しかも、一日で一ヶ月分くらい降りそうという予報です。
梅雨なんですから仕方有りませんが、うっとうしいし、
災害が起きないかと心配です。お気をつけ下さいね。
さて、春の終わりに咲いてた花たちも、花が終わって種を付けました。
キク科の仲間は 綿毛を付けて種を飛ばすものが多いですね。
ちょうど、綿毛の写真がたまったので、一度にご紹介。
何だかゆううつな一日になりそうですが、ほわほわ〜っと癒されてくださいね。
これは、タンポポ?いいえ、ブタナの綿毛です。

ブタナは、ヨーロッパ出身の帰化植物。公園の草地や道ばたで、
タンポポ似の黄色い花を、なが〜い茎の先に咲かせて風にゆれています。

タンポポより、毛深い葉っぱ、細くて固い茎。
もちろん、タンポポのように中空にはなっていません。
花期も少し遅めで、5月頃から咲き出し、今でも少し咲き残っています。
秋にもう一度咲いたりするのも、タンポポとは違うところです。

でも、タンポポみたいに綿毛にはなります。
タンポポよりは少し 茶色っぽい綿毛です。
よ〜く見ると、綿毛の他に、細い翼のようなものが見えます。
綿毛をほぐしてみるとこの翼は、種に付いているのではなく、
翼だけがとれてしまうので、何のためにあるのかは、よく解りません。
古い時代のなにかの名残なのかもしれませんが、
それが見分けのポイントにもなりますね。
次はオニタビラコ。
オニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコと、そっくりさんは色々ありますが、
綿毛になるのは オニタビラコ。一番都会派の、街中でもよく見かける花です。

ちっちゃくて黄色い花が可愛いけど、
都会の空き地や道ばたでは、結構大きくてゴツい株になるんですよね。
これは比較的環境の良いところで、幸せそうに育ったオニタビラコちゃん。
茎も細くて、姿も優しげです。綿毛は小さくて可愛らしく開きます。
こんなオニタビラコ、ちょっと新鮮でしょ。

最後はキツネアザミ。
トゲのないアザミ…っぽい花、キツネアザミ。
この花も綿毛になるんだと、一応、撮っておいた写真を
自宅のパソコンで拡大再生してみてびっくり!
今回の特ダネ画像です。思いがけず、とっても綺麗な綿毛でした。

ほわほわとほどけたキツネアザミの綿毛。
種ひとつひとつに 放射状に付いた綿毛の一本一本が、また細かく枝分かれしているんです。
鳥の羽毛のような ものすごく繊細で 美しい綿毛です。

遠目で見ると、ただの汚い枯れ草ですが、良く見て下さいよ。
真っ白で、やわらかそうで、すごく綺麗です。
遠くまで種を飛ばしたい一心で、ここまで精巧なものを作り上げるんですねぇ。
自然の造形の見事さにびっくりです。
この花なら、自然に恵まれない都会の空き地にも生えているかもしれません。
探してのぞいてみませんか?

ブログ内関連ページ:
2006/05/19付 5月の道ばたの草
2006/5/24付 綿毛の季節
オニタビラコとヤブタビラコの比較記事は、↓こんな写真も付けて

2004/04/30付の過去の日記にも書いてあります。興味がわいた方だけ、どうぞ。
すごい!確かにスクープ物です!
キツネアザミの綿毛で作った、綿毛布団もけっこういけるかも・・・(笑)
あっ、先日私の記事の中で、また、はもようさんの名前を出してしまいました。
事後報告ですみません。ニワゼキショウ花の裏面の記事です。
今夜はとっても綺麗な夢が見られそうよ〜!
あのキツネアザミの冠毛がこんなに美しい羽毛だなんて〜〜♪ ⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!
それを発見したはもようさんもd(。^(ェ)^。) good!!
さぁ〜雨が止んだら また観察デジブラに励みましょう〜っと♪
とってもホンワカ優しい気分に包まれてお休みします〜★☆★
キツネアザミの綿毛、よくできていて面白いですね。ほかの綿毛も細かく見てみたいと思いました。
こちらこそっ!
ニワゼキショウの記事でのご紹介ありがとうございました。(^^)
キレイでしょ、キツネアザミの綿毛。
去年、よそのブログで オケラの「羽毛状」の綿毛を見て、
見たいけど近くに生えて無くて残念と思っていたんだけど、
意外にも、
身近な植物に似たような綿毛が付いてて びっくりでした。
今度キツネアザミを見かけたら、見てみて下さいね。
綺麗でしょう、綺麗でしょう。
すっごいびっくりして、すっごい嬉しかったですよ〜。
今、うちのパソコンの壁紙、この綿毛ですもの♪←すっかりお気に入り。
画面いっぱいフワフワのほわほわなのよ。
そうだ、寝る前に脳裏に焼き付けておけば、雲にのる夢が見られるかもね。
かえで☆さんも綿毛チェックしてみてね。(^^)ノ
降りましたねぇ。やんだら今度は、蒸し暑かったですねぇ。
校庭が一面の水たまりで、息子が泥遊びして帰ってきましたよ。(^^;)
綿毛をアップで見るの大好きなんですよ。
素敵ですからオススメします。(^^)
いえいえ、どこかの画家さんの世界とは違いますもの。(^^)
他の記事に触発されて、TBで繋がるのがweblogの醍醐味ですよ。
記事を引用していただき、ありがとうございました。
どうも…素人の考えですが、
タネの形も 科や属を分ける大事なポイントのように思えますので、
花の姿だけでなく、タネまで見ることで植物への理解が深まる様な気がします。
まあ、固いことは抜きにしても、何より綿毛は 見て美しい♪(*▽*)
ひろしさんの記事も早速見せていただきに参ります。楽しみだな♪