2006年05月01日

タチシオデ

いろいろな用事の合間を縫って、4/28に隣町の公園をのぞきに
行ったときに、久しぶりに再会して 感激したのは、
この タチシオデという野草です。

06_0501_t_siode1.jpg

大好きな花なんです。(^^)

タチシオデは、ユリ科シオデ属。
花の頃までは茎が「立つ」タチシオデと
芽を出すそばから、巻きひげをのばして他の木や草にからみつくシオデの2種があり、
両方とも、若苗はアスパラガスのような風味の 美味しい山菜になるそうです。

06_0501_t_siode2.jpg

色は地味な緑色ですが、花火のような姿の 愛らしい花を咲かせます。
雄の株と雌の株に分かれる木で、上の写真の株は雄株です。



ほら、綺麗でしょう?大好きな花の1つです。

06_0501_t_siode3.jpg

めしべは退化していて、雄しべばかりが目立ちます。
透き通りそうな緑の花火。自然の造形っていうのは、見事ですよね。



最初立ち上がった茎は、やがてこの↓ような巻きひげで 
あたりの植物にからみつき、
寄りかかりながら 大きくなっていきます。

06_0501_t_siode4.jpg

この巻きひげは 托葉(たくよう)が元になっています。
サルトリイバラと同じですね…というか、サルトリイバラも
シオデ属のお仲間なんですよ。
あちらが「木」の仲間で、こちらのタチシオデが「草」の仲間…ですけれどね。



雄株を見たら、雌株も見てみたくなりますよね。
数が少ないのか、なかなか見つからなかったのですが、
やっと見〜つけた。
これがタチシオデの雌株です。

06_0501_t_siode5.jpg



これじゃ、花までは見えませんね。
それにしても、ユリやホトトギスに通じる 元気な葉っぱです。
赤紫の斑点が目立ちますが、これが目印…というわけではないようです。

06_0501_t_siode6.jpg



もう少し、めばなを拡大してみましょう。
花の大きさは5mmほど めしべが3つに分かれているのが見えますね。
おばなのような 花火の形にはなりません。

06_0501_t_siode7.jpg

この花の実は、秋に黒っぽい液果(瑞々しい果実)になって熟します。
シオデとは違い、実の表面が粉を被ったようになります。
小さな玉コロをまぁるくまとめたように実るので、
なかなか可愛い実になりますよ。秋が楽しみです。



シオデという名は、アイヌの言葉の「シュウオンテ」に由来し、
「牛尾菜」という漢名もあるそうです。
若苗の頃のシオデ、タチシオデは、牛のしっぽによく似ていますので、
この漢名も、言い得て妙だなとおもいました。


posted by はもよう at 23:56| Comment(3) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようが、隣町で久しぶりなどしたのは
隣町で久しぶりとかのぞきに行ったときに
コロンは、隣町で用事を再会したはずだったの。


Posted by BlogPetのコロン at 2006年05月03日 09:04
はもようさん〜〜('-'*)おひさ♪

ん? これシオデだったんだ?? 先日写したの。 
サルトリイバラと間違えてたわァ〜〜!!
暗くて良く写らなかったので、リベンジしなきゃ…
はもようさん〜新学期もお忙しそうですね♪
Posted by かえで☆ at 2006年05月05日 12:51
かえで☆さん、いらっしゃいませ〜。

はいはい、似てると思うお気持ちは、分からないでもない、
タチシオデとサルトリイバラ。

花は似てますが、重要なポイント、タチシオデにも、シオデにも、
トゲがないんです。
サルトリイバラは、
猿をも捕らえる”イバラ”って付くほどのとげっぷりですから、すぐわかるはずです。

日陰が好きなので、私も上手に撮れずに苦労しました。
かえで☆さん、是非、とびきり素敵に撮って見せて下さいよ。
(^Λ^)お願い♪
Posted by はもよう at 2006年05月05日 23:40
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