久しぶりに朝ゆっくり出来たので、おさんぽは朝ご飯前に済ましておきました。
あとから風も出て、お天気が荒れ模様になったので先に行って良かったなと
思いました。今夜、風が強いみたいです。お気をつけ下さい。
さて、今日の記事は先週の写真から。
先週の日曜日(4/17)ふと気づいたら、子ども達はそれぞれの用で出掛けていて、
とっても良いお天気のリビングに 親2人が取り残されていたんですよね。
遠出をするほどではないけれど、年齢から言ってもそろそろ運動が必要な年頃、
しかもお医者様には膝に負担の少ない自転車を進められているご主人様。
じゃ、サイクリングコースにでも行くかって事になって、近所の河川敷へ。

広々清々した中で、旦那様はサイクリング、私はコンデジ持ってウォーキング。
2時間ほど健康的に過ごしてきました。その時の写真を数回に分けてご紹介します。
こちらが旦那様のサイクリングコース。小一時間せっせと自転車をこいでいただき
ます。最初、運動不足の解消に自転車を使うと聞いたときには、交通事故が心配
でしたが、人と自転車専用のサイクリングコースなので安心です。おかげでだいぶ
スマートになりましたよ。(^m^)

私はコンデジ片手にウオーキング。ついつい写真に夢中になっちゃって、運動が
おろそかになっちゃうので、最初はカメラをしまって、歩くことに専念しました。
でもね、まるっきり撮らないって訳にはいきません。
今回はいつもの場所では会えないお花もたくさん見かけましたし。(^^;)
まず、河原と言えば…オランダガラシこと、クレソン。すっかり野生化しています。

川の流れがキラキラしているところに咲いていました。
ちょこっと上流には鳥見ポイントがあって、この日もナガタマ(望遠レンズ付きカメラ)
抱えた鳥撮りさんが張り込んでました。
歩き始めてすぐに、まだあんまり飛ぶのが上手じゃないヒバリを見かけましたよ。
とっても低いところでのピーチクパ−チク。初めて見ました。鳥さんも練習して
上手くなるんですね。(^m^)
河原のおさんぽは気持ちいいです。ついつい鼻歌も出ちゃいます。
は〜るの小川はさらさら行くよ。き〜しのスミレや…♪ あらま、レンゲ草が咲いてる。

図鑑の名前は「ゲンゲ」。去年は近くで撮れなかったんですが、今年は河原で
会えました。ラッキー(^^)v
さっそくじっくり取り組んでみよう。

ゲンゲはマメ科ゲンゲ属、田んぼの肥料(緑肥)にするために中国から取り入れた物が
一部 野生化もしている帰化植物。別名はレンゲソウ(蓮華草)。

マメ科らしい蝶型花なんですが、茎を中心にぐるっと丸く並んでいるので、独特の
形に見えますよね。

地中に窒素を蓄える性質を利用して田んぼの肥料として植えられましたが、一時は
化学肥料に取って代わられ、過去のものに。
でもまた最近、健康志向のオーガニックばやりで再注目されているそうです。

懐かしの里山の風景として、レンゲ草を咲かせている田んぼもありますし。
それにしても、フォトジェニックなお花です。
上から見ても横から見ても綺麗だなあ。

もっともっと、身近に増えて欲しいお花ですね。
さて、このレンゲ草の近くにあったのはヨーロッパ出身のオオカワヂシャと…

ゴマノハグサ科クワガタソウ属、そう、オオイヌノフグリのお仲間です。
ほら、そっくりでしょう? 在来種のカワヂシャを追い出しさえしなければ、
可愛いお花なんですけどねえ。(-"-;)
それから、中国出身のセリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)。

キンポウゲ科デルフィニウム属。明治の頃に渡来した帰化植物。
そんなにはびこらないので、綺麗だし、ま、ちょっと咲いていても見逃しちゃう?
木々の新芽に野原の若草。春の河原歩きは初々しいものに囲まれて、とっても
楽しかったです。この日、出会えたあんまり私の身近にない草花の写真。
次回の記事でもご紹介しますね。
ブログ内関連ページ:
2007/ 5/25付 「レンゲの里」
2006/ 5/ 5付 「ゴールデンウイーク報告」
2006/ 6/ 6付 「セリバヒエンソウの種」
レンゲソウ、最近見なくなりました。野生化しているものも気が付きません。もっと広がって欲しいですね〜。
そうですね。私も気付いたのは最近なんですけれど、
この辺の河原では、子どもたちに里山の自然や伝統を伝えるために
レンゲソウを育てているところがあるので、
そこからのこぼれ種かもしれないなと思っています。
可愛いお花だし、土地も豊かになるから
たくさん増えてくれると良いですよね。(^▽^)