近所の木も 見上げてみました。
おおっ!咲いてる!\(^▽^)/

タイサンボクは モクレン科モクレン属の常緑高木。
ぶあついくて固い葉っぱ、大きくて良い匂いのする白い花。
花のあと落ちる ちょっと茶色くなっちゃった皮質の花びら、
大きな つくしんぼの様なめしべ。
街中に良く植えられていますよね。
私が通っていた小学校にもありました。懐かしい木の一つです。

何しろ大きくなる木ですから、落とし物には親しめても、
…良く拾いましたよ(^^)…
頭上 はるか上の方に咲く花は、なかなか見ることが出来ません。
その上、この花は表情を刻々と変えるんですよ。
一番キレイなのはなんと言っても 花の開きたて。
花びらはキレイだし、おしべはちゃんと揃っているし…。
でも、おいそれとは見せてもらえません。
タイミングが大事なんだけれど、
日常の細々したことなんかをやっていると、つい、見逃しちゃったり…。
でも、今回は他のブログの皆様のおかげで、
咲いたばかりの花を見ることが出来ました。
木の上の方、暗い色の葉っぱの中でひときわ白く、
スポットライトの当たったステージのような 花びらの真ん中で、
プリマドンナのように 花心が立っているのが見えました。

カギのようなめしべの先、めしべを分厚く包むおしべの層。
おしべは下の方からどんどん落ちて、めばなは丸裸になっちゃうし、
花びらはちょっと風にもまれれば すぐに茶色く変色してしまいます。
ほんのひとときの 白いステージです。
めったに実らないんですが、受粉が成功すれば
カギがいっぱい出ているあたりに、赤い実がぎっしり詰まります。
それを見ると、そう言えば、モクレン科だったっけって思うんです。
コブシやハクモクレンと同じ 赤い実が実るんですよ。
本当はホウノキの実のほうが似てるんですけどね。
ホウノキの実を見たことがあることもまた、まれかもしれませんもの
例えになりませんよね(^^;)。
おまけ画像追加しておきます。
3年前の2003年に、手の届く位置で咲いたことがありました。
めったにない幸運に、ドキドキしながら撮影した写真です。



この写真を元に、2003年7月のごあいさつカードを作りました。
あれから3年。自分のHP「はっぱのもよう 公園おさんぽ日記」を立ち上げてから、
4度目の夏を迎えます。
あきらめず、どこかで見つけます。
そうですね。今は、タイサンボクに関しては、
恵まれているかもれません。(^^)
それでも、3年前の この幸運な写真はもう2度と撮れないでしょうね。
木 相手は気長に取り組めるのも良いところ。
あきらめなければいつかチャンスが巡ってくるものと思います。
ああ、自分もがんばらねば。(^^;)
タイサンボクは、何か感じるものがあります。むかしから、気になる花、いや木です。
無精で無骨なタイサンボクが一瞬、色気を出す・・・そんな印象です(笑い)。
なお、4年目の夏ですか? おめでとう、そしてお疲れ様!
タイサンボクの色気は…感じ取れなかったなぁ。
鈍感だからかしら。(^^;)
4年目ですが、ぼつぼつと
ほそくなが〜く続けばいいなというスタンスでがんばります。
ありがとうございました。(^^*)
つぼみの頃から「いまか、いまか」と待っていると、ウィークデイに開いて土曜日には終わっていたりする。咲いているところは高すぎたり…。日曜日に新しいのが開いて「やった!」ってなもんです。
しかしまあ、大きな花ですよねぇ。
え?タイサンボクの写真、撮れたんですか?
早速 見にいきますね。└(^。^ )┐=3 =3 =3