです。
根元を見て、↓ 木だったら牡丹です。

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こもをかぶせて、真冬に楽しむのも牡丹の方。
牡丹が咲き終わってから、芍薬の季節になります。

花期も終わりに近づいていて、花びらを落としてしまった株も見かけました。

11_0511_botan3.jpg

お花の中央のこの部分がめしべで、このままの形で実になるんですよね。

タネってどんなかなと…wiki見てたら、ビックリすることが書いてありました。

牡丹は、やろうと思えばタネから育てることも出来るけれど時間がかかるから、
芍薬の台木に接ぎ木して苗とするらしいです。

もお、そういうコトするから、素人には牡丹だか芍薬だかわかんなくなっちゃう
んですよお。(^^A)
でも、草に木を継いじゃうの? 出来るんだそんなこと…。へえ〜。



重たそうに咲く牡丹の花。ここのところの雨や風で、だいぶ痛んじゃったろうな。
とっても綺麗な牡丹ですが、中国では、黄泉の国の王様の病気も治すという伝説と
共にある、もっとも重要な薬草の一つだそうです。

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綺麗な上に凄いのね、牡丹の花。
また来年、凄いんだと思いながら眺めさせていただきたいと思います。

「立てば芍薬、座れば牡丹。歩く姿は百合の花。」
      …ああ、ほんのちょっとでもあやかれますように。(-人-)←そっちかい!

それから、wikiに載っていた「牡丹に秘められたミステリー」って言う記事。
とっても面白かったです。
時代が変わると名称も変わる、調べていくと途中から対象がすり替わっているんじゃ
ないかと疑問がわくことがことが有る…、
もしかしたら、凄い薬草は牡丹じゃなくてもともとは、(事もあろうにあの地味な)
ヤブコウジだったのかも…って言う記事です。これからまだまだ研究して証明して
行くんでしょうけれど、それ、ほんとだとしたら面白いなあ。






ブログ内関連ページ:

2010/ 5/31付 「ハコネウツギの花」
2009/ 5/11付 「野茨、エゴ、箱根空木 開花」
2008/ 5/29付 「ハコネウツギとオウチ」
2007/ 1/29付 「ハコネウツギとキブシ」
2006/ 5/26付 「ハコネウツギの花」








posted by はもよう at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 花だんの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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