2011年03月07日

おはよう、道ばたの草

昨日あんなに暖かかったのに、今日は雪ですよ。もお、本当に乱暴なお天気ですね。
昨日見てきた道ばたの小さな草たちも、今日の雪に凍えているでしょうね。すっかり
暖かくなるまでにはもう少し、紆余曲折があるみたい。

今日の記事も、昨日撮ってきた写真から、その他の草たちをご紹介します。
まずは、隣町へ行く道すがら咲いていた、ノミノツヅリ。

11_0307_nomi_n_tuduri.jpg

ナデシコ科ノミノツヅリ属の1〜2年草。春から初夏にかけて小さな白い花を咲かせる
小さな草です。





ノミノツヅリのそばには、黄色い花のノボロギク。キク科キオン属、ヨーロッパ原産の
1年草。ボロギク名の付いた仲間は大体大きいものが多いのですが、こちらはとっても
小柄です。

11_0307_noboro_g.jpg

新しい葉っぱは毛深いんですって。だからかな。何だか写真がはっきり撮れませんでした。
もともと筒状花しか咲かない地味な花だけれど、頭花はただいま準備中、つぼみの状態です。

2006/11/18付 「ノボロギクなど」




隣町の公園にたどりついてまずは、今年、初めて見かけたヒメオドリコソウ。

11_0307_h_odorikoso.jpg

いや、例年なら、ホトケノザよりも先に見かけるのですが、今年はどういう加減か
知りませんが、なかなか出会えなかったんですよ。

2010/ 1/25付 「霜の降りた朝」

まだちっちゃくてお花も少ないですが、私にとっては一番花です。おはよう、姫。




さてそれから公園裏の北向きの斜面へ。

まずは北向きの斜面でも一二をあらそうはびこり屋。コモチマンネングサとカキドオシの
芽生えたての葉っぱをパチリ。

11_0307_komoti_m_kaki_d.jpg

今はコケと一緒の小さい株ですが、これがどんどん茎を伸ばして、やがては斜面を
覆い尽くすほどにはびこるんですよ。

コモチマンネングサはベンケイソウ科マンエンソウ属の2年草。以前ベランダの鉢で
花を咲かせたことがあります。葉っぱの付け根のムカゴでぐんぐん増えます。
画面左側のちょこっと肉厚な葉っぱの草ですよ。

2010/ 2/22付 「フキとカタクリの芽」 冬越しの葉
2008/ 6/ 3付 「コモチマンネングサの花」 鉢植えの花

カキドオシはシソ科カキドオシ属の多年草、別名はカントリグサ(癇取り草)。生薬名は連銭草。
あら、血糖値降下作用、体脂肪溶解作用があってダイエット茶としても利用されるですって?
まあ、今度、摘んでこようかしら。(^m^)
画面右側の丸こい葉っぱの草ですよ。春に紫色の シソ科らしいお花を咲かせます。




北向き斜面のいろんな芽生えの中に、今年も見つけちゃった、たぶんタネツケバナだと思う
葉っぱ。
アブラナ科はそっくりさんぞろいで見分けるのがやっかいな上に、お仲間が続々日本上陸中
で、図鑑にもろくに載ってないし、専門家間でも見解が分かれちゃっていたりするという
更にやっかいな事態になっているタネツケバナ属の越年草です。

日本に自生していたのはその名「種」籾(たねもみ)を水に「漬け」る頃咲く「花」が示す
とおり、田んぼの雑草、いたって身近な草だったはずなんですけどね。

いつも近所で見る帰化植物、乾いた道ばたが好きなミチタネツケバナは

11_0307_m_tanetue_b.jpg

こんな ↑ まあるいロゼットになるのに、

葉っぱはそっくりでも全然丸くならないこれ ↓ が、たぶんタネツケバナ。

11_0307_tanetue_b.jpg

湿っぽい北向きの斜面でしか見かけない葉っぱです。

前回検索したときの見分けポイントを載せておきます。

…小葉に切れ込みがあり、互い違いに付いている(互生)。小葉の付け根はくさび形。
一番先の小葉は三裂、大きめだけど、他の小葉と比べてそれほど差は無い…
うん、同じ株です。

2009/ 4/12付 「ヒメスミレとタネツケバナ」



更に進んでこちらは、アキノタムラソウ。

11_0307_akino_tamura_s.jpg

赤い色素が多そうなこの葉っぱは他の草とは見間違えません。

2009/ 4/ 5付 「「北向きの斜面」の春の花'09 その1」 芽生え

アキノタムラソウ(秋の田村草)はシソ科アキギリ属、山野の道ばたなどに普通に見られる
多年草。学名を翻訳すると 「日本のサルビア」という意味だそうです。
7〜11月にかけて、紫色の花を咲かせます。

2008/ 7/22付 「アキノタムラソウ」



それからこちらは…たぶん…ニガナじゃないかな。

2007/ 4/25付 「芽生えたての野草たち」

11_0307_nigana.jpg

ニガナの特徴の浅く裂けた葉っぱがないのがちょっと気がかりなんですけど。

斜面のしがみついてこの葉っぱをカメラにおさめていたら、
「何か珍しい草なんですか?」って、通りがかりのおじさまに聞かれちゃいました。(^^;)
あ…、いえ…、けして珍しくはありません。(^^a)



最後はムラサキハナナ(紫花菜)、ハナダイコン(花大根)、ショカッサイ(諸葛菜)、
シキンソウ(紫金草)など別名も豊富な 

オオアラセイトウ(大紫羅欄花)。アブラナ科、中国出身の2年草。

11_0307_ooaraseito.jpg

芽生えたての葉っぱにカメラを向けていたんですけれど、もう、咲いちゃってました。
せっかくなので、こちらでは今年の一番花をご紹介します。

これからいやっていうほど咲くんですけどね、春の一番花は貴重です。
おはよう、オオアラセイトウ。



日中、うっすら積もった雪はあっという間に消えちゃいました。
でも、まだ寒気が残るそうです。日がさせば暖かくても、夜や早朝の冷え込みには
注意が必要ですね。






ブログ内関連ページ:
ノミノツヅリ
2010/ 6/ 9付 「道ばたのちっちゃい草」 
2008/ 4/22付 「ちっちゃい花」 
2006/ 5/19付 「5月の道ばたの草」
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2006/11/18付 「ノボロギクなど」
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2010/ 1/25付 「霜の降りた朝」
2009/ 2/11付 「日だまりの花」
コモチマンネングサ
2010/ 2/22付 「フキとカタクリの芽」 冬越しの葉
2008/ 6/ 3付 「コモチマンネングサの花」
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2010/ 4/20付 「「北向きの斜面」の春便り2」 花
2006/ 4/ 7付 「答え合わせ(野草の芽生えその後)」
2006/ 3/ 7付 「野草の芽生え」
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2009/ 4/12付 「ヒメスミレとタネツケバナ」
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2010/ 7/22付 「秋まで咲く花」
2008/ 7/22付 「アキノタムラソウ」
2009/ 4/ 5付 「「北向きの斜面」の春の花'09 その1」 芽生え
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2010/ 5/29付 「「北向きの斜面」5月の野草」
2007/ 6/16付 「ニガナの綿毛」
2007/ 4/25付 「芽生えたての野草たち」
オオアラセイトウ
2010/ 3/27付 「カタクリ開花」
2009/ 3/11付 「ヒメカンスゲなど…」
2006/ 3/21付 「春のみちくさ(お彼岸の頃)」



posted by はもよう at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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