2006年06月09日

ムラサキサギゴケ

今日は一日雨模様。西日本の方は梅雨入りしたそうです。
こちらも一両日中かと思います。


いつもおさんぽしている公園とか、隣町の公園なんかに
春から夏の長い間、いっぱい咲いてる小さい花。
スゴくたくさん見るんだけど、図鑑の花とちょっと似ていて、ちょっと違う。

う〜ん、これで良いのかな?net検索するけれど、まだ迷う。 
似てるような似てないような。
でも、今回は えいやっ!って思い切っての大特集。

06_0609_m_sagigoke1.jpg

ムラサキサギゴケ、7変化?(違っ)です。




今年、私が最初に見たのは、サクラの花びらが降る頃。
ふかふかの公園の草地に、
地面にはいつくばるように生えていた、とっても色の濃いお花。

06_0609_m_sagigoke2.jpg

こんなに赤みが強いのは、あんまり見ないんですよ。
花の下の茎は短く、地面から直接咲いているかのようでした。
葉っぱも厚く小さくて、寒そうに ふちが赤くなっていました。



06_0609_m_sagigoke3.jpg

6月になって撮ってきた写真です。丸っこい葉っぱは 
すこし薄く、黄緑色っぽくなってきました。

これは、ウチの近所で一番良く見る 薄紫の花。
私の持っている図鑑の「トキワハゼ」の写真に一番に似ている花なんです。
だからずっと、これでもムラサキサギゴケといって良いのか、決めかねていました。

姿も、図鑑の写真の花は、ウサギの耳みたいな形の上の花びらが、
ものすごく立った状態で写した写真が多いのですが、
自分が見るこの花は、ウサギ耳なのに気がつかないほど、
上の花びらを寝かせていることが多いんです。
不慣れなうちは、同じ花のようには見えなくて、それもまた、迷う原因になりました。



でも、お花には色の変化が多いようで、大事な決め手は、
地を這って伸びる茎(ほふく茎・ランナー)だと言うことが分かって来ました。
上の写真でも、少し解ると思いますが、
この草、春まだ寒い頃には小さかったのですが、茎をだして、伸びるんですよ。
そりゃあもう、見違えるほどに。(^^;)

06_0609_m_sagigoke4.jpg

ほら、放射状に茎を伸ばしているのが分かりますでしょう?
この状態でまだ5月。序の口って奴ですよ。



いま、6月に入って、公園の草地がどうなっているかというと…、

06_0609_m_sagigoke5.jpg

畳一畳分くらいの群生があちらこちらに出来ています。
これみんな ムラサキサギゴケです。
写真には ほふく茎が見えるように狭い範囲しか載せられませんでしたが、
元の画像は この6倍くらいあります。
公園の小道を歩いていて、「あれ?苔が生えてるのかな?」と思うような
そんな感じの群生っぷりです。

グランドカバーとして、外国産の植物の種を蒔くことが良くありますが、
最近は、在来種だけの群落を作って、除草剤や草刈り機に頼らなくても、
空き地の管理や 害を及ぼすような草の抑制が出来るんじゃないかと
注目されてもいるようですよ。研究が進んで活用してもらえると良いな♪




これは かなり薄い色のお花。
図鑑の写真は紫一辺倒ですが、花色にも、かなり変化があるでしょう?

06_0609_m_sagigoke6.jpg

地面を這えるうちは、どこまでも這って広がるムラサキサギゴケですが、
時々、びっくりするほど立ち上がります。
上に向かって茎を伸ばして、花をつけるんです。
まったく別の植物に見えますよ。
でもね、お花は同じ。
この白っぽいのは、5cmくらいの茎に、
一枚目の写真のお花も、10cmくらいの茎の先に下がっていたお花です。




図鑑には、白い花はムラサキサギゴケじゃなくて、
「サギゴケ」と呼ばれるって書いてありました。
他の本には「サギシバ」と呼ばれ、趣味の山野草として珍重される…なんてことも
書いてあったので、 ちょっと気をつけて見回してみました。

06_0609_m_sagigoke7.jpg

これはかなり白かったんですが、う〜ん、ざんねん。
紫のストライプが出ちゃってます。…イヤ、それはそれでお洒落なんですけどね。


「サギゴケ(サギシバ)」は茎や葉に赤みがなくて、花は純白なんですって。
ムラサキサギゴケのアルビノ(色を出す遺伝子を持たない個体)みたいなもの?…と
言う説もあるそうで、いつか出会えるかもしれません(^^)。楽しみにしておこう♪





