2010年08月12日

蝉の羽に透ける夏

台風4号日本海を日本列島に添って北上したそうですが、お住まいの地域では何事も
ありませんでしたか?我が家周辺は、風が少し強くなった程度でほっとしました。

今朝、おさんぽに出掛けたら、ツクツクボウシの声を聞きました。姿を探しましたが、
高いところにとまるセミの姿がかすかに見えたくらいで、よく分かりませんでした。
ツクツクボウシは、我が家の近所では、一番最後に鳴き出すセミです。真夏が過ぎて
残暑になる頃…、あぁ、そう言えば娘が残暑見舞いを印刷してました。
そして、夏休みの宿題が気にかかる頃…そうそう、息子がやっと課題をやり始めました。

今日は今年撮り貯めた、セミの写真をまとめて見ていただきましょう。

10_0812_minmin_z1.jpg

まずはミンミンゼミ。透き通った羽に、夏の木立の緑をすかしてみました。






うちの近所で最初に鳴き出すのは、ちっこいニイニイゼミ。丸っこくて泥まみれの
抜け殻が、梅雨明けやらぬ雑木林でたくさん見つかるところから、セミの夏が始まります。

ただねぇ、ちっこいので、鳴いているところをみつけるのが大変です。
やっと出会えたのは、初鳴きを聞いてからいい加減経った 先週。
滝見物の日に立ち寄ったお豆腐スイーツのお店の桜の枝で、大きな声で鳴いていました。

10_0812_niinii_z.jpg

柄のある羽の小さなセミ。ニイニイゼミ。
鳴き声は単調に「ジー」ですが、数が多いと結構うるさいです。
ここのところ、熱帯夜の日には夜中でも騒いでます。

アップ画像

2008/ 7/31付 「夏の虫たち 2」
2008/ 7/16付 「鳴き出したニイニイゼミ」
2006/ 7/24付 「ニイニイゼミ」




我が家周辺では、今年はセミが多いような気がします。で、圧倒的多数は文句なく
アブラゼミ。もぉ、こいつはどこにでも居ます。

10_0812_abura_z1.jpg

ベランダに飛んできて 至近距離で鳴かれると頭が痛くなるほどうるさいです。
茶色い羽のセミ。鳴き声はジリジリジリ…。
油が煮立つ音に似ているからアブラゼミとというそうです。

そのアブラゼミの 泉のような木を、いつもおさんぽしている公園で見つけてしまい
ました。

10_0812_abura_z2.jpg

なんの変哲もない桑の木ですが、とんでもない数のセミの抜け殻が付いています。

このブログでも過去に、サクラの葉の裏表とか、セミお気に入りのキリの木とか
ご紹介してきましたが、その比じゃないです。
とにかくすき間無くセミの抜け殻が付いています。足元の草むらにも、足の踏み場
がないほど落ちています。
後から後からセミがわいて出てくる セミの泉を連想しちゃいましたよ。

10_0812_abura_z3.jpg

すごい密度。全部がアブラゼミかどうか、確認するのは難しく、もしかしたら、
ミンミンゼミの抜け殻も混じっているかもしれませんが、とにかく大量。

また、来年も見に行こう。
出来たら羽化の季節をねらって見てみたいなぁ。地面から出てきて、次々 木に
登って…。う〜、見てみたいなぁ。

なんて思いつつ歩いていたら、お寝坊セミちゃんの羽化途中にばったり。

10_0812_abura_z4.jpg

「いじめる?」って聞いていそうな うるうるした目で見つめられちゃいました。
いじめませんともさ、早く羽が乾いて飛べると良いね。




さて冒頭の 透き通った羽のミンミンゼミ。
たいしたもので、アブラゼミもミンミンゼミも、自分の体の色に似合った場所に
とまってますね。
上 ↑ の写真見ると、アブラゼミのとまっている木の幹は茶色いでしょ。
ミンミンゼミのとまっていた木の幹は灰色でした。

10_0812_minmin_z2.jpg

同じ桜なのに、ちゃんと、自分の体の色に似たところを選んでとまるのかな?
見つけにくい訳よねぇ。

高いところのセミは大きな声でミーンミーンと鳴いていても、用心深くて近づく
とすぐに逃げちゃいますよね。
あの、こちらに気づいて、あ、危険が迫ってる、でも鳴かなくちゃ、でも危ない、
逃げようかどうしようか…って逡巡する鳴き方がまた面白いです。(^-^)←意地悪

2009/ 8/ 5付 「公園でセミ探し」

ところで、一枚目の透けた羽をとらせてくれたのは、低いところに止まっていた
鳴いていないセミ。動かなければ見つからないと思っていたのか、カメラを近づけ
ても逃げないで、こんなにそばから写真を撮らせてくれました。

10_0812_minmin_z3.jpg

だから、冒頭の写真のあんな構図も撮れたんです。
鳴いていないのはメスだからかな? 前々からの疑問です。


こちらはニイニイゼミの写真と同じ、滝見物の日に、お豆腐スイーツのお店で
鳴いていたミンミンゼミ。

10_0812_minmin_z4.jpg

こちらは確実にオスですが…写真だけで性別判断は出来ないですよねぇ。
疑問解消にはやっぱり、捕まえないとダメかなぁ…。


そうそう、これもまた見ちゃいました。セミヤドリガの幼虫。白いのがそうです。

10_0812_minmin_z5.jpg

あぁ、3匹もしょって重そうだ。
セミのしかも、成虫のみに寄生する変わった習性のガの幼虫です。

本来はヒグラシに付くものらしいんですけれど、我が家周辺では、ヒグラシは急速に
数を減らしましたので、他のセミで我慢しなくちゃならないようです。

今年もまた、ミンミンゼミに付いているのを目撃しました。
アブラゼミに付いているのを見たことはないんですよねぇ、不思議なことに。

この変わった白い虫については過去記事をどうぞ。面白いやつですよ。

2008/ 9/16付 「セミヤドリガの幼虫など…」
2007/ 8/22付 「ミンミンゼミとヤドリガ」



ツクツクボウシは、過去記事に写真があります。抜け殻は、細長くて 色は薄めです。

2007/ 9/29付 「ツクツクボウシ」 成虫
2008/ 8/29付 「8月に出会った虫」 抜け殻

ヒグラシは、たま〜に声を聞きますが、なかなか会えません。
もう少し、涼しくならないと無理かなぁ。それとも、もう少し木が多くないとダメかなぁ。
ちょっと出掛けた先で 声を聞いたりするものですから、また、帰って来てくれないかなと
心待ちにしています。




そう言えば、ベランダでカネタタキも鳴き出しました。
鳴く虫が元気な日本の夏です。(^▽^) よその国から来た人は、さぞや驚かれることでしょうね。






ブログ内関連ページ:

2009/ 8/23付 「セミの出た穴」

2008/ 7/31付 「夏の虫たち 2」
2008/ 7/16付 「鳴き出したニイニイゼミ」
2006/ 7/24付 「ニイニイゼミ」

2009/ 8/ 5付 「公園でセミ探し」

2008/ 9/16付 「セミヤドリガの幼虫など…」
2007/ 8/22付 「ミンミンゼミとヤドリガ」

2007/ 9/29付 「ツクツクボウシ」 成虫
2008/ 8/29付 「8月に出会った虫」 抜け殻



posted by はもよう at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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