よく遊んでよく食べて、楽しい春休みを送っています。
さて、木に咲く赤い花。第1弾ハナノキに続いて、
第2弾はカツラの花をご紹介します。
すんなりした樹形、鋭角に斜上する細い枝、丸っこくて愛らしい葉。
落葉高木のカツラは、今や人気の庭木、街路樹として、
街住まいの人々にとっても大変 身近な木となりました。
新緑のさわやかな緑や、秋のレモンイエローの黄葉が注目されがちですが、
じつはこの木、春先に真っ赤な花を咲かせるんですよ。
カツラの冬芽が赤いことは、すでにご紹介済みですね。

カツラは雌雄異株。雄株と雌株に分かれる木です。
雌株を見分けるのは簡単です。去年の実が残っているから。
めばなはこんな感じの紅色です。

黒く見えているのが、去年の実のカラです。
赤くてひらひらしたものが ふたつずつ出ているのは、めしべの先です。
おばなは、もう少しにぎやかです。

赤くて細いものが飛びだしているように見えますが、これがおしべの先で
花粉が付いているところです。
カツラは風媒花なので、虫さんたちにアピールする必要がないせいか、
花びらもなくシンプルなお花です。
でも、この花が枝一面に付きますと、にわかに 木が真っ赤に染まるのですから、
それはそれで、なかなか華やか♪です。
花が咲き終わると、葉が出てきます。

最初は赤い芽から、

これまた赤い 葉っぱが出て、

少しの間、カツラの枝先は
ちっちゃくて赤い、葉っぱの赤ちゃんたちでおおわれます。
可愛いでしょ。
赤い色は、虫の目には見分けにくい色だそうです。
見分けにくい色でカモフラージュして、少しでも
虫に食われないように工夫しているのかな?
毎日観察に行くわけにもいかないし、次の土曜日にフォローしないといけませんね。
う〜ん、カツラは…残念ながら、お花の季節は終わっちゃったみたいです。
私も取り損ねちゃいましたので、はっきりとは言えないので、
(もうちょっとはっきりおばなの写真を撮りたかったです。)
私の分も良く見て来て下さいね〜。
春はなんだか忙しいですね(笑)
春のカツラの木は変化が早くて、もうすっかり葉が開いてしまいましたね。
これでまた、来年も、
この時期カツラの木の下をうろうろしなくちゃならなくなる訳ですよ。(^^;)
(↑嬉しそうに)
ブログ見てきました。カエデの花をねらっていらっしゃるのですね。
(アメリカ)ハナノキ、カツラと違ってカエデの花は花らしい花ですから、
楽しみですね。
なにかと忙しい春ですが、体に気をつけて、存分に楽しみたいものですね。(^^)
過去の記事にトラックバックさせていただきました。
こちらは、はもようさんの記事から1ヶ月くらい季節が遅れているのかも。はもようさんの記事を見ながら、迫り来る季節にわくわくしています。
様々なシリーズ、とても面白いですね(^^)/これからもぼちぼち遊びにこさせて下さいね。
見ました見ました、TBしてくださった記事♪
ありがとうございました。
すんごい見事な 真っ赤なカツラの大木!
ああ、いいなあ。あんな木を身近で見られて!!
こっちのは公園に植えられた若い木ばかりですので、
あんな風には咲きません。うらやましい限りです。
様々なシリーズ…。
えへへ、あとで検索するには、植物ごとに細かく記事を分けた方がいいのに
ついつい、同じものをまとめちゃいます。
そのうち、HPにまとめられればいいんだけどな。