2010年08月19日

ツクツクボウシ探し

今日は、昨夜のにわか雨に続いて雲が多く、日差しが無い分気温の上昇も抑えられて、
一息つけそうなお天気です。ただ、湿気ばかりはどうにもならず、ちょっと動けば
汗だくです。(^^A) そう言えば、今朝、洗濯機に放り込んだ洗濯物も、湿っぽいと
言うよりはびっしょり。(--;) 本当に、家族全員良く汗をかいてます。早く乾け〜。

さて、お嫌いな方には申し訳ありませんが、今日も虫さん特集。本日のお題はセミさん
です。

10_0819_tukutuku_b1.jpg

声はすれども姿は見えず。なかなか写真に撮れないあのセミを探してみましたよ。
ちなみに…上のシルエットのセミさんです。おまけ情報もありますよ。







ニイニイ、アブラ、ミンミン…とご紹介してきて ↓

2010/ 8/12付 「蝉の羽に透ける夏」

なかなか見つけられなかったのは、ツクツクボウシ。

声は特徴的なので、居る!って言うのはすぐ分かるのに、姿をとらえることは出来
ませんでした。アブラゼミのようにそこら中にいるわけでもなく、ニイニイゼミの
ように、うっかり低いところに止まって鳴くでも無く。
鳴き声を頼りに近づいても、他のセミのように急いで逃げたりしないので、止まる
高さのお好みとかも分からず…。ツクツクボウシ探しは難航しました。

抜け殻も特徴的ですぐに見つかるんですけどねぇ。

10_0819_tukutuku_b2.jpg

アブラゼミやミンミンゼミの抜け殻より、ずっとスマートで色も薄く、はかなげに
見える抜け殻なんです。

10_0819_tukutuku_b3.jpg

形の特徴といえば、でっかい鼻に見える部分でしょうか。横の細かい溝がありますね。


でも、昨日ついに低いところで鳴いているツクツクボウシに遭遇しちゃったんですよ。
場所は 低木ニワナナカマドの植え込み。高さ2m程度の庭木です。
ドーム状に刈り込まれた植え込みの中で、大きな声で鳴いていました。
そっとのぞき込むと…こんな感じ。


10_0819_tukutuku_b4.jpg

白い矢印の先、白っぽく見えるのが胴体の下の部分。元気良く鳴いているからオスですね。

自分の身の安全に自信があるのか、私が近づいても逃げません。こりゃ、ラッキー!
では角度を変えて、更に分かりやすいアングルをねらいます。

10_0819_tukutuku_b5.jpg

反対側からねらってみました。

パソコンで拡大したお顔の様子はこちら → アップ画像

むこう向いているように見えますが、家に帰ってパソコンで拡大してみたら、
お顔はこっち向きでした。枝に針のようなお口を差して居るのも分かります。


強い日差しの下の 込み入った枝の陰。カメラで撮るの、難しいです。
手ぶれもしちゃうし…。いつ逃げちゃうかも分からないのけど、冒頭のシルエットも
撮ってみました。

スマートな体と、点や模様の少ない 透き通った羽がよく解ります。


ところで、この緊迫した状況で、ちょっとした衝突事故がありました。
私が構えるコンデジに、何かがぶつかったのです。
ギャッと一声鳴いて、あわてて方向転換していくその姿は、アブラゼミ。
そそっかしいやっちゃなぁ。妙に親近感がわくじゃないの。←(^^A)おいっ。


さて、ピンぼけ量産しつつも、何とか見られる一枚が撮れました。それがこちら。

10_0819_tukutuku_b6.jpg

はい、グリーンの瞳も愛らしい、ツクツクボウシくんです。
同じ透き通った羽仲間の ミンミンゼミとの一番の違いは、背中側に白い部分が
無いこと。背中の模様が地味なこと。


