昨日予定していたおでんを今日に変更。お昼ご飯のあとから用意して、
この秋最初のおでんの日です。美味しくできていると良いなあ。
さて、記事の方ですが、10/7にお気に入りの観察スポット「隣町の公園と
裏の北向きの斜面」でまた、写真を撮ってきました。新しい帽子をかぶって
見てきた秋の花。今度は何が咲いていたかな。

まず、公園の入り口で、プランターのタイワンホトトギスをパチリ。
8月のうちから咲いていた年もあったのに、今年は遅いですよね。
そうそう、それより前の出がけに、いつもノジスミレが咲く場所で返り咲き
してるのを見かけました。

秋はスミレの返り咲きシーズン…だとは思いますが、この暑い気温の中でも
ちゃんと返り咲きするんだなあ…と、しばし感心。
公園内には、特に記事にするようなものもなく、でも、この日ちょっと期待
していたのは、裏の斜面でヤマジノホトトギスが咲いていること。
とことこ歩いて、公園の裏の斜面にでてみます。
草刈りと小雨のダメージから回復しきっていない北向きの斜面にはヒガンバナ。
2009/10/ 4付 「雨の日、隣町で 2」
過去記事と同じ場所ですが、一年でヒガンバナが倍増…いや、それ以上増えている
かも。すごい繁殖力にびっくりです。

そのうち、観光名所になるかなぁ…。 ← いつだよ。
普通なら、草を刈っても刈ってもすぐに復活しちゃう北向きの斜面ですが、
今年は、いつも以上の高温に加えて、9月に雨が降らなかったものだから、
今までに見たことの無いほど、枯れ草が目立っていました。
復活しているのは、ちょっと可愛げの無い位たくましいメンバーばかりで、
可愛いお花は少ないかなあ。
あ、でも、シダのすき間に…白い花が…。
おお、咲いてる咲いてる。(*^o^*)〜♪ ヤマジノホトトギス。

反り返らず、水平に開く花びら。おしべの付け根にまだら模様がない…これが
ヤマジノホトトギス見分けのチェック事項です。
今年は、手前の方はまだ枯れ草の方が多くて、遠くの株にしか花が咲いていな
くて撮影には苦労します。

雑木林の日陰が好きな秋の花。鳥のホトトギスの胸の模様によく似た斑点模様の花。
可愛いなあ。綺麗だなあ。
最近は台湾産と交配、改良したもっと花付きの良い品種が、花だんにたくさん
植えられていますが、やっぱり、野で見る花の方が好きだなあ。
もうちょっと草の刈り方に注意して、大株も残してくれると、見応えのある花が
見られて嬉しいんだけどなあ。
そう言えば、今年は何を思ったのか、カタクリの群生地でもヤマジノホトトギスを
ヒモで囲って保護しています。大株を、残してくれる気になったのかしら?

でもね、そこだけ残されても、カタクリの保護地の真ん中では、近づくことは
出来ません。遠くて誰もお花が咲いているなんて気づかないし、遠すぎて思う
ように写真も撮れません。
ヒモで囲ったところ以外は、一度、がーっと草刈りしちゃったから、刈られ残った
ヤマジノちゃんには、お邪魔ちゃんばかりがからんで、
↓ こんなんとか、

こんなん ↓ とか しか撮れなくて、とっても残念な状態です。

草刈りからの復活には、まだもう少しかかるかな。
タイミングがあった年には保護なんかしなくても、ヤマジノホトトギスの可愛い
お花が、至る所に咲いていたんだけどなあ。
帰り道、うんとこさ手を伸ばして撮った、道ばたの茂みの奥の囲われていない花。

うちでも鉢で育てているけれど、やっぱり、お山で見る方が大きいし綺麗です。
まだ秋は続くし、ヤマジノちゃんたちも、おいおい復活してくるかもしれないです
よね。
野草のたくましさに期待してみよう。
カタクリを守っている皆様、私、カタクリ以外の、いろんな野草も見たいんですよ。
是非よろしくお願いしたいものですわ。
おまけは、刈られても刈られてもあきらめない ノハラアザミ。

保護されたこと無いけれど、頑張ってます。(^o^/)/パチパチ
ブログ内関連ページ:
2009/ 9/22付 「彼岸花、山路の杜鵑など」
2008/ 9/20付 「アキノノゲシなど」
2007/ 9/29付 「ヤマジノホトトギス」
2006/ 9/29付 「ヤマジノホトトギス」