ずっと抱えていた大きな疑問でした。
とりあえず、今 分かった範囲でまとめておきました。
また、何か分かったら記事にします。

疑問の大きさは、お花の大きさとは関係ないんだなって思います。
ちっちゃいけれど、可愛いけれど 困った奴、ムラサキサギゴケ。
これからも仲良くしようね。(^^)

次はそっくりさんの「トキワハゼ」を見つけて比べてみなくっちゃ。


posted by はもよう at 13:04| Comment(8) | TrackBack(1) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
★見つける場所によって、微妙に色が違いますね。
一度、真っ白のを見つけたのですが、
今年はとうとうその場所に行っても見つかりませんでした。
というか、はっきり場所が見つかりませんでした。
色違いを見つけると、ワクワクします。

いつもながら、深く深くつっこむはもようさんの観察ブログ、身を乗り出して見せていただきました。
Posted by るな at 2006年06月09日 19:09
またまた勉強になりました。
私の手作り図鑑には、トキワハゼはあってもなぜかムラサキサギゴケがなく、観察不足を痛感していました。もしや、前者とした中には後者もあったのか?また今年の課題が一つ増えました。
Posted by ひろし at 2006年06月09日 22:18
>地を這って伸びる茎(ほふく茎・ランナー)だと言うことが分かって来ました。

これはわかりやすいですねえ。
思わずうちのブログにある写真を見直してしまいました。

トキワハゼは、うちの庭に毎年いっぱい咲いています。
Posted by 混沌 at 2006年06月10日 00:04
るなさん、こんにちは。

色違いを見つけると嬉しいですよね。白いと、なおさらですよね。
ちょっと他の草に紛れちゃったサギゴケに、また会えると良いですね。
そしてそれをブログで見せていただけたら、なおハッピー。(^^)v
見つかりますように♪
Posted by はもよう at 2006年06月10日 14:59
ひろしさん、こんにちは。
何ですかねぇ。図鑑の写真と、実際に見る草と、
こんなに違うのも
他には、あまり無いんじゃないかと思います。

ずっと悩んでいたんですけれど、一緒に考えてくださる方や、
どこが違うのか教えて下さる方がいればいいなと思い、
記事としてまとめてみることにしました。
何とか今度はトキワハゼを探し出して、比べてみたいと思います。

ひろしさんも今度、撮影の折にはランナーを是非是非ご確認下さい。(^^)
Posted by はもよう at 2006年06月10日 15:04
混沌さん、こんにちは。
うん、混沌さんの写真のムラサキサギゴケは大丈夫みたい…たぶん…。

ランナー前とランナー後では
見た目の印象がまるで違うって言うのも、
有る意味、観察のしがいがあって面白いのかもしれませんよね。

混沌さんのブログのトキワハゼの写真も、今度ちゃんと見にいこう。
(乾燥ナメクジと一緒じゃない奴を)
コメントどもでした。(^^)ノ
Posted by はもよう at 2006年06月10日 15:15
はもようさん
ムラサキサギゴケの観察を有難う〜!
私の所でお返事したまま、実家へ行ってしまいました。m(_ _)m
少しの疑問が大きなお勉強へとつながり、これで完全に解明出来ましたね〜ドモ〜♪(v^ー゚)ヤッタネ!!
トキワハゼは年中咲いていますから、ゆっくり観察しましょうd(^ー゚*)ネッ
Posted by かえで☆ at 2006年06月11日 20:09
かえで☆さん、こんばんは。TBありがとうございました。

ほんとう♪
少しの疑問が大きなお勉強につながっちゃいましたよ。
今度はトキワハゼをじっくり分析したいです。
目標は、ランナーを出す前でも、違いがわかるようになること。

まぁ、急ぐ旅じゃないので、ぼちぼちやりますケド。(^^)
ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
Posted by はもよう at 2006年06月11日 23:22
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ムラサキサギゴケ・2
Excerpt:  (´0`)ノ は〜い  先日のムラサキサギゴケのランナーが 有るかどうかを 確認して来ました〜♪ ところが (*'0')あっ!!  日曜日(6/04)のクリーンデーに芝が綺麗に刈られてしまって..
Weblog: かえで☆のデジブラ日記〜♪
Tracked: 2006-06-11 20:19
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