2010年10月29日

実りの10月

急に気温が下がったかと思えば、平年に戻ったり…。忙しいなあ。週末は台風で
今日は貴重な晴れ間が広がると天気予報で言っていたのに、期待したほどは
晴れず、気温も上がらずで、余分に洗った洗濯物が乾かないです。(--;)
いや〜、困ったなあ。

記事の方はここのところのおさんぽの成果、良く晴れた27日と雨の28日に撮った
公園の植物の写真をご紹介します。
まずはこずえの木の実から。

10_1029_b_totinoki1.jpg

ベニバナトチノキのゴツゴツの実から、つやつやのタネがこぼれてきました。





記事にしたのは17日のことでしたね。

2010/10/17付 「公園の木の実」

猛暑の影響か、例年になく大きな実でしたので、中のタネを見たいなと思って
いましたが、そんじょそこらの栗、ドングリよりも魅力的な見た目のタネなので
競争率が高く、食べられるわけでもないのに、なかなか落ちていないんですけれど、
今年は運良く見つけることが出来ました。

10_1029_b_totinoki2.jpg

一番太いところで4cmほど。堂々たる大物です。でも…写真じゃその大きさを伝えられ
ないのがもどかしいです。ものさし 持っていくんだった。


ベニバナトチノキは 公園などに良く植えられる園芸種で、 
ヨーロッパのマロニエと北米のアカバナアメリカトチノキとの雑種です。

日本のトチノキにも魅力的な実が付きますが、そのままでは食べられないくらい
渋いんです。田舎のおみやげなどになっている'とちもち(栃餅)'は、何度も水に
さらしてアクを抜いて作られています。

ベニバナトキノキの片方の親のマロニエは、パリの街路樹としても有名な木。
なんでも、マロングラッセはもともとマロニエの実を使っていたと言うくらいだから、
このまま食べられないのかなぁ?
栗で作った方が美味しくて、主役の座を追われているくらいだから、食べるのに
やっぱり同じくらい手間がかかるのかなあ。

とにかく、そのままはかぶりつけないほど渋いくせに、なんだってこんなに
美味しそうな外見をしているんでしょうねえ。不思議です。


新芽から、花、可愛かった若い実の様子は過去記事で。↓

2010/10/17付 「公園の木の実」
2010/ 6/ 7付 「初夏の木の実 2」
2010/ 4/25付 「花と冬芽のその後」

今回見つけた ためになるページ ↓

「こだわりのトチノキ学」

いやあ、そのこだわりが素敵です。(*^^)//パチパチ



大きい実の後はちっちゃい実。こちらは赤いイイギリの実です。

10_1029_iigiri1.jpg

取り上げるたびに同じ事を書いていますが、いつもおさんぽしている公園には
イイギリはこの木一本しかないんです。そして、なぜだか低い所には枝がひとつも
ないんです。電信柱のように幹だけがずどーんと生えていて、てっぺんに赤い実が
実っているのが微かに見えるんです。

そして毎年、しかたがないので、落っこちた実と散った葉っぱを眺める…と
言う記事をもう何年か続けています。

10_1029_iigiri2.jpg

まあ、んなこといっても、今年は初夏に神代植物園で雄花を撮れたから良しとします。
イイギリちゃん、末永くよろしくね。(^v^*)

2010/ 5/22付 「神代植物園で見かけた木」 雄花
2009/ 5/22付 「イイギリのめばな」




実は地味だったけれど、ちょこっと色付いた葉っぱと一緒だったらいい感じなのは
キブシ。

10_1029_kibusi.jpg

実はもう終わりかけ。早春の雑木林で、のれんのような花を咲かせていたのが、
コロコロの緑の実になって、色付くわけでもなく、こぼれて落ちる頃、
一部の枝先の葉が、渋めに赤くなります。

デコボコした長いものは来春の花の芽です。キブシの今年もそろそろおしまい。
人目は惹きませんが、渋く秋色のキブシ。なかなか良いものですよ。




それから、そろそろ可愛い姿を見せ始めたのはニシキギの実。
真っ赤に染まる紅葉が 一番の見せ場ですが、赤い葉っぱに隠れてしまう前に
見ておきたい、可愛い赤い実。はい、こちらです。

10_1029_nisikigi.jpg

花も地味だったけれど、実も小さくて葉の陰に隠れがち、でも、心は真っ赤に
燃えてるよ〜って感じですね。

この時期、お仲間のニシキギ科の木々が一斉に実を付けるので、あの木、この木
を見に行かねばと、気もそぞろになっちゃうシーズンです。

とりあえず、この日はマユミを押さえて、まず、2種類っと。

10_1029_mayumi.jpg

今年、マユミの実の付きはいまいちです。暑いのは嫌いなのかなあ?



最後はケヤキの実。
ここのところ、うちの近所のケヤキは受難続きです。大通りの並木がみごとなのが
心密かに自慢だったのに、ここのところ、強剪定される年が続いていて、今の
並木は自慢できる姿ではありません。

高温になる夏も、日照り続きも得意ではなく何となく元気がありません。
そのうえ、街区や区画整理で街をいじるとすぐに、大きな木を切り倒す話になるの
も不満なところ。

10_1029_keyaki.jpg

でもね、木は長生きな生き物。いろんな試練を乗り越えて、人のそばにいてくれた
んですよね。時々我が儘言って困らせちゃうけど、これからもよろしくね。

今年も散り始めたケヤキの種付きの小枝。HPの表紙もこの実が主役の秋仕様に
なっています。
我が街も、このサイトも、象徴する木はやっぱりケヤキ。来年もまたよろしくね。





ブログ内関連ページ:

ベニバナトキノキ
2010/10/17付 「公園の木の実」
2010/ 6/ 7付 「初夏の木の実 2」
2010/ 4/25付 「花と冬芽のその後」

イイギリ
2010/ 5/22付 「神代植物園で見かけた木」 雄花
2009/ 5/22付 「イイギリのめばな」

キブシ
2010/ 4/10付 「キブシの木」
2010/ 3/ 8付 「キブシの花」
2009/12/ 3付 「曇りの日に公園で」
2008/10/17付 「キブシの実と色付く葉」

ニシキギ科
今年の様子
2010/10/ 3付 「見てみたかった実」 ツリバナ
2010/10/ 7付 「コナラのこずえで」 マサキ
2010/ 5/ 5付 「地味めな木の花と新芽」 コマユミ
去年の様子
2009/12/ 9付 「ニシキギ科の仲間達」 ニシキギ、マユミ、マサキ
2009/10/ 1付 「赤い実、青い実、黒い実」 ツリバナ

ケヤキ
2010/ 4/28付 「ケヤキの芽吹きぶり」
2007/11/25付 「ケヤキの紅葉」


サイト内関連ページ:
HP>おなじみの木>町の木>「ケヤキについて」





posted by はもよう at 18:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
話するの?
Posted by BlogPetのコロン at 2010年10月30日 15:43
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