土曜日の今日は、まずまずのお天気になりました。
ただし、かなり蒸し暑いです。植物にとっては良い季節かもしれませんが、
人間にとっては 体調の管理が難しい季節です。
体と相談しつつ、元気に乗り切りたいものですね。
今日の写真は、チチコグサ。
春の七草の1つでもあるハハコグサは、有名ですよね。
かなりの都会でも見られますし、特徴的な姿ですから覚えやすかったりもします。
でも、これはチチコグサ。ちょっと地味で、茶色の花で、
ハハコグサほどたくましくもなく、郊外の草地にひっそりと咲いてます。

草のてっぺんに 茶色い花がまとまって付くのがチチコグサ。
素朴ですが、暖かみがあって 好きな花ですよ。

花が縦長に付くタチ チチコグサや、
葉と花が段々に付くチチコグサ モドキは 北米出身の帰化植物です。
学名が変遷したり、次々外来種が入ってきたり
(ウラジロチチコグサ、ウスベニチチコグサなんてのもあり)で、
チチコグサ周りは にわかに騒がしくなっていますが、
最近では、傍若無人に殖えまくる外来種におされて、
ちょっと影が薄いのが 寂しいところです。
ハハコグサは花が黄色で、葉も茎も白い産毛で覆われています。

ハハコグサという名前も、毛羽立つ草というような意味の
「ホオコグサ」が変化したものと言われているそうです。
頭花は、筒状の両性花が ぎゅっと固まって、周りをほそいめばなが取り囲む形。
両性花もめばなも両方、タネになるって言うから、これはかなりの子だくさん。

ね、お花はチチコグサとお揃いでしょ。
これでもキクの仲間なんですよね。
そうそう、チチコグサの方は、
あの有名なスイスの「エーデルワイス」に近い種類なんだそうですよ。
スゴいでしょ。(^^)
キク科の植物…ってことは、これは綿毛になるのかな?

残念、垂乳根の母は種をこぼしちゃった後でした。
でも残ったガク(萼)が金色の勲章のように光ってきれいです。

次がチチコグサの綿毛の様子♪
左の様な花が、右のように開いて…
ほら、見えますか…?
こんな細かいタネ♪こんな細い綿毛(冠毛)♪
これでは遠くへは飛ばせないらしく、
図鑑には、タネは『バラバラになって落ちる』って書いてありました。

主に 匍匐(ほふく)枝を出して殖えるそうなので、
この綿毛のタネがどれだけ芽吹くのか解りませんが、
綿毛がほどけていくところは、やっぱり、金色に輝く花のように見えますね。
帰化植物に、チチコグサやチチコグサモドキと言う名前ついたものが何種類も有り、
道ばたや空き地で今、ものすごい勢いで殖えています。
こちらも綿毛になるのですが、その姿はゴツくて、むさ苦しくて、
とても写真に撮る気にはなれません。
ハハコグサに比べて、みすぼらしいとか ひ弱とか、
男性研究者のみなさんは、チチコグサにあまり良い印象を持っていないようですが、
この可愛らしくて綺麗な姿を見れば、
チチコグサもまんざら捨てたものじゃないと思って下さるんじゃないかしら。
すくなくとも、外国からきた「モドキ」よりは何倍も素敵ですよ。
頑張れ、チチコグサ。(^^)
がんばれ日本のお父さん達。
明日は父の日♪ なにか良いことが有りますように。
今日は、天気がよいから早く帰宅して剪定作業を・・・(笑い)。チチコグサに反応して、コメントです。
ハハハ・・・存在そのものを知りませんでした。チチとハハのプリントミスかと・・・(大笑い)。
もう父の役目はほとんど果たしていませんが・・
チチコグサをもう一度注目してみます。
はもようさんの解説にも拘わらず「好きになれない草」です。(人それぞれ、好みがあるのは仕方ないことですね)
剪定作業ははかどりましたか?お疲れ様でした。
はい、ミスプリでも打ち間違いでもないですよ。
まぁ、私も最初に名前を見たときにはウケ狙いかと思いましたが(^^;)…チチコグサはちゃんと図鑑にも載ってます。
また、nakamuraさんが思わず反応したくなるようなものを探しておきますね。(^^)
もう…なんてことありませんよ。お父さんはいくつになっても お父さんですもの♪
親孝行 したくなったときに元気でいて下さるのもお父さんのお役目かと存じます。(^^)
いつまでも健康で若々しいお父さんで居てくださいね。
チチコグサは地味ですが、花の時期は長いので気長に探せると思います。
ふふふ…、お庭の手入れをしない奴ののんきな考えですかね。(^^A)
でも…、チチコグサは殖えて困るほど繁茂力はないようですよ。
むしろ、文中でも触れました外来種の方がスゴいです。
ちなみに外来種の方でしたら、私も嫌いです。(^^;)
汚らしい上に、本当にものすごい勢いで殖えますから。
外来種でしたら、もぉ、どんどん抜いちゃって下さい。
がんばれお父さん。私もお手伝いしたいくらいです。
チチコグサモドキ、こいつです、庭ではびこりまっくているのは。今まで名前がわかりませんでした。親の敵の名がわかったような気持ちです。
‘ゴツくて、むさ苦しくて、汚らしくて’そう、まさにその通り。
やっぱりありましたか、モドキ。
ほんとにスゴい勢いで殖えますでしょう?いやですよね。
本家本元は地味ですが、図々しくもむさ苦しくもないですよ。
お庭の草取り がんばってくださいね。(^^)