低いんですけどね。ずっと雨が降らないので、雲ひとつ無い青空が広がって
富士山がまた近く見えました。
綺麗に晴れた空の下、木の枝の先でいろいろなものを見ました。

まずはネコヤナギ。赤い皮に包まれた冬芽がはじけて白い毛皮のような花の穂が
顔を出しました。冬芽と葉痕の季節の始まりですね。
すっかり葉の落ちた公園の雑木林ゾーン。いつもの場所ですから、枝しか残って
無くても、なんの木か解ります。

左が桜、中央がコブシ、右がミズキです。それぞれ枝の表情が違いますよね。
こちらは、左がコナラ、中央がミズキ、右がクヌギです。

'08にも'09年にも ↓ 記事にしています。
記事の半ばのコナラ、ミズキ、クヌギと同じ場所ですよ。
2009/12/13付 「散り残りの葉っぱ」
2008/12/ 4付 「お気に入りの紅葉」
青空に映える枝の模様。素敵ですねえ。
こちらはクマシデの枝。

シデの仲間では一番大きい果穂が散り残っています。
枝に並ぶ大きいのが花穂の芽、小さいのが葉っぱの芽かな?
葉っぱを並べてお日様の光を受けるところ。そう言う目的がはっきり解る
枝の広がり方。
2010/11/24付 「シデ三兄弟の紅葉」
2010/ 4/11付 「シデ三兄弟の新芽」
こちらも果穂が目立つハンノキの仲間の木。

葉っぱが出ると猛烈にハムシに食われちゃうので、なかなか確認できませんが、
たぶんケヤマハンノキか、ヤマハンノキです。
こちらの枝先も、葉の芽花の芽、去年の実と、大変賑やかです。
こちらはラクウショウ。

全体を写真に撮っていて気づきました。
この木、実、付き過ぎ!!(^▽^)

石化って言うのかなあ。成長点が刺激を受けて異常に増殖する現象で、帯化現象とも
言うそうです。一本の茎に100コもお花を付けたユリなどが話題になったりしますが、
この木の枝先でも似たようなことが起こったのかなあ?

とにかくこの木には、他の木以上の実が付きまくっていました。こんな事もあるん
ですね。重くないかなあ。
それから、こちらはテウチグルミの枝の先、冬芽と葉痕の様子です。

微かに緑色を残した枝に黒っぽくて丸い芽。ちょっとはっきりしないけれど、
お猿さんっぽい顔の 葉痕(葉の付いていたあと)。可愛いです。
そして、こちらはもっとメリハリの利いた顔の オニグルミ。

ほほえんでいるお猿さんに見えるかな?それともお休み中の羊さん?
毎年、目が合っちゃう魅力的な被写体です。
昨日今日とパソコン作業が続いておさんぽに行かれませんでした。
明日こそは…p(^へ^)。←どうだかなあ。
ブログ内関連ページ:
2009/12/13付 「散り残りの葉っぱ」
2008/12/ 4付 「お気に入りの紅葉」
2010/11/24付 「シデ三兄弟の紅葉」
2010/ 4/11付 「シデ三兄弟の新芽」