ほど冷え込んじゃうそうです、うちの方。我が家も、子どものお布団に 厚めの掛け布団を
追加しておきました。札幌は初雪ですってね。どちら様もお気をつけください。
今年は、お山のきのこが大量発生!と聞いて出掛けた いつもおさんぽしている公園。
食用と見間違いそうで ちまたを騒がせているきのことは似ても似つかない
へんてこなきのこが大量発生していました。

こちら ↑ は、前の記事のきのこのその後。ちょっと大きくなりました。
大発生していたきのこは今までもこの公園で見たことのあるきのこなんです。
たとえば松葉の間にこんな卵みたいな幼菌で出現して…

カニノツメみたいな姿に育つ…その名も「カニノツメ」。

色と言い、形と言いそのままでしょう。

卵から怪獣…みたいな 変なきのこ。
カニノツメは久しぶりかなあ。
2005/10/24付 「カニノツメ」
ここのところ、よく見かけていたのは先が3つに分かれる「サンコタケ」だったから。
2010/ 7/30付 「雑木林のきのこ」

仏具の三鈷杵(さんこしょ)に似ているからサンコタケ。

カニノツメよりは赤いかな。
2009/12/27付 「サンコタケ」
きのこの図鑑を見ると「アカカゴタケ科」に こんなきのこがたくさん載っています。
腕が2本でカニノツメ、3つに分かれるサンコタケって覚えたのに…
これ…

勢い余っています。拡大してみましょうか?

腕2本のはずが4本もあるよ。これでもカニノツメで良いのかなあ?
まあ、厳密に言うとカニノツメの腕は1本で、途中の折り目に黒っぽいものが
付くから 見かけの2本なんだけれど…。それにしても、上から見たら見かけの
4本になってるって思わなかったなあ。これ、カニノツメで本当に良いんだろうか?
カシの木の下にも卵ぎっしり。

光が透けちゃうような所にもカニノツメがいっぱい。
爪の間の黒っぽいのがグレバと呼ばれる胞子のかたまりです。

サンコタケも、泣く子も黙るほどの悪臭ですが、カニノツメもすごい匂い。
初めてあったときには感じることが出来ませんでしたが、今回は幸か不幸か
数が多くてよけきれませんでした。
蒸れたご飯の臭いが基本の、残飯の臭いに似ていました。(-、-;)とほほ…
こんなきのこしか大量発生してないのかなあ…って、他を探したらキツネノタイマツ。

2007/11/ 3付 「狐の松明」
スッポンタケ科のきのこです。いっぱい出てました。

不気味で臭いの…。悪臭は納豆系。見る間にしおれて、くたって倒れちゃうの。
いっぱい出ても、これじゃあ誰も喜ばないか…。(^^A)
秋はきのこの季節ですが、美味しいの他にも、毒きのこの他にも、
変なきのこも!!大豊作みたいです。\(^▽^)/皆さん、雨上がりには、落ち葉が
いっぱいある公園へ行ってみませんか? 世にも奇妙なきのこが待っている
かもよ。(^v^*)
そう言えば、今日の公園、外来生物の駆除と称して、お池のほとりに 人がたくさん
居ました。ブラックバスとブルーギル退治が目的だそうですが、
いつものウシガエルちゃんが、こわごわのぞいてました。
2010/ 6/10付 「池とその周りの住人たち」

まだ冬眠はしていなかったんだねえ。君も特定外来生物に指定されているけれど、
今回は対象外だから大丈夫よ、たぶん(^^A)。
おじさまのバケツを覗いてみたら、ブルーギルらしきお魚が20匹くらい入っていました。
こんな小さな公園の池にブルーギルを放す人が居たんですねえ。以前、カワセミちゃんが
捕まえても飲み込めなくて、お魚を放したのを目撃したときに、もしかして…と思っては
居たのですがねえ。困ったことです。
あとは…30匹は居たミシシッピアカミミガメをどうするのかも気になります。
明日また、見に行ってみようと思います。
外来生物ねえ…。彼らが悪い訳じゃないのに、可哀想ですけどねぇ。
ブログ内関連ページ:
2005/10/24付 「カニノツメ」
2010/ 7/30付 「雑木林のきのこ」
2009/12/27付 「サンコタケ」
2008/ 9/18付 「きのこのその後」
2007/11/ 3付 「狐の松明」
外来種たっぷりの池、これはまた困ったもんです。
す、素晴らしいですか? こんな変なきのこしか見つからなくても?
まあ、変な方が、名前調べは楽ですけどねえ。(^^A)
ねえ、特定外来種の駆除…居てもらっちゃ困るのは確かですが、
やはり、動くものは「駆除」されちゃうと思うと可哀想で。
草刈り・除草よりは重苦しい気分で、困ったもんだと思います。
ペットショップのあり方にも、なにか対策が要るのかもしれないですねえ。