いうほど。やっと新しい帽子をかぶって隣町の公園へおさんぽに行かれました。
撮ってきた写真は整理が済み次第ご紹介しますね。
で、記事の方はまたまた、9/29の隣町。公園で見かけた木の実の様子と、
コナラのこずえで見かけた どんぐりに付きものの可愛い虫をご紹介します。
どっさり実って赤い実をぽろぽろこぼしているアオハダの枝。

たくさん付いているから、まだまだいっぱい残っています。
アオハダは モチノキ科モチノキ属、雌雄異株の落葉高木。
アオハダの実は食べられないけれど、代わりに美味しそうだったのはナツハゼの実。

毎年、色付いていくのを眺めるのを楽しみにしているんです。
2010/ 7/15付 「ナワシロイチゴの実など」 ナツハゼの実
ツツジ科スノキ属の落葉低木。日本のブルーベリーと言われているそうで、
ちょっと酸味の強めの甘酸っぱい実。見た目も可愛いんですよ。

ほら、花落ちの部分がお花の刻印のようになっています。黒く見えるくらいになれば
食べ頃です。今年もたくさんも実っているけれど、この実が食べられるのを知って
いる人はいるのかな?
公園を歩いていってどんぐりの林へ。前回の記事からひと月半。
2010/ 9/ 2付 「隣町の木の実の様子」
遅れ気味かと思われたコナラどんぐりは、一人前の大きさまで成長しました。

あとは綺麗な茶色になれば完成です。今年、数は多くないけれど、実りは
なかなかイイ感じ。
他のコナラどんぐりを撮ろうとしたら…、なにやら動くもの発見!
そっとレンズを向けたらこんな虫が写りました。

どんぐりに細い管を差し込んでいる虫といったら、ほら、あの、どんぐりの中に
潜んでいるイモイモしたムシの 親ですよ。
たぶん産卵中。角度を変えてこっそり、お顔をうかがいます。

おっ、可愛いな。
そしたらもう一匹、枝を歩いているじゃないですか。それっとばかりに
フォーカスをあわせると…↓ こんな姿が撮れました。もぉ、むっちゃ、可愛い。
なにこれ?

またまた検索です。「コナラ どんぐり 虫」で検索して解りました。
この子の名前はコナラシギゾウムシ。
コナラに付く 鳥のシギのくちばしそっくりの口を持つ ゾウムシの仲間です。
細い口でどんぐりに穴を開け、体の向きを変えて穴に卵を産み付けます。
どんぐりの成長にあわせ穴はふさがってしまい、幼虫は安全にどんぐりを
食べて育ちます。
遠足やおさんぽで拾ってきたどんぐりや栗には、たいていこの子のお仲間の
幼虫ちゃんが イモイモ入っているんですよね。翌日の朝 はい出してきて、
大騒ぎになったりしてね…。
幼虫ちゃんの居るどんぐりは無傷のどんぐりなんですね。
逆に、穴が開いているどんぐりからは、出て行っちゃっている可能性が高い
んじゃないかしら? ねぇ?どうなのかなぁ?
ちなみにこのあいだご紹介したマテバシイのどんぐりには、殻が固すぎて
こういった虫が入り込めないそうです。
虫が大嫌いな人には、マテバシイのどんぐり ↓ お勧めです。(^v^*)
2010/ 9/30付 「9月末の公園」
お隣のクヌギの木はこんな感じ。

ちょうどこの枝ては大きなどんぐりは写らなかったけど、今年受粉しためばな、
いうならば、来年大きくなる予定のどんぐりの赤ちゃんは撮れました。
白い矢印のところ、計3つ 写っています。
来年も豊作 ♪ かな。
HP>おなじみの木>山の木>「コナラについて」
HP>おなじみの木>山の木>「クヌギについて」
あとはマサキの実の出来具合を確かめて来ました。
マサキは、ニシキギ科ニシキギ属の常緑小高木生け垣によく使われる木ですが、
隣町の公園では一本ずつ、枝を広げて立っています。結構大きな茂みになりますよ。

可愛いげんこつ小僧がいっぱい並んでいました。この実が赤くなって、
タネを出すまでには、あとどのくらいくらいかかるのかな?
2010/ 7/15付 「ナワシロイチゴの実など」 マサキの花
ブログ内関連ページ:
ひと月半前
2010/ 9/ 2付 「隣町の木の実の様子」
アオハダ
2009/ 5/15付 「アオハダなど」 アオハダとナツハゼの花
2007/ 8/ 9付 「アオハダの実」
ナツハゼ
2010/ 7/15付 「ナワシロイチゴの実など」 ナツハゼの実とマサキの花
2010/12/ 8付 「光の透ける葉」 紅葉
2007/ 5/29付 <「ナツハゼ」/A>
マサキ
2009/12/ 9付 「ニシキギ科の仲間達」 赤い実
2009/ 6/29付 「マサキとモッコクの花」