2011年02月18日

いろんな所の常緑樹

朝の土砂降りから昼前の急な晴天、夜の激しい冷え込みと、今日もまた、忙しい一日
でした。
昨夜は息子が初めてのスキーから、「結構滑れたよ」と帰宅し、洗濯機一杯分の洗濯物を
出してくれました。娘も、バイト先の歓迎会に参加して帰りが遅くなりましたので、
今朝は2人とも起こさないでおいて、母はゆっくりしました。余裕ついでに夕食のおでん
も仕込んじゃったのでのんびりしていられます。

さて、常緑樹シリーズ、しつこいですかねえ。今度は公園の他、街路樹やマンションの
植え込みなどで見かける常緑樹をいくつかご紹介します。

11_0218_mateba_sii1.jpg

まずはマテバシイ。これもあちこちで、ちょっと大きめの生け垣になっているのを
見かける常緑樹ですよね






関東でシイと言えばスダジイですが、マテバシイもよく見かけます。
マテバシイの場合は、別名 サツマ(薩摩)ジイと呼ばれるように、もともとは九州や沖縄
の木だったそうです。ブナ科マテバシイ属の常緑高木。

11_0218_mateba_sii2.jpg

ここでwikiを開いてあらまびっくり。
マテバシイの名前の由来は「マテ(馬刀)」貝に似た「葉」っぱの「シイ(椎)」の木ですって。
マテ貝って、10cmくらいの細長ーい貝殻の二枚貝のことですよね。似てるかなあ?

2年かけて実るどんぐりにはアクが少なくて、スダジイ同様、生食出来るそうです。
殻が固いせいか、イモムシが中に住んでいることもめったにないので、飾り物にする時も
安心ですね。

2010/ 6/ 7付 「初夏の木の実 2」 マテバシイの花
2010/ 9/30付 「9月末の公園」 落ち葉とどんぐり




それから、ぐっと小さい木が、↓ このハクチョウゲ(白丁花)。

11_0218_hakutyoge.jpg

アカネ科ハクチョウゲ属の常緑小低木。
まだ雪が残っている場所に植えられていましたが、こちらも、元は沖縄に自生していた
木だそうです。分布を見ると、インドやタイなんかも出てくるくらい暖かい土地の出身
ですねえ。雪にあっちゃって、寒かったねえ、可哀想に。

大きくならない木で、刈り込みに耐えるので、庭木や生け垣、植え込みのちょっとした
アクセントなどに良く丸く刈り込まれたりして、植えられています。
周りが白くなったり、斑が入ったりする葉を楽しんだり、初夏に咲く白い小花を眺めたり
します。

2007/ 5/26付 「公園の白い花」 ハクチョウゲの花




それから…こちらはクロガネモチ(黒鉄黐)、モチノキ科モチノキ属の常緑高木です。

11_0218_krogane_m.jpg

赤くて小さな丸い実がどっさりつく木です。こちらも良く街路樹や庭木として植えられて
います。
初夏に地味めな白い花を咲かせるんですが、やっぱり実を楽しむ木ですよね。

2010/11/ 3付 「赤い木の実」 クロガネモチの実
2008/ 6/ 7付 「クロガネモチの花」



こちらはカクレミノ(隠蓑)。これもこの頃 ほんとに良く植えられています。
すごく身近なんですが、なにぶんひとんちの近くに植えられていることが多くて、写真が
撮りにくく(家を撮っているみたいでしょ)、今まで取り上げてないんです。

11_0218_kakuremino1.jpg

もうちょっと特徴をとらえた写真を撮りたいですね。また、頑張ります。

カクレミノはウコギ科カクレミノ属の常緑の亜高木。耐陰性に優れているのが、最近
良く植栽されている理由かな。葉っぱの形にも変化が多くて、普通で三裂、幼樹では五裂
することもあるそうです。で、老木では葉の切れ込みはなくなって広卵形。素人泣かせね。

11_0218_kakuremino2.jpg

葉に切れ込みが多い方が 重なった下の葉にも光が届くので、日陰では有利!なんですって。
日当たりの良い場所の株の葉っぱには切れ込みは少ないそうです。
そっか、ほら、薄暗い林の中に育つ背の低い木としては必要な工夫だったんですね。

ウコギ科なので、同じお仲間のヤツデやフユヅタと同じような、地味めの花と実が付きます。
常緑樹だけれど、古くなった葉っぱは黄色くなって散ります。これをね、ウサギみたいな
耳の長い動物の頭の形に切り抜くと、子ども達にうけるわけですよ。(^v^*)




こちらも地味で身近な常緑樹、ユズリハ(譲葉)です。

11_0218_yuzuriha.jpg

いまは赤い葉柄が目立ってますね。
昔はトウダイグサ科に分類されていたけれど、今はユズリハ科ユズリハ属の常緑高木ですって。

春先に、若葉が出ると古い葉が散るところが名前の由来になり、家が代々続いていくようで
縁起が良いとお正月の飾りに使われたり、庭に植えられたりした木です。別名は親子草。
日陰や大気汚染に強くて、育てやすいそうです。ああ、だから町中でよく見かけるんですね。

新芽が出てくるときが一番華やかかな、お花は地味だし、実は黒くてブドウみたいだし…。



それから、大きな白い花が印象的なタイサンボク(泰山木)。
毎年、今かいまかと咲くのを待って写真に撮るし、ブログにも載せてきた大好きな、
モクレン科モクレン属の常緑高木です。北米原産。ミシシッピとルイジアナの州の花にも
なっているほど、地域に親しまれた花なんですって。

11_0218_taisanboku.jpg

今はただ、葉っぱがたくさん、お日様を浴びて光っています。
表面は黒っぽく艶やかで、裏面は茶色い毛に覆われています。葉の質は堅めでちょっと
カーブがついていますよね。ひっくり返すとお船みたいになって、池に浮かべたり
したっけな。
お花は大きくて立派で、良い香りがします。毎年楽しみに見上げています。

2010/ 6/28付 「常緑樹に咲く白い花」
2006/ 6/ 9付 「タイサンボクの花」




最後はおまけの梅の花。リョクガク(緑萼)っていうのかなあ?萼が緑の白い梅が今年も
咲き始めました。

11_0218_ryokugaku.jpg

萼が赤っぽい普通の梅とはまた、ちょっと違って爽やかさがあって素敵です。
春、どんどん近づいてきていますねえ。
あ、でも、今夜は冷えるそうです。ご注意下さい。






ブログ内関連ページ:

2010/ 6/ 7付 「初夏の木の実 2」 マテバシイの花
2010/ 9/30付 「9月末の公園」 落ち葉とどんぐり
2007/ 5/26付 「公園の白い花」 ハクチョウゲの花
2010/11/ 3付 「赤い木の実」 クロガネモチの実
2008/ 6/ 7付 「クロガネモチの花」
2010/ 6/28付 「常緑樹に咲く白い花」
2006/ 6/ 9付 「タイサンボクの花」





posted by はもよう at 17:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ユズリハ、捜しているのですが…。
赤い葉柄を目当てにすれば見つかりそうな気がするのに…。
ハクチョウゲ、花が咲いていないときは忘れ去っています(笑)
Posted by ディック at 2011年02月21日 20:08
ディックさん、こんばんは。
あら? ユズリハはお近くにはないですか?

葉柄の赤いのに…あとは何が特徴かしら、
新芽の季節に、花より華やかに出てくる新芽かしら?
見つかると良いですね。

ハクチョウゲは大人しすぎて、
花が咲いていても見落としがちです、私(^^A)。←おいっ!
Posted by はもよう at 2011年02月21日 22:57
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