はじめたなぁと思ったら、すっかり日が暮れる前にひと雨来ました。
みんなぁ、お待たせ(^▽^)v。
さて、今日からまた 数回に分けておさんぽ中に見かけた虫さんを特集します。
お嫌いな方、ごめんなさい。(>人<)
だって…私、生きてるものは たいてい好きなんですもの。まずはおとなしめに
チョウチョを。

んで、後に、セミとかトンボとか…樹液に来る虫とかとか…。
さて、まずはこちら、ムラサキシジミ。

公園の入り口近く、雑木林の日陰の草むら、ドクダミの葉の上に止まっていました。
羽を開いてくれると、とっても綺麗な紫色なんですけどねぇ…。
残念ながら、飛んでいるところは撮れないし、止まっているときには羽は開いて
くれませんでした。
羽裏のもようは検索で見つけた写真と同じだから、ムラサキシジミで良いと思います。

幼虫ちゃんが食べるのはシイやカシの葉で、成虫もその周りでよく見られるそうです。
同じ日、この子もとっても綺麗な青い羽だったんだけれど、残念、閉じたところしか
撮れません。

都会でもよく見かけるヤマトシジミ。
羽の裏に並ぶ チューリップもようがチャームポイント。幼虫ちゃんが食べる
カタバミさえあれば、都会だろうがどこだろうが頑張って生きていきます。
別の日にあったこの子。

羽は開いてくれたけれど、上の写真の子ほど綺麗な青ではなかったのが、ちょっと
残念。でも、羽の周囲の白いレースのような縁取りがおしゃれ。
ガガイモの葉でひと休みしているのはジャノメチョウ。
草原や林野周辺をふわふわと飛ぶ、茶色くて地味で、警戒心の強いチョウ。

この日、羽を開いている姿が撮れたのは、たぶん雨上がりだったから。
羽が濡れちゃったので、乾かしていたのかもしれません。
ずいぶん前にも、ここで写真撮ったよなぁ…。
2007/ 9/14付 「ちょうちょ、ちょうちょ」
この場所が好きなのは、ススキの葉をおなかいっぱい食べて羽化したばっかり
だったからとか、卵を生みに来たからなんてこと…無いかな?
同じ場所にいたのは、最近、数を殖やしつつあるツマグロヒョウモン。野のお花でも
花だんのお花でも、スミレ、パンジー、ビオラの仲間の葉っぱが有れば、そこで
雄々しく生きていく。最近ガーデニングばやりで、どこにでもスミレの仲間が咲いて
いるから大助かり。その上ヒートアイランドとか温暖化とか、なんだか、住みやすい
街が増えてて、分布はどんどん北上中です。

羽の先が黒い、この子はメス。‘妻(メス)が黒っぽいヒョウ柄(豹紋)のチョウ'って
覚えると覚えやすいです。
本当の「つま」の意味は「褄」で、着物の端っこ、打ち合わせの所のこと。
羽の端が黒いって言う程度の意味です。ね、上のチョウチョは黒いでしょ。
でも、オスのツマグロヒョウモンはこんな…

遊歩道に止まっていたのを撮りました。印象は違うけれど、同じツマグロヒョウモン
です。こちらは羽全部がヒョウ柄です。
いつもおさんぽしている公園もお盆が過ぎて 秋の気配。コスモスが咲き始めました。
今年は黄色いお花ばっかりみたい。

早速いろんなチョウチョが飛んできます。
この、地味だけれど、小さいけれど、いったん飛び始めるとすばしっこくて、なかなか
捕まらないけれど、よく見りゃ可愛いお顔のこの子はイチモンジセセリ。
池のほとりで 待ち伏せしたこともあったけれど、
2010/ 8/ 3付 「チョウチョの給水所」
小さめのチョウチョを待つには、やっぱり花だんが便利よね。

黄色いお花には黄色いモンキチョウ。
羽を開いたら、羽のはじには黒い紋が付いているんだよ…の証明のような
光の透けた羽の写真。
黄緑色の目(複眼)、羽の裏の点々の付き方。
小学生が最初に覚える基本のチョウチョ、モンシロチョウと比べてみてください。

ほら、真ん中へんの点…って言うか、白丸?…がひとつ少ないでしょ。
モンキチョウには白っぽいタイプもあるんです。黄色くないけどモンキチョウ。
この点で見分けます。

ほら、こちらは白っぽいモンキチョウ。飛んでるときにはもっと白く見えます。
モンキチョウのあの点は、お日様の光を受けるときらりと光ります。
ほら、朝露と一緒に 光っているのが分かりますか?
「メスには白っぽいタイプもいる」そうですから、こちらは女の子かもしれません。
羽の端っこや足の先など、ほんのり赤みが差してて綺麗ですねぇ。
モンシロチョウとモンキチョウ、ただの色違いだけじゃなかったんですね。
幼虫ちゃんのごちそうは、シロツメクサやアカツメクサ。
…公園にたくさん飛んでるわけだ。
次回はセミです。良かったらまた見てくださいね。(^-^)