夏には見かけなくなるのにお気づきでしょうか。
そう、春先目立つ 草花たちの多くは
夏が来る前に、種を作って姿を消してしまうのです。
春の終わりの実りの季節。いくつか 見にいってみましょうか。

カラスノエンドウの豆のサヤは熟すと真っ黒になります。
…だから「カラス」って付いたのかな?
きれいな赤紫で スイートピー似の花を咲かせていた
カラスノエンドウがこんなに黒くなっちゃうのは意外ですよね。

このサヤは、時期が来るとねじれて豆を飛ばします。
あれれ?ねじれた豆のこっち寄りに、なにやら可愛い豆が見えますね。

豆、2つずつのずんぐりむっくり、毛深い豆のサヤ。
このちっこいのが、ススメノエンドウの豆です。

カラスノエンドウは花が1つずつ付くのにたいして、
スズメノエンドウは小さな花が2〜3個まとまって付くタイプ。
比べてみましょうか?

へえ〜、花はものすごく違うし、豆のサヤもずいぶん違うのに、
中身の豆の大きさはあまり変わらないんですね。
結構、意外です。
で、同じ場所で見たはずのカスマグサもさがしました。
う〜ん、見あたらない。
一応、特徴をかいておきますと、
葉の付け根から立ち上がる、ミニサイズのエンドウ豆のようなサヤがカラスノエンドウ。
超ミニサイズの枝豆…ただし豆は2個ずつ…が スズメノエンドウで、
カスマグサは最初 茎の先に絹さやのようにぺたんこな豆がぶら下がって、
後に豆が良く育つと、ちょっとふっくらします。
カスマグサの豆は、だいたい4個入りが多いそうです。
コレかな?というのは撮ってきたのですが…、

あってるかな?ちょっと自信がありません…っていうか、ダメかも。(^^A)
今度、ちゃんと探してきます。
頼りになる
hanaboro先生の解説はこちら。
カラスノエンドウ
カラスノエンドウ (No.2)
カスマグサ
スズメノエンドウ
おやすみ中ですので、そっと見てきて下さいね。
ブログ内関連ページ:
2006/4/9付 「カラスノエンドウとなかまたち」
また書こうと思っていたんですが、
先日、道端を歩いていたら、
けっこう大きな音で、
「パチッ」
「パチッ、パチッ」
「パチッ、パチッ、パチッ」
ってあっちこっちで、
こっちにおもちゃの鉄砲でも撃ってるかのように音がするんです。
何だ、何だと思うと、
カラスノエンドウのサヤが裂ける音なんですよ!
楽しくてしばらくじっと見て楽しんでいました。
(仕事中だったんですが・・・(内緒ですよ))
このコメントこのまま記事にしよ〜っと♪
サヤのはじける音が「パチパチ」ってするんですか!?
うわぁ、それって、すご〜い。
お返事 遅くなっちゃってごめんなさい。
お返しTBもしておきました。
見所を知るとまた、観察の楽しさが増しますよね。(^^)