今まで一株しか見つけていなかった上に、
どこにも実が付いていた痕跡がないものですから、雄株じゃないかなと思えて、
赤くて可愛い実が付くのを見られないんじゃないかと不安だったのですが…、
今回、前回とは違う場所で、雌株を見つけました。ほら、去年の実の名残です。

秋、花屋さんの店先に並んでいた、赤い実の付いたリース、
ショーカードには「サンキライ:山帰来」と書かれていたかも知れませんが…、
あの赤い実がこれです。
昔からよく利用されて来た毒消しで、保存するのでなく、
必要になったら「山」に入って食べて 「帰」って「来」る…
という使われ方をしていた、
それが「サンキライ」の名前の由来だと書いている方も有りました。
なんと公園のフェンスの向こうの藪に 雌株が一株ありました。
実っても、誰にも採られず観察できそうなのは嬉しいのですが、
近づけません。
光学3倍から、7倍ズームが出来るようになったんだから、
せいいっぱいの望遠で写真撮影。

まだ若くて、黄緑ではじっこに赤みの残る葉っぱ。
表面がすべすべしているので、(柏餅の)柏の葉が採れない地方では、
この葉にお餅などを包んだそうですよ。
柏餅じゃなくて 猿捕茨餅…とは言わないのかな?

めばなの花の付き具合に注目。…控えめですね。
で、さらに進んで別の場所で、
もっと小さいけれど、手の届くところに咲いているのを発見。
…いやあ、一度覚えると、次々に見つけられるようになるものですね。
アップでどん!

株が小さい分、めばなの数も少なめですが、
中央にコロンとした子房の付いためばながよく見えます。
花びらは黄緑色。花としては地味ですね。
次に 3月9日「奇妙な木の芽」と
3/30「木の芽いろいろ その1」の一番最後に載せた あの株を見にいってみると…。

こんなに咲いてました。
雌株とは違って、色こそ黄緑で 葉っぱと区別が付かない 地味な色としても、
数は多いのが解ります。
まだ咲き始めでしたが、満開になるとまぁるくなるのかな?
カメラを向けたら、巻きひげでバンザイしてました。
ふふふ…、かわいい♪
花びらの中に雄しべが並んでいるのが見えますね。

雄株と雌株を見つけたから、後は 秋を楽しみに待つばかり♪
真っ赤な実♪是非 見たいな。
ブログ内関連ページ
サルトリイバラ
2006/3/9「奇妙な木の芽」
2006/3/30「木の芽いろいろ その1」
サルトリイバラが来ましたね・・・。
夢喰いさんの部屋にもエントリーされていましたので、秋の実までではなく、お団子で締めていただくようにお願いしておきました・・・(笑い)。
夢喰いさんとこでもとり上げられてましたか。(^^)
後で見にいってこよう♪
お団子まで書いてくださったら楽しいですよね。
でも、思わず画面に指先をぶつけそうになるかも。
食べる気満々で。(てへっ)
コメントに書かれていた「仮雄しべ」
写真に写ってないかしら?とデータを探してみました。
たぶんそうではないか?と思われるモノありましたので記事にしてみました。
またその記事へTBさせていただきました。
TBとコメントありがとうございました。
雌株…見つかりませんか。
う〜ん、無いと寂しいですよね。赤い実も見られないし。
他の木や草が伸びて見つけるのが大変になる前に、
出会えるといいですね。(^^)
こちらからもお返しTBしていいですか?
ええ〜っ?めしべのそばのちっちゃいのが、
図鑑に載ってた 仮雄しべなの?
私の写真にも写っていますよ。
へえ〜、退化型仮雄しべだね。
勉強になっちゃったよ。
後は夢喰いさんがお団子包んだしゃ…じゃなくて、
あとは実が付くのを楽しみに待つばかり〜♪
サルトリイバラの柏餅、珍しいのでネット検索しちゃった。
http://www.ecorient.co.jp/hmp/mm/043/index.html
http://www.office-manatsu.com/manatsu%20site/NewFiles/siryou1.html
やっと雌株を見つけました。ウワミズザクラの花を撮りに行く途中、ヒョイと出くわしました。すでに実になりかかっているものもありました。秋、赤くなるまで無事にいてくれることを祈っています。
サルトリイバラの雌株、あったんですね。良かった。
私は 実りはじめの実を見つけましたよ。
TB送ってみますね。