奇妙な冬芽からこっち、ずっと目を引いてはなさないサルトリイバラの木。
今回は、雌株に実った若い実を見てきました。

クリスマスの季節に花屋さんの店頭を飾る 赤い実のサンキライのリース。
ここでも、こうして準備中です。
一度覚えちゃうと、ヤブの中でも目を引きます。
こんなところにもあったんだ!なんて、感心することも多くなりました。

これは最初に出会った株のすぐそば。
雄株しかないと思って遠くまで探しに行ったのに…
なんだ、足下にありましたよ。

放射状に丸い実が付いています。これが真っ赤に色づくまで、
誰も採っちゃあ、嫌ですよ。
柏の葉が採れない地域では、お餅も包むという
サルトリイバラの葉っぱは、水はじきが良いんですね。
5/10は雨上がりでしたので、キラキラの雨粒がたくさんのっていました。
葉の両脇から伸びた巻きひげも可愛い 新芽と、

綺麗な水玉の写真もとってきました。

木から木へ飛び移る 猿をも捕らえる茨といわれ、鋭いトゲにおおわれた
サルトリイバラですが、こんな可愛らしい表情も見せてくれるんですね。
ブログ内関連ページ :
サルトリイバラ
2006/3/9付 「奇妙な木の芽」
2006/3/30付 「木の芽いろいろ その1」
2006/4/5付 「木の芽いろいろ その2」
2006/4/16付 「サルトリイバラの花」
2006/4/28付 「街で見かけた山の木達」