桜、大丈夫かな?なんて、夜中に確かめたくなるほど大きな音をたてて
風が吹いていました。
でも、だいぶ散ったとはいえ、まだまだ霞のように咲いてます。
ちょっとホッとして、でも、写真撮りに行かれるかな〜。
今日の写真はカラスノエンドウ。

図鑑には大きさの違うお仲間、
スズメノエンドウとカスマグサも一緒に載っています。
見てみたいなとは思っても、身近では見たことがなかったんですけど、
今年初めて、3種一緒に見つけました。
きっかけは去年の秋。ほとんどの草が枯れてしまったあとで、
春を待たずに芽吹く草がいくつかあるのですが、
その中に、特徴的なマメ科の葉っぱを見つけました。
カラスノエンドウと予想しながら眺めていたら、
葉っぱに、丸っこいものと細長いものと2種類あるのに気づきました。
芽生えたてだから?栄養状態が違うの?
疑問を抱えたまま迎えたこの春、もう一度様子を見にいったら、
やっぱり葉っぱがこんなに違います。

他の場所を探してみたら、あのちびっちゃいキュウリグサの花と
同じくらいの小さな花が咲いてます。

お!これはっ!?とばかりに せいいっぱいの接写。

キュウリグサの花とツーショットの
白地に紫のピンストライプの洒落もの。
これこそが、見たい見たいと思っていたカスマグサの花です。
ちっちゃいですよ、5mmほど。
カラスノエンドウの花は15mmほどありますから、
ちょっと驚く大きさの違いです。
カスマグサというのは、カラスノエンドウと
それよりちっちゃいスズメノエンドウの頭文字をとって
「カ」と「ス」の「間(マ)」の「クサ」って言う意味だって
図鑑には書いてあるんですよ。
大きさが違うんだ…としか思っていなかったのですが、
お花も全然違うんですね。
どうです?カスマグサのピンストライプ♪洒落てますでしょ。
もっともっとちっちゃいのがスズメノエンドウ。
葉っぱも細くてこまかいし、花なんて3mmですよ。

白くてほんのり紫が差していて、とっても清楚できれいです。
でもね、肉眼ではよく解りません。3mmですもの。
ほら、むこうのオオイヌノフグリと比べても、
全然ちっちゃいお花です。

この小ささでも、ちゃんとマメ科の花の形をしているのが
びっくりです。
ちっちゃいけれど他の2種よりは、いっぺんにいくつもの花を付けます。
他の2種が2〜3個だとしたら、スズメノエンドウは3〜7個。
ちっちゃい花をルーペで見なくても、花の付き方でだいたい推測できますね。
カスマグサもスズメノエンドウも
草全体の大きさは、けして小さくはありません。
細かくびっしり群生して、しっかりぐんぐん育ちます。
図鑑によればお豆の形も違うんですって。
ちょっと小さくて観察しにくそうですが、もう少し追いかけてみようと思います。
お手軽に もう少し詳しく知りたい方は、
hanaboro先生に聞きましょうね。(^^)
hanaboroさん、おやすみ中だけどヨロシク。
カラスノエンドウに始まる三種は興味深いですね・・・。たまたま今日、カラスノエンドウを見たところでしたのでなおさらでした。
そのうち、エントリーしますので見てやってください。
野外観察にはルーペが必需品とわかっていながら、重いカメラ・三脚を思うと携帯を渋ってしまいます。
もともと、カラスノエンドウは大好きな草で、
毎年咲くのを楽しみにしてはいたのですが、
今回は運良くカスマグサとスズメノエンドウを見つけられて
大喜びです。
nakamuraさんのブログもお花の記事がどんどん増えてきましたね。
カラスノエンドウの記事♪楽しみにしています。
新しいカメラにして、一番楽しみにしていたのは、
小さな花を撮ることだったんです。
とりあえずキュウリグサが大きく撮れて満足だったのですが、
このタイミングでスズメノエンドウに会えるなんて本当にラッキーでした。
以前のカメラでは、写真に撮っても
こんなに鮮明には見られなかったでしょうから、
スズメノエンドウだと解らなかったかもしれません。
観察にはルーペ、必要なんですよね。
葉裏に毛が有る無しで名前が違ったりとかねぇ…。
私もついついめんどくさくて持って行かなくて、
後悔してますよ。(^^;)