出来ていたり、行き交う人の荷物がお正月用のお花だったり、おせちの材料だったり、
街はますますお正月の準備で慌ただしくなってきましたね。私も今日はバタバタして
いる間に一日経っちゃって、とうとうおさんぽに行かれませんでした。
さて今日の写真はそんなわけで、昨日の続きです。

しっかり冷え込んだ昨日、いつもの公園を健康ウォーキングしたついでに、ちょこっと
足を伸ばしてゴンズイの方へ行ってきました。
これはゴンズイの隣のカラスウリ。葉っぱが落ちてあちこちで目立つようになりましたね。
お目当てのゴンズイはこんな感じ。
2010/12/ 8付 「ゴンズイの紅葉」

葉っぱがすっかり落ちて赤い実のカラが鮮やかです。顔をのぞかした艶やかな黒いタネが
綺麗です。
残ってる葉っぱはたぶん…ツルウメモドキ。
前にもご紹介した ↓ ヌルデの木に絡んだツルウメモドキは
2010/12/ 9付 「散り残りの葉っぱ」
更にたくさんの殻が割れて、赤い実が目立ってました。

なんか、一生懸命開いていて可愛いなあ。
戻ってきて、いつもおさんぽしている公園でラクウショウを見上げてみました。

今年の実。ゴツゴツ残ってます。
来年のつぼみ。ツブツブ下がってます。

春が来たらものすごく高い木のてっぺんの方で、たくさんのおばなが人知れず咲きます。
めばなは手にとって眺められるくらい低いところの枝にも付きますが、
おばなは高いところにしか咲かないから、なかなか見ることはないでしょうねえ。
こちらは落ちた実。

このあいだ、メタセコイアのタネをご紹介したから、ラクウショウもご紹介。
踏まれてバラバラになった実です。このまま持ち帰ったらパズルとして遊べるかなあ?
なんて思って拾ったら、手がヤニでべたべたになって困りますよ。
タネはあんまり実らないと、手元の本には書いてありますが、
このかけらはタネじゃないのかなあ?
まあ、あんまり芽を出しているところは見かけませんが、一度だけ、池のほとりで
幼樹を見ましたけどね。
2009/ 6/15付 「ラクウショウの幼樹」
どんなタネで、どこからどうやって芽や根を出すのかなあ?一度見てみたいですね。
さて、表題のキリの幹の笑顔をご紹介しましょう。

ここのところ、立て続けにキリの大木が切り倒されることの続いた公園で、この若木に
この木は切らないようにと言う、草刈り隊宛のメッセージがついていました。
大きくなるまで育ててもらえそうです。良かったねって近づいていったら、
大きな葉っぱの落ちたあと(葉痕)に、とびきりの笑顔を見つけました。

こんなに嬉しそうな笑顔はなかなか見られないでしょ。
ここのところ、切られてしまった木のそばで 残念な気持ちになることが多かったので、
私も嬉しいです。大きくなってね、可愛いキリの木。
ブログ内関連ページ:
ゴンズイ
2010/12/ 9付 「散り残りの葉っぱ」
2010/12/ 8付 「ゴンズイの紅葉」
2010/11/25付 「ツタの葉、もう一度」
2010/11/20付 「ゴンズイとサンショウ」
ラクウショウ
2010/11/ 2付 「今日から11月」 実
2010/ 7/27付 「雨上がりの公園」
2009/ 6/15付 「ラクウショウの幼樹」
2008/11/27付 「メタとラク」
2008/ 2/13付 「ラクウショウのつぼみ」
2005/ 9/10付 「台風で落ちた実と葉(ラクウショウ)」
ツルウメモドキ
2008/ 5/18付 「ツルウメモドキ」
キリ(桐)
2010/ 2/25付 「結局 冬芽」 キリの葉痕
こんな顔を見つけると、こちらも嬉しくなってしまいますね。
>おばなは高いところにしか咲かない
ははあ、それで見たことがないのか。毎年捜すのですが…。
お返事遅くなりました。
はい、いよいよ、冬芽と葉痕の季節ですね。
同じ木でも、芽や葉痕によって器量が違いますので、
こんなに良い笑顔に出会えるとガッツポーズが出ちゃいます。p(`v`)
冬芽から新しい葉っぱが出てくるまで、
しばらくは遊び相手になって貰おうと思います。
(^v^#)
そうなんですよ。ラクウショウの雄花は
ほんっとに高いところにしか付かなくて
観察しにくいんですよ。
今度、遠くからでも良いから 木の上の方に注目してみてください。
粒々の連なった房のように見えますから。