ちょうど今朝のさんぽで、ミンミンゼミのどアップが撮れたので比較対象に
張っておきます。

10_0819_minmin_z1.jpg

この子、一段とまん丸だったので目をひいたんですけれど、まずはスタイル。
ミンミンゼミは短め。ツクツクボウシは長め。

目は同様にグリーンで愛らしいけれど、背中に白い模様がある。

10_0819_minmin_z2.jpg

そして羽にも、点々と模様が付いている。

10_0819_minmin_z3.jpg

ツクツクボウシの模様は左右に2個ずつ…ぐらい?
背中の緑の模様も、ミンミンゼミの方がはっきりしていて派手めです。
うん、これで、身近で見られるセミはだいたい揃ったな。

あとは…たま〜に声が聞こえる ヒグラシと、もしかしたら居るのかも…の
クマゼミが撮れればコンプリート。ふむ、引き続き頑張ろう。p(^へ^)



さて、そう言えばセミヤドリガ。(^^;)
また、見ちゃいました。結構、毎日、ひとつ、ふたつは、見ちゃいます。
セミの抜け殻が付いていない木を探す方が難しい 我が街、いつもの公園だもの。
セミに宿って生きる虫が居ても、不思議はないのかな。(^-^*)

雑木林の木の枝に、細い糸で、こんな感じでぶら下がっています。

10_0819_s_yadori_g1.jpg

そばへ行ってまじまじ眺めると、ばつが悪そうに ↓ くねくねします。

アップ画像

地中で何年もじっとしている幼虫ではなく、何日も生きてない成虫をねらい、
大急ぎで大きくなって、セミの寿命が尽きる前に飛び降りて、こうしてぶらぶらした後、
木の幹に貼り付いて羽化。オスを探す…なんていう悠長なことはせずに、メスのみでも、
さっさと卵を残して、次の年のセミの羽化を待つという、非効率的で、運任せの
ライフスタイル。

ただひとつだけ、環境の変化に対応したのが、それまで主なターゲットとしてきた
ヒグラシが数を減らしているという事実。この公園では、それだけを待っていては生きて
いけないと気づいたようです。私が見かける宿主はみんなミンミンゼミでした。

そして、ついに見かけました。アブラゼミバージョン!!

10_0819_abura_z.jpg

そうよね、行き当たりばったりの人生だもの、宿主を選り好んでちゃダメよね。
はい、証拠写真です。
セミヤドリガは、ヒグラシが居なければ、ミンミンゼミにもアブラゼミにも 宿ります。
セミとしては、さぞや迷惑なことでしょうけど、これが彼らのライフスタイルです。



次回は池の生き物、トンボを中心に…なんていかがでしょうか。(^▽^)ノ
良かったら見てくださいね。




ブログ内関連ページ:

2010/ 8/12付 「蝉の羽に透ける夏」

2009/ 8/23付 「セミの出た穴」

2008/ 7/31付 「夏の虫たち 2」
2008/ 7/16付 「鳴き出したニイニイゼミ」
2006/ 7/24付 「ニイニイゼミ」

2009/ 8/ 5付 「公園でセミ探し」

2008/ 9/16付 「セミヤドリガの幼虫など…」
2007/ 8/22付 「ミンミンゼミとヤドリガ」

2007/ 9/29付 「ツクツクボウシ」 成虫
2008/ 8/29付 「8月に出会った虫」 抜け殻



posted by はもよう at 16:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

セミヤドリガのお話、おもしろいですね。
そのうち、クマゼミがやってきますから、宿りがいがあろうというものですが、いかがでしょうか(笑い)。
撮影のご苦労にお座布団を・・・。
Posted by nakamura at 2010年08月21日 05:51
nakamuraさん、こんばんは。

はい、セミヤドリガ。
偶然同じ時期に記事にしたのが'07年でしたっけ…。
気がついたら毎年 何匹も見ますよ。
お座布団ありがとうございます。
でも、撮影にはあんまりご苦労してないです。(^^;)えへへ。

クマゼミですか? 体格がいいから何匹も宿れそうですね。
温暖化が進んでうちの方でも見られるようになったら、
注目してみます。(^v^ )
Posted by はもよう at 2010年08月23日 00:04
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