2010年08月08日

渓流の沿いの木立

昨日は旧暦の七夕。○十年も住んでいるのに一度も行ったこと無いからと 旦那様を
説得して、隣街のそこそこ大きな七夕祭りに行ってきました。あいかわらず、子どもは
誘ってものらず、2人でおデートしてきました。人混みが大嫌いな旦那様には少しだけ
我慢してもらって、綺麗な飾りを堪能。良い匂いもたくさん漂ってきましたが、夕飯
直後だったので匂いだけで満足。それにしても周り中、若いカップルだらけで、もしや
場違い?と、ちょこっと気まず…。(^^;)  でも、楽しかった。行って良かったです。

さて、今日の記事は、木曜日にお山で見てきたシリーズの最後、樹木の仲間編です。
まずはシルエットクイズ。 この花な〜んだ。

10_0808_ageha1.jpg

クロアゲハっ!じゃなくて、お花の方です。






そんなに高いお山ではないので、見られる木々は我が家の近くと、さほど変わりません。
ただひとつ、久しぶりに見られて嬉しかったのは、

10_0808_tama_ajisai1.jpg

タマアジサイ。お山で ↓ 見かけて以来です。

2008/ 8/24付 「タマアジサイなど…」

玉のような丸いつぼみ(で良いのかな)が開くと、←画面 下のほう
真ん中が紫の小さな両性花で、周りに白い装飾花のある素朴な紫陽花が咲きます。

10_0808_tama_ajisai2.jpg

画面真ん中の葉っぱが、タマアジサイの葉じゃないのでややこしい絵になってますが…。


ほどけかけのつぼみ(で良いのかな)はこんな風。つぼみの中からまたつぼみだから、
図鑑ではきっと違う名前が付いているはず。

10_0808_tama_ajisai3.jpg

川のそばが好きな 可愛いタマアジサイちゃん、たくさん咲いてました。
丸いつぼみもまだたくさんあって、これからがお花の盛りですね。



ここは、お山の沢に添った山道。大きな岩がゴロゴロしています。
岩の上を見ると、こんな所にもスギの子、ヒノキの芽が出ています。

10_0808_suginoko.jpg

岩の上にたまっている土に根を張っているだけじゃありません。
岩の透き間に根を差し込んで、がっちりしっかりくっついています。
逞しいなぁ、お山の木。

やがて大きくなってこんな風に、岩を砕くようになるんですよ。

10_0808_suginone.jpg

植物は、ただじっとそこにあるだけで、動きも争いもしないように見えますが、
どうしてどうして、時間の基準をちょいと変えれば、なかなかの豪傑です。


本好きの私が大好きなイギリスの作家の作品に、ファンタジーなんですけれど、
木の精が出てくるものがあって、動きは途方もなくゆっくりなんだけれど、
乱暴者の鬼よりも、強くて頼もしくて大好きでした。

大地を砕く大木の根。格好いい景色です。がんばれ、スギの木、ヒノキの木。



このあとは、いろんな滝を見て楽しむわけですが…

帰り道、タマアジサイの隣に清楚な花房が下がっているのを見つけました。

10_0808_tama_a_botan_d.jpg

なんの花かな?

ボタンヅルですね。

10_0808_botan_d1.jpg

可愛いお花とギザギザのある葉っぱを確認。

10_0808_botan_d2.jpg

センニンソウよりは、日陰の多いお山で出会うことの多いボタンヅル。
しかも、うちの近所では変種のコボタンヅルしか見られないし、貴重な出会いです。
ボタンヅル、お久しぶり。(^v^)



ボタンヅルの並びには、やけに白い葉っぱの目立つ木。

10_0808_matatabi1.jpg

まさかの マタタビですか?

葉を白くして、地味な花の代わりに花のありかを目立たせようとする植物が
いくつか有り、このブログでも過去に、夏の初めに咲くハンゲショウをご紹介
しています。

2009/ 7/ 2付 「半夏生(ハンゲショウ) 」
2009/ 7/22付 「あの花のその後」 ハンゲショウのその後

その樹木版がマタタビの木です。

マタタビはマタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本で、猫が好むのでも有名です。
6月から7月にかけてつる性の枝に下向きに白い花を咲かせるのですが、
花の時期は葉が白く変わるのだそうです。

たまに、お山をドライブしてもらうと、木々の中に白い葉っぱを見かけることが
あるんですよ、近所の山でも。でも、たいていは近づけないような所にあって、
そこにあるのが解っていても写真に撮れないでいた木 だったんです。

葉っぱだけでもいいや…と近づいて、おおっ、実がなってるとまた喜んで…

10_0808_matatabi2.jpg

撮ってみたらば虫こぶだらけのでっこボコ。
なんだぁ…(`O` )残念と思いつつ、家に帰ってネット検索してみたら、あらま、
これこそが、生薬で言うところの「木天蓼(もくてんりょう)」
冷え性、神経痛、リューマチなどに効果ありというお薬でした。
たくさん実っていたけれど、誰か採りに来るのかな?



そのまた隣はクサギの木。お花が咲き始めていました。ユリの香りを軽くした
ようなとっても良い香りがします。

2009/10/13付 「青空と木の実」 クサギの花と実

10_0808_kusagi.jpg

香りにつられて、大型のアゲハが良く蜜をもらいに来ています。

10_0808_ageha2.jpg

はい、冒頭のシルエットクイズの正解は、クサギの花でした。

臭いのは葉や枝を傷つけられたときだけです。お花は本当に良い香り。
うちの近所でもそろそろ咲き始める頃ですが、お山で出会えると、より嬉しい
です。



今日から残暑だそうです。
残暑お見舞い申し上げます。暑い暑いと言っても、もう峠は越しているはず。
楽しい秋になって夏の疲れが出ないように、休み休み頑張りましょう。







ブログ内関連ページ:

2008/ 8/24付 「タマアジサイなど…」

2005/ 8/24付 「ボタンヅルとセンニンソウ」
2008/ 8/20付 「ボタンヅルの花」
2009/ 8/ 8付 「コボタンヅル」

2009/ 7/ 2付 「半夏生(ハンゲショウ) 」
2009/ 7/22付 「あの花のその後」 ハンゲショウのその後

2009/10/13付 「青空と木の実」 クサギの花と実




posted by はもよう at